バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

皮膚細胞におけるATP産生促進剤

2006年09月09日 | 医療 医薬 健康
化学式(1)(式中のR1、R2はそれぞれ水素、アルキル基、アリール基、アシル基、酢酸エチレンから選ばれる)

出願番号 : 特許出願2005-52516 出願日 : 2005年2月28日
公開番号 : 特許公開2006-232768 公開日 : 2006年9月7日
出願人 : 日本メナード化粧品株式会社 発明者 : 山羽 宏行 外1名

発明の名称 : ATP産生促進剤

【課題】皮膚細胞におけるATP産生を促進し、皮膚の老化の予防、症状の改善に有効な剤を提供する。
【解決手段】本発明は化学式(1)で表される、市販されているトコフェロールから常法により合成化合物/またはその塩を含有することを特徴とする皮膚細胞におけるATP産生促進剤に関する。本発明の化学式(1)で表される化合物および/またはその塩は、皮膚細胞におけるATP産生促進作用を有し、皮膚の老化に伴う乾燥、小じわ、くすみ、キメの乱れ等の症状の改善に有用である。

北大、牛の乳房炎の早期診断システムを開発

2006年09月09日 | NEWSクリッピング
 北海道大学農学部の川村周三助教授は、酪農経営に大きな打撃となる牛の病気、乳房炎を早い段階で把握するため、搾乳時にリアルタイムで診断できるシステムを開発した。生乳の成分も同時に分析でき、乳房炎になりそうな乳牛の早期の発見・治療で損害を抑えるだけでなく、高品質な生乳生産にも生かせる。道内の酪農家の競争力を高めるシステムとして実用化を目指す。 日経ネット(地域)2006-09-09

フルボ酸を用いるI型アレルギー抑制剤及びI型アレルギーの発症抑制方法。

2006年09月09日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-53656 出願日 : 2005年2月28日
公開番号 : 特許公開2006-232785 公開日 : 2006年9月7日
出願人 : 国立大学法人 筑波大学 発明者 : 礒田 博子 外2名

発明の名称 : フルボ酸を用いるI型アレルギー抑制剤及びI型アレルギーの発症抑制方法。

【課題】 腐植物質に含まれるフルボ酸とI型アレルギーの発症機序との関係を解明し、フルボ酸によってI型アレルギーの発症を抑制する。
【解決手段】 抗原感作段階又は/及び抗体感作段階や細胞の脱顆粒段階をフルボ酸によって抑制するI型アレルギーの抑制剤や前記フルボ酸を少なくとも含む組成物を提供する。また、フルボ酸を用いて特異的減感作を行うことによりI型アレルギーの発症を抑制する方法、特に抗原感作段階又は/及び抗体感作段階をフルボ酸によってI型アレルギーの発症を抑制する方法を提供する。あるいは、フルボ酸を用いて非特異的減感作を行うことによりI型アレルギーの発症を抑制する方法を提供する。

急性冠状動脈症候群の診断マーカーおよびその使用方法

2006年09月09日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-57388 出願日 : 2006年3月3日
公開番号 : 特許公開2006-234823 公開日 : 2006年9月7日
出願人 : バイオサイト インコーポレイテッド 発明者 : バルカース,ガナース・イー 外3名

発明の名称 : 急性冠状動脈症候群の診断マーカーおよびその使用方法

【課題】急性冠状動脈症候群の診断および評価の方法。
【解決手段】特に、患者の試験サンプルは、1またはそれ以上の心筋傷害に特異的なマーカーおよび1又はそれ以上の心筋傷害に非特異的なマーカーを含むマーカーのパネルの構成員の存在および量について分析される。種々のマーカーは、このような診断および評価のためのマーカーのパネルの組み立てについて開示される。種々の見地として、安定狭心症、不安定狭心症および心筋梗塞の早期の検出および識別の方法を提供する。これらの方法は、有益な処置および治療を受けられる患者の数を非常に増加させ、間違った診断に関係した費用を減少させる、迅速で、高感度の特異的なアッセイを提供し、また、患者の予後についての重要な情報を提供する。

