バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

癌治療のための細胞抗原をコードするヌクレオチド配列の担体としての微生物

2006年09月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-571470 出願日 : 2003年2月13日
公表番号 : 特許公表2005-518795 公表日 : 2005年6月30日
出願人 : 504316207 発明者 : ラップ,ウルフ,アール. 外3名

発明の名称 : 癌治療のための細胞抗原をコードするヌクレオチド配列の担体としての微生物

本発明は、1つの細胞抗原をコードする1つのヌクレオチド配列を含む微生物であって、そのゲノム内に次の成分:I)腫瘍細胞の1つの抗原の少なくとも1つのエピトープをコードする1つのヌクレオチド配列および/またはそれから腫瘍が発生する組織細胞に対して特異的な1つの抗原の少なくとも1つのエピトープをコードする1つのヌクレオチド配列;II)必要に応じて、免疫系の細胞を刺激する1つのタンパク質をコードする任意の1つのヌクレオチド配列;IIIA)細菌の外面上で成分I)および随意のII)の発現産物を発現する、および/または成分I)および随意のII)の発現産物を分泌することを可能にする輸送系をコードする1つのヌクレオチド配列;および/またはIIIB)哺乳類細胞の細胞質中の微生物を溶解させるため、および溶解した微生物中に含有されるプラスミドを細胞内に遊離させるために使用された1つのタンパク質をコードする1つのヌクレオチド配列;およびIV)成分I)からIIIB)の1つもしくは複数を発現させるための、微生物中で活性化可能な、組織細胞特異的、または非細胞特異的である活性化配列が導入されていて発現可能であり、このとき成分I)からIV)の各々は1つまたは複数配列することができる微生物、ならびに薬剤を製造するための当該微生物の使用に関する。

アルギン酸オリゴマーからなる免疫機構賦活剤

2006年09月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-385701 出願日 : 2003年11月14日
公開番号 : 特許公開2005-145885 公開日 : 2005年6月9日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 小田 達也

発明の名称 : アルギン酸オリゴマーからなる免疫機構賦活剤

【課題】 アルギン酸を分解して調製したアルギン酸オリゴマーからなる新規免疫機構賦活剤及び該免疫機構賦活剤を含有してなる医薬組成物、飲食品及び飼料を提供すること。
【解決手段】 海藻から抽出されたアルギン酸を、アルギン酸リアーゼで酵素分解或いは酸で加水分解し、分離、調製した構成単糖が3~9個の重合度を持つアルギン酸オリゴマーは、高い免疫機構賦活作用を有する。本発明の免疫機構賦活剤の有効成分は、ヒト末血白血球に作用し、腫瘍壊死因子(TNF)を産生誘導する。特に、マクロファージに作用し、TNFの産生放出を誘導する。本発明の免疫機構賦活剤の有効成分は、配合により、医薬組成物、機能性飲食品又は飼料として、生体における種々の感染症に対する抵抗性を向上するために用いることができる。

複合ポリヌクレオチド、ポリペプチド、ポリペプチドの製造方法

2006年09月18日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP2002/001978 国際出願日 : 2002年3月4日
国際公開番号 : WO2003/074710 国際公開日 : 2003年9月12日
出願人 : 000216162 発明者 : 一島 英治 外3名

発明の名称 : ポリヌクレオチド、ポリペプチド、ポリペプチドの製造方法

配列番号1に示す塩基配列を有するポリヌクレオチド又はこれと機能同等なポリヌクレオチド。配列番号1に示すアミノ酸配列を有するポリペプチド又はこれと機能同等なポリペプチド。アスペルギルス(Aspergillus)属に属する菌株を栄養培地に培養し、培地中にプロテアーゼ活性を有するポリペプチドを生成蓄積させ、これを精製採取するポリペプチドの製造方法。上記のポリペプチドはプロテアーゼ活性を有すると共にプロテアーゼとしての基質特異性が狭く、しかも動物由来ではなく微生物に由来する新規なポリペプチドである。

プロバイオティクスを含有する棚寿命が延長されたすぐに使用できる乳組成物を生産する方法

2006年09月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-504765 出願日 : 2002年6月19日
公表番号 : 特許公表2005-517383 公表日 : 2005年6月16日
出願人 : 391015708 発明者 : カナファニ,ハニー 外1名

発明の名称 : プロバイオティクスを含有する棚寿命が延長されたすぐに使用できる乳組成物を生産する方法

プロバイオティクスを含有する棚寿命が延長されたすぐに使用できる乳組成物を生産するための方法であって、その方法は、乳組成物を超高温殺菌し、当該組成物を20~30℃に冷却し、そして当該組成物に、1又は複数の無菌的に調製したプロバイオティック培養物を接種することによる。生成される乳組成物はすぐに使用でき、棚寿命が延びており、90日以上に伸びた棚寿命の後でさえも消費者に対して有利なプロバイオティクスを十分に含む。生成されるこの乳組成物は、消費者に対して消費者の腸の健康を向上させる十分な量のプロバイオティクスを供給するために用いられる。

増殖性疾患の遺伝子療法的治療のための微生物

2006年09月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-568069 出願日 : 2003年2月13日
公表番号 : 特許公表2005-517405 公表日 : 2005年6月16日
出願人 : ラップ,エル ウルフ 発明者 : ゲーベル,ベルナー 外4名

発明の名称 : 増殖性疾患の遺伝子療法的治療のための微生物

本発明は、以下の構成成分:I)直接又は間接的、抗増殖的又は細胞傷害的に活性な一発現産物又は複数の上記発現産物をコードするヌクレオチド配列、II)構成的に活性であるか、又は微生物中で活性化され得るか又は活性化配列の制御下で血漿タンパク質をコードするヌクレオチド配列、III)任意に、構成的に活性であるか、又は微生物中で活性化され得る活性化配列の制御下で細胞特異的リガンドをコードするヌクレオチド配列、IV)微生物の外表面で構成成分I)及びII)そして任意にIII)の発現産物の発現を誘導するか、又は構成成分I)の発現産物の分泌並びに構成成分II)及び任意にIII)の発現を誘導し、そして好ましくは構成的に活性である輸送系に関するヌクレオチド配列、V)任意に、哺乳類細胞の細胞質ゾル中の微生物の溶解のために、並びに溶解微生物中に含有される少なくとも1つ又は複数の構成成分I)及びVI)を有するプラスミドの細胞内放出のために用いられるタンパク質に関するヌクレオチド配列、そしてVI)微生物中で活性化され得る及び/又は構成成分I)を発現するために組織細胞特異的、腫瘍細胞特異的、機能特異的又は非細胞特異的である活性化配列:が、そのゲノム中に挿入され、発現され得る被膜を有する微生物に関する。本発明の微生物は、上記構成成分I)~VI)のいずれかが1回又は数回存在し、そして同一であるか又は異なり得ることをさらに特徴とする。


微生物の迅速検出装置及び方法

2006年09月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2003-414949 出願日 : 2003年12月12日
公開番号 : 特許公開2005-172680 公開日 : 2005年6月30日
出願人 : ユニチカ株式会社 発明者 : 小野 貴博 外1名

発明の名称 : 微生物の迅速検出装置及び方法

【課題】 臨床検査や食品検査において、迅速、簡便に検査を行うことができる微生物の迅速検査装置およびそれを用いた微生物の迅速検査方法を提供する。
【解決手段】 試料に存在する目的微生物を特異的に捕捉する物質を結合した基板材7を備え、該基板材上に捕捉された目的微生物を光学的に検出する装置11からなる微生物の迅速検出装置であり、好