バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

既存医薬品に抗菌作用? 多剤耐性緑膿菌 野洲の薬剤師が発見

2007年11月25日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 多剤耐性緑膿菌に効く抗菌薬を見つけようと独自の研究を進めた高岡さん(野洲市小篠原)大半の抗生物質が効かない多剤耐性緑膿菌(MDRP)に抗菌作用がある物質を既存の医薬品などから見つけたとして、滋賀県野洲市で薬局を営む薬剤師高岡洋五さん(64)=京都市山科区=が、24日までにMDRP感染症治療薬の特許を出願した。 同感染症は治療が難しく、高岡さんは「治療薬の開発につなげたい」と期待を寄せている。 京都新聞 2007-11-25

新規生理活性物質NA00226A、その製造法及びその用途

2007年11月25日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平9-138008 出願日 : 1997年5月14日
公開番号 : 特許公開平10-313886 公開日 : 1998年12月2日
出願人 : 日本化薬株式会社 発明者 : 錦織 隆昭 外4名

発明の名称 : 新規生理活性物質NA00226A、その製造法及びその用途

【課題】ストレプトミセス(Streptomyces)属に属し、生理活性物質NA00226Aを生産する能力を有する微生物を培地に培養し、培養液中に生理活性物質NA00226Aを生成蓄積せしめ、これを採取することにより生理活性物質NA00226Aを得た。
【解決手段】生理活性物質NA00226Aはフォスフォジエステラーゼ阻害剤の有効成分として有用である。

キラーT細胞賦活剤

2007年11月25日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平9-130031 出願日 : 1997年5月20日
公開番号 : 特許公開平10-316585 公開日 : 1998年12月2日
出願人 : 日東電工株式会社 発明者 : 瀧川 雅浩 外1名

発明の名称 : キラーT細胞賦活剤

【解決手段】 防御抗原を含み、皮膚表皮角質層を物理的または化学的に破壊することにより活性化された表皮ランゲルハンス細胞表面に適用するための、該抗原特異的キラーT細胞賦活剤。特に、支持体上に、防御抗原を放出可能な状態で含有する粘着層が積層されてなる粘着テープ製剤の形態であることを特徴とする該抗原特異的キラーT細胞賦活剤。また、上記製剤の使用による哺乳動物の抗原特異的キラーT細胞賦活方法。
【効果】 本発明の抗原特異的キラーT細胞賦活剤は、接種した防御抗原を提示する細胞のみを特異的に殺傷するキラーT細胞を増幅活性化するので、難治療性のウイルス感染症および癌の予防および治療に極めて有用。

遺伝子操作用培地

2007年11月25日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平9-149931 出願日 : 1997年5月26日
公開番号 : 特許公開平10-323181 公開日 : 1998年12月8日
出願人 : オリエンタル酵母工業株式会社 発明者 : 内田 浩二 外2名

発明の名称 : 遺伝子操作用培地

【構成】 本発明の遺伝子操作用培地は抗生物質、ゲル化剤を含有する培地。
【効果】 遺伝子操作に用いる形質転換体の検出のための培地の提供により、安定で、選択性を向上し、研究者の培地調整に関する煩雑な操作を不必要とすることが可能となった。

DNA断片増殖方法、微生物存在状態推定方法、及び有機系廃棄物状態推定方法

2007年11月25日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平9-160013 出願日 : 1997年6月17日
公開番号 : 特許公開平10-323188 公開日 : 1998年12月8日
出願人 : 三洋電機株式会社 発明者 : 井上 高一

発明の名称 : DNA断片増殖方法、微生物存在状態推定方法、及び有機系廃棄物状態推定方法

【課題】 本発明は、簡単に微生物存在状態を推定するためのDNA断片増殖方法、有機物存在状態推定方法、及び有機系廃棄物状態推定方法を提供することが課題である。
【解決手段】 複数の異なるDNA1に対し、熱変性工程、プライマーの熱処理工程、及びポリメラーゼによる複製工程をこの順序で繰り返し行うポリメラーゼ連鎖反応法を一度に用いて、複数の異なるDNA1のDNA断片3eを増殖する。

微生物検出用オリゴヌクレオチド及び微生物検出方法

2007年11月25日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平9-148411 出願日 : 1997年5月23日
公開番号 : 特許公開平10-323190 公開日 : 1998年12月8日
出願人 : アサヒビール株式会社 発明者 : 坂本 幹太

発明の名称 : 微生物検出用オリゴヌクレオチド及び微生物検出方法

【課題】 ビール有害菌メガスフェラ セレビシエ(Megasphaera cerevisiae)菌を検出または同定するためのオリゴヌクレオチドおよびこれを用いる該菌の検出方法を提供すること。
【解決手段】 検体中に存在するメガスフェラ セレビシエ(Megasphaera cerevisiae)菌を選択的に検出するため、メガスフェラ セレビシエ菌の16SリボソームRNA遺伝子をコードするヌクレオチド配列を標的とし、そのヌクレオチド配列と相補的であるオリゴヌクレオチドであって、該オリゴヌクレオチドが特定の配列を有することを特徴とするオリゴヌクレオチドを使用する。




免疫抑制剤FK506(タクロリムス)の発見と開発

2007年11月25日 | 創薬 生化学 薬理学
藤沢薬品 探索研究所 橋 本 道 真
1983 年、免疫学の著しい進歩を背景にして、藤沢薬品・探索研究所では、微生物
生産物から新しい免疫抑制剤の創出を目標にスクリーニングを開始した。慢性関節
リウマチなどの自己免疫疾患治療薬や、臓器移植後の拒絶反応抑制剤は将来ますま
す必要になるものと考えられたためである。これら病態においてはいずれもT細胞
の活性化すなわち細胞性免疫がその発症の機構を担っている。T細胞の活性化には
ヘルパーT細胞 (Th-1) が産生する Interleukin 2 (IL-2) が必要不可欠であり、つ
まりこの IL-2 の産生を特異的に抑制する物質を探索すれば、安全性、有効性の優
れた免疫抑制剤が見出せると考えられた。そこで、スクリーニング系としては IL-2
依存性のTリンパ球反応であるマウス混合リンパ球反応(mixed lymphocyte
reaction ; MLR)を用いた。http://jsbba.bt.a.u-tokyo.ac.jp/past/taikai01/symp3.pdf

FK506を用いたインプラント

2007年11月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2002-565512 出願日 : 2002年2月18日
公表番号 : 特許公表2004-531299 公表日 : 2004年10月14日
出願人 : アボット ラボラトリーズ バスキュラー エンタープライゼズ リミテッド 外1名 発明者 : シュテファン・ヴネント 外3名

発明の名称 : FK506を用いたインプラント

本発明は、特に空洞内または脈管内の、好ましくは冠動脈または末梢脈管収縮または脈管閉塞、特に収縮および狭窄または再狭窄を治療または予防するため、好ましくは再狭窄を予防するためのインプラントであって、FK506を化学的共有結合または非共有結合の形態でまたは物理的に固定された形態で含むインプラント、それらの製造方法および使用に関する。

癌転移抑制剤

2007年11月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平5-238846 出願日 : 1993年8月31日
公開番号 : 特許公開平7-69876 公開日 : 1995年3月14日
出願人 : 日本ゼオン株式会社 発明者 : 津崎 芳成 外2名

発明の名称 : 癌転移抑制剤

【目的】 新規なガン転移抑制剤を提供する。
【構成】 ガン転移の抑制を目的で、有効成分としてβ作働機能を有するカテコールアミン系化合物を使用する。


完全長cDNAライブラリーの作成方法

2007年11月25日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
【公開番号】特開平9-248187【公開日】平成9年(1997)9月22日
【出願人】理化学研究所
【課題】 効率良く5'Cap サイトの標識が可能な新たな方法とこの標識方法を用いた完全長cDNAライブラリーの作成方法の提供。
【解決手段】 mRNAの完全長に対応するcDNAのライブラリーを作成する方法であって、mRNAの5'Cap (7MeG ppp N)サイトに存在するジオール構造に、タッグになる分子を化学結合させる工程、前記タッグ分子を結合させたmRNAを鋳型とし、oligo dTをプライマーとして逆転写によりRNA-DNA 複合体を形成する工程、及び形成されたRNA-DNA 複合体の内、mRNAの完全長に対応するDNA を有する複合体を、タッグ分子の機能を利用して、分離する工程を含む完全長cDNAライブラリーの作成方法。mRNAの5'Cap サイトに存在するジオール構造を過ヨウ素酸ナトリウムで酸化開環してジアルデヒドとし、次いでヒドラジン末端を有するタッグ分子を前記ジアルデヒドと反応させることでタッグ分子を結合させたmRNAを調製する。詳細>>桂川国際特許事務所ekouhou.net