バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

国際的なピア・レビューの支持を受けた史上最大のバイオバンク(英国)

2006年09月21日 | NEWSクリッピング
史上最大規模のバイオバンク1 が、英国内で50 万人を募集し医療データと医用素材を得ることに対して、国際的な専門家の委員会から承認を得た。この承認は、イギリスのマンチェスター地域での被験者3,800 人による3 ヵ月間の試験フェイズに続くものである。この初期フェイズは、資金提供者達とピア・レビュー実施者達の両方に感銘を与えた。NEDO 海外レポート985

血糖上昇抑制且つ血圧上昇抑制作用を有する機能性素材

2006年09月21日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2002-241115 出願日 : 2002年8月21日
公開番号 : 特許公開2004-75638 公開日 : 2004年3月11日
出願人 : 沖縄県 発明者 : 鎌田 靖弘 外4名

【課題】血糖値や血圧等により、病気の予防・遅延を心がけるには、日常的に摂取できる天然起源由来の素材の提供が必要であり、到来する超高齢化社会の要望である。
【解決手段】アキノワスレグサ、イタドリ、オオイタビ、オオゴチョウ、カタバミ、クマツヅラ、サツマイモ、ジュズダマ、ツルグミ、ツルソバ、トウアズキ、トウガン、ニガニガグサ、ノカラムシ、ノビル、パパイア、ビョウヤナギ、モクセンナおよびヤマモモからなる群から選ばれた1種類以上の生物素材の乾燥粉末又は抽出物中の成分が作用するように乾燥および抽出条件を定めたことを特徴とする血糖上昇抑制(抗糖尿病・抗肥満)剤、血圧上昇抑制(抗高血圧症)剤、α-アミラーゼ阻害剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、アンジオテンシン(1)変換酵素阻害剤、食品および食品添加物。
【効果】上記生物素材を用いた食品や食品添加物等は、糖尿病、肥満及び高血圧症の予防・遅延に有効である。

アキノワスレグサの有効利用:睡眠改善剤

2006年09月21日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2004-245141 出願日 : 2004年8月25日
公開番号 : 特許公開2006-62998 公開日 : 2006年3月9日
出願人 : 株式会社琉球バイオリソース開発 発明者 : 稲福 盛雄 外3名

発明の名称 : 睡眠改善剤

【課題】 アキノワスレグサの有効利用を図るため、アキノワスレグサの植物自体の摂取より、よりよい睡眠改善作用や、ACE阻害活性作用を奏し得るその発酵処理物、及びその発酵植物を含有する食品素材・食品を提供することにある。
【解決手段】 アキノワスレグサを発酵処理することにより、該植物そのものより睡眠改善効果を奏することができ、且つ、食味を改善し、その乳酸発酵処理物では、ACE阻害活性効果を奏する発酵処理物を得ることができる。さらに、前記の作用を強化させた利用価値が大きい食品素材・食品を得ることができる。

ハナビラタケ由来IgA産生促進剤

2006年09月21日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2003-330288 出願日 : 2003年9月22日
公開番号 : 特許公開2005-97133 公開日 : 2005年4月14日
出願人 : ユニチカ株式会社 発明者 : 山本 恭介 外1名

発明の名称 : ハナビラタケ由来IgA産生促進剤

【課題】 ヒトでの病原性微生物による感染、家畜やペットの病原菌感染、花粉やハウスダストによるアレルギー反応を予防、治療する作用を持ち、かつ副作用のないIgA産生促進剤を提供する。
【解決手段】カラマツの大鋸屑、小麦粉、栄養分(バナナ、蜂蜜、エビオス、ペプトン、塩化カルシウム、ハイポネックス)および水を、大鋸屑:小麦粉:栄養分:水=100:11.5:1.9:51の重量比で含む菌床基材を用い、ハナビラタケを23℃の温度下で、56日間放置することによりハナビラタケ子実体を得、このハナビラタケ子実体または/およびその処理物、あるいはハナビラタケ菌糸体または/およびその処理物を有効成分とするIgA産生促進剤。

<食壇>MSG(グルタミン酸ナトリウム)の再値上げとその背景

2006年09月21日 | 飼料 水畜産
 原油高騰に端を発する数々の食品添加物の値上げがクローズアップされるなか、その根幹をなすグルタミン酸ナトリウム(MSG)の値上げが秋口をメドに国内市場で再度行われることになりそうだ。特にMSGの原料となる原糖・糖蜜は数年来の深刻な玉不足に陥っており、平穏時に比べ2~3倍と依然として高値での推移。石油高騰に伴うエネルギー費用も上昇の一途を辿り、さらに海上運搬費の上昇も不利に働き、改善の見通しが立っていない。 食品化学新聞>2006年09月14日号

キユーピー、高分散型植物ステロール発売へ

2006年09月21日 | NEWSクリッピング
卵黄リポたん白との複合技術を駆使
 キユーピーは、難溶性の植物ステロールに卵黄リポたん白を吸着させて水分散性を高めた植物ステロール製剤「Qsterol(Qステロール)」を開発し、年内をメドに本格供給に乗り出す。昨秋の上市以来、大ヒットを記録したマヨネーズタイプのトクホ商品「キユーピーディフェ」の植物ステロール配合技術を応用した粉末製剤。 食品化学新聞>2006年09月14日号