バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

mRNA安定化機構を阻害して抗因子剤として作用する薬剤のスクリーニング系

2007年02月02日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-173792 出願日 : 2003年6月18日
公開番号 : 特許公開2005-6546 公開日 : 2005年1月13日
出願人 : 独立行政法人 科学技術振興機構 外1名 発明者 : 長嶋 和郎 外3名

発明の名称 : mRNA安定化機構を阻害して抗因子剤として作用する薬剤のスクリーニング系

【課題】転写、mRNAの安定性、翻訳、分解等によって多重制御を受けている、ガン遺伝子、サイトカインなど細胞外部からのシグナルにより生理作用が開始する有害な因子群を体内から除去するために、これらに作用する薬剤のスクリーニング方法を提供すること。
【解決手段】AUUUA配列からなる繰り返し配列を有するRNAの切断及び再結合に対する被験物質による影響を測定すること、特に、スクリーニング系に蛋白質及びトポイソメラーゼIが共存し、該トポイソメラーゼIにより、前記RNAの再結合が行われることを特徴とする、前記RNAの安定性を減少させる物質のスクリーニング方法。

セラミド輸送を促進する薬剤、セラミドの膜間移動を促進する活性の測定方法

2007年02月02日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-274232 出願日 : 2003年7月14日
公開番号 : 特許公開2005-35926 公開日 : 2005年2月10日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 外1名 発明者 : 花田 賢太郎 外2名

発明の名称 : セラミド輸送を促進する薬剤、該薬剤を製造する塩基配列、セラミド遊離を促進する活性の測定方法、及びセラミドの膜間移動を促進する活性の測定方法

【課題】 セラミド輸送を促進する薬剤、該薬剤を製造する塩基配列、セラミド遊離を促進する活性の測定方法、及びセラミドの膜間移動を促進する活性の測定方法を提供すること。
【解決手段】 配列番号1のアミノ酸配列を有するタンパク質を有効成分として含有するセラミド輸送を促進する薬剤、配列番号3の塩基配列、セラミドを含有する脂質膜とセラミド遊離を促進する薬剤とを混合して得られた混合物を遠心法で分離することにより上清を得、得られた上清に含有されるセラミドを定量するセラミド遊離を促進する活性の測定方法、並びに受容膜とセラミド輸送を促進する薬剤とセラミドを含有する供与膜とを混合して得られた混合物に選択的膜凝集剤を添加後、遠心法に供して受容膜と供与膜を分離し、分離した受容膜及び供与膜が含有するセラミドを定量するセラミドの膜間移動を促進する活性の測定方法。

バイオ塾情報創庫 新着情報 2007-02-02

2007年02月02日 | 医薬工学 製剤 DDS
◇頻繁に変異が発生する病原性微生物に対して、広汎かつ高い有効性を有するRNA干渉ポリヌクレオチド混合物
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2007/02/blog-post.html
◇クリプトスポリジウム症の治療又は予防薬
  バイオ塾情報創庫DB 2007-02-02
◇SARS感染発症の防止に有効性があり安全性の高い組み換えウイルス
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2007/02/sars.html
◇インターフェロンアルファを誘導する免疫刺激オリゴヌクレオチド
  バイオ塾情報創庫DB 2007-02-02
◇日本脳炎ウイルス抗原及びその製造方法
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2007_02_01_archive.html
◇PARP抑制剤の試験管内での検出法
  バイオ塾情報創庫DB 2007-02-02
◇ムチン関連医学文献書誌情報 2007-02-02
  バイオ塾情報創庫DB 2007-02-02
◇抗細菌セファロスポリン類
  バイオ塾情報創庫DB 2007-02-02

ゲノム多様性をもつRNA干渉ポリヌクレオチド混合物の設計方法

2007年02月02日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2005-55064 出願日 : 2005年2月28日
公開番号 : 特許公開2006-238724 公開日 : 2006年9月14日
出願人 : 国立感染症研究所長 外2名 発明者 : 武部 豊 外3名

