バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

米国栄養評議会(CRN)「ビタミンとミネラルの安全性第2版」

2006年09月06日 | 医療 医薬 健康
Vitamin and Mineral Safety 2nd Edition
http://www.crnusa.org/00safety_toc.html
●日本語版の発行は6~7月●
 2nd Editionは97年に発行されたHathcock博士らの著書「Vitamin and Mineral
Safety」の第2版。この第2版は日本語版が6~7月頃に第一出版から発行に
なる。Hathcock博士の講演の座長を務めた東邦大学医学部大橋病院検査医学研究
室の橋詰直孝教授が明らかにした。BTJ /HEADLINE/NEWS 2006/09/06 SOLUTIONS 第883号 http://biotech.nikkeibp.co.jp/

マウスで発生したラットの精子を用い正常ラット個体の作成に成功

2006年09月06日 | NEWSクリッピング
 篠原 隆司教授(京大)らのグループは、顕微受精法を用いることで、マウスで発生したラットの精子を用い正常ラット個体の作成に成功しました。顕微受精法はヒトの不妊治療で幅広くもちいられている方法です。篠原教授らは、1)ラットの精子幹細胞をマウスの精巣内へと移植し、2)発生したラット精子を回収後、3)それをラット由来の卵子内へ注入し、4)ラットの仮親の子宮内へラット胚を移植することで、ラットの産仔を得ることに成功しました。こうして生まれてきたラットは「仮父親」がマウス(遺伝的にはラットが実の父親)で、母親はラットということになります。興味深いことに、凍結融解した精子形成細胞を利用した時のみラットの子孫を得ることができました。 京都大学ニュースリリース2006-08-29
http://blog.goo.ne.jp/riibs/e/81016a6305c24a8ab97c4fbb2a916f09

免疫監視の再生と制御・強化

2006年09月06日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
Rap1 G蛋白は元来Ras拮抗性G蛋白として同定され、細胞増殖、細胞接着の制御に重要な役割を果たすことが近年明らかになりつつある。我々は免疫造血系におけるRap1 G蛋白の機能を明らかにする目的で、Rap1シグナル系の遺伝子改変マウスを作成し解析を進めている。
湊 長博:http://www.genome.tokushima-u.ac.jp/dei/is/result/2003/001.html

T細胞2種類が肝臓を保護 京大グループが解明

2006年09月06日 | 医療 医薬 健康
 生体肝移植を受けた患者では拒絶反応がまったく起きない「免疫寛容」になるケースがあるが、こういった患者の肝臓には免疫に関与する「T細胞」のうち2種類が増えていることが、京都大医学研究科先端領域融合医学研究機構の小柴貴明特任助教授らの研究で分かった。これらのT細胞が肝臓を守っているとみられ、拒絶反応を抑える画期的な治療法につながる発見という。京都新聞2006-09-06

「制御性T細胞を用いた肝・小腸・肺・膵島移植における免疫寛容の誘導」
  京都大学ニュースリリース2006-04-12


がんと食生活の重要性に疑問を投げかける論文発表

2006年09月06日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
 --- ビタミンなどの積極的な摂取はがん予防に効果なし!? ---
がんと食生活の関連性をみた59の試験に対するメタアナリシス研究。ビタミンや食物繊維の摂取など健康的な食生活が、がん患者の死亡率や再発率に有効であるかどうかを調べた結果、食生活の有用性を証明できなかったというものだ。がんナビ2006-07-25

最適な治療に向けニーズ高まる遺伝子検査

2006年09月06日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
 --- 白血病・リンパ腫から固形がんにも適応広がる ---

 白血病を中心に、がんの染色体検査、遺伝子検査の件数が増加している。治療薬の効果予測・判定だけでなく、より早期に別の治療薬、治療法を選択することにも利用され始めている。がんの早期診断に向けた開発も進んでいる。日経BP>>がんナビ

野菜に含まれるポリフェノール類やビタミンなどの有効成分は、加熱調理によってどのくらい失われますか?

2006年09月06日 | 医療 医薬 健康
 野菜や果物に豊富に含まれるポリフェノール類は、活性酸素が引き起こす様々な生活習慣病の予防に役立つとされる注目の機能性成分です。フラボノイドとフェノール酸化合物に大きく分類されます。これらの成分は一般に熱には強いようです。たとえば、タマネギに含まれる黄色の色素「ケルセチン」(フラボノイドの一種)は、タマネギを40分間炒めてもほとんど減少しないと報告されています 。食生活情報サービスセンター