葉緑体分裂の仕組み解明  植物の起源に迫る成果

2006年09月09日 | NEWSクリッピング
 植物の光合成に必要な葉緑体が、細胞内でリング状の“装置”を使って分裂、増殖する詳しい仕組みを黒岩常祥立教大教授らの研究チームが解明、8日付の米科学誌サイエンスに発表した。 京都新聞2006-09-08

日本植物生理学会賞 黒岩常祥立教大教授
ミトコンドリアと色素体の分裂装置の発見からオルガネラ生物学の新展開ー真核生物の構築基盤となる”シゾン”の3ゲノムの完全解読ー
第46回日本植物生理学会年会講演要旨集 pp.A1-A1

中皮腫の早期診断法開発へ  がん抑制遺伝子目印に

2006年09月09日 | NEWSクリッピング
 アスベスト(石綿)が原因とされるがんの一種、中皮腫を早期に診断できるように、がん抑制遺伝子に分子がくっつく異常を目印にした診断法の開発を進めると、アスベスト関連疾患研究センター(岡山市・岸本卓巳センター長)が8日、発表した。 中皮腫はコンピューター断層撮影(CT)などでの早期発見が難しい。わずかな血液で精度良く診断できるように、2007年度までに基礎研究を終えたいとしている。京都新聞2006-09-08 

αーリポ酸にL-カルニチンを配合してミトコンドリアの機能が回復して細胞の老化を防ぐ

2006年09月09日 | NEWSクリッピング
 資生堂が、2005年9月から販売しているサプリメント「サプレックス α-リポ酸」をリニューアルする。カリフォルニア大学が保有する特許処方の使用権を得て「Lカルニチン」を新配合した点が大きな特徴。リニューアル後の商品名は「サプレックス α-リポ酸(N)」。9月21日から販売を開始する。日経ヘルス2006-08-21
◇代謝を増強し酸化ストレスを防止するための食物組成物
  ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア
  特表2001-508804号 (特許第3537832号)
【要約】
哺乳動物宿主の加齢細胞の代謝速度が、有効投与量のアセチル-L-カルニチンのようなカルニチンと、リポ酸のようなミトコンドリアに活性な抗酸化剤を宿主に経口投与することにより、反応性酸素種の代謝生成を付随的に増加させることなく、増大せしめられる。

フリーラジカル損傷を減少させる栄養補助食品及び関連方法

2006年09月09日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-259879 出願日 : 2005年8月11日
公開番号 : 特許公開2006-51035 公開日 : 2006年2月23日
出願人 : アクセス ビジネス グループ インターナショナル リミテッド ライアビリティ カンパニー 発明者 : ルオ フアン 外5名

発明の名称 : 栄養補助食品及び関連方法

【課題】植物化学物質及び他の栄養素の栄養欠乏を修正し、抗酸化物の量を改善し、且つフリーラジカル損傷を減少させる、果物、野菜、ハーブ、及び任意にビタミン、ミネラル及び特殊成分のユニークな組合わせを含む栄養補助食品の提供。
【解決手段】補助食品は、果物成分と、野菜成分と、ハーブ成分とを含むことができ、ここで、果物成分は、ザクロ及びシトラスバイオフラボノイドの少なくとも1種であり、野菜成分は、アスパラガス、ルテイン、リコペン及びクレソンの少なくとも1種であり、ハーブ成分は、バジル、オレガノ及びローズマリーの少なくとも1種である。

砂漠人参「カンカ」に、血圧を下げる新有効成分発見

2006年09月09日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
 中国のタクラマカン砂漠に自生する、滋養強壮作用を持つ砂漠人参「カンカ」
に、高めの血圧を下げる作用を持つ新しい有効成分が含まれることを、近畿大
学薬学部の村岡修教授と京都薬科大学生薬学教室の吉川雅之教授らが明らかに
した。日経ヘルス 2006.9.7

植物から耐熱性、強度に優れる新プラスチック 大阪大学

2006年09月09日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 大阪大大学院工学研究科の金子達雄助手=写真=は、明石満教授と共同で、植物を原料にした新しい生分解性プラスチックを開発した。従来にない耐熱性と強度を持ち、自動車や航空機などの部品、住宅建材など、幅広い用途への応用が期待できそうだ。2005年07月24日 読売新聞