発明の名称 : RNA干渉ポリヌクレオチド混合物の設計方法、RNA干渉ポリヌクレオチド混合物の設計装置、RNA干渉ポリヌクレオチド混合物の作製方法、RNA干渉ポリヌクレオチド混合物の設計プログラム、及びRNA干渉ポリヌクレオチド混合物

【課題】 高いゲノム多様性をもち、頻繁に変異が発生する病原性微生物に対して、広汎かつ高い有効性を有するRNA干渉ポリヌクレオチド混合物を提供する。
【解決手段】 設計装置20は、HIV-1のゲノム又は転写産物もしくはこれらの特定の部分配列についての配列情報を複数取得し、これに基づいて、標的サイトの塩基配列情報を複数取得し、この標的サイトの塩基配列情報に基づいて、標的サイトに対するsiRNAの塩基配列情報を複数取得する。そして、取得したsiRNAから、HIV-1のゲノム多様性および変異の発生に対応可能な、より好ましい組み合わせを選択する。組み合わせの選択は、siRNAの組み合わせがHIV-1の配列情報のうちのいくつに対してRNA干渉可能かに関する網羅性と、HIV-1の配列情報のうちの一の情報に対しRNA干渉可能なsiRNAが組み合わせのうち幾つあるかに関する重複性と、に基づいて行う。

バイオセキュリティシステム

2007年02月02日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-66661 出願日 : 2005年3月10日
公開番号 : 特許公開2006-252099 公開日 : 2006年9月21日
出願人 : 国立感染症研究所長 外1名 発明者 : 篠原 克明 外2名

発明の名称 : バイオセキュリティシステム

【課題】感染症の原因となる細菌、ウイルスなどの病原体に対して高度でより安全なバイオセキュリティシステムを実現すること。
【解決手段】バイオセキュリティシステム1は、感染症の原因となる病原体のセキュリティ管理を行なうものであって、病原体を収納する病原体容器10に装着され、病原体容器単位で管理情報が記憶されるICタグ11と、ICタグ11と管理情報を送受信する複数の端末2、4、5と、複数の端末2、4、5と通信回線を介して接続されるサーバ3とを備える。そして、このバイオセキュリティシステム1は、複数の端末2、4、5とICタグ11との管理情報の送受信に基づいて、病原体の履歴管理をサーバ3により病原体容器単位で一元的に行なうものである。

日本産魚類の差別的標準和名の改名最終勧告

2007年02月02日 | 海洋 水産
 日本魚類学会(松浦啓一会長)は、「メクラ」や「オシ」など差別的な言葉を含む魚の名前の改名を決め、1日公表した。変更は32種に上る。朝日新聞 2007年02月01日

◇日本産魚類の差別的標準和名の改名最終勧告
(2007年1月31日,日本魚類学会評議員会により承認; もとの和名は原則として中坊編(2000)による;そうでない場合は,説明を加えた;改名済み1種を含む)http://www.fish-isj.jp/info/j070201_a.html

ツボカビ症の確認受け対策 野生カエルへの感染防止

2007年02月02日 | NEWSクリッピング
 世界各地でカエルなどの両生類に壊滅的打撃を与えているツボカビ症が国内でも確認されたことを受けて、環境省は1日、野生カエルへの感染を防ぐため、ペットとして輸入される外国産カエルの流通状況調査などを行うことを決めた。特に希少なカエルが多い南西諸島(鹿児島、沖縄)での対策に力を入れる。 朝日新聞 2007年02月01日

ES細胞研究で国際学会が指針 倫理問題で3分類

2007年02月02日 | NEWSクリッピング
 様々な組織や臓器になり得る万能細胞として、再生医療への期待が高い胚(はい)性幹細胞(ES細胞)について、国際幹細胞学会が研究実施上の国際指針を作った。各国での適切な規制実施や国際共同研究の円滑化につなげるのが目的で、欧米や中国、日本など14カ国の研究者や生命倫理学者らが検討に参加した。1日付の米科学誌サイエンス(電子版)に掲載される。 朝日新聞 2007年02月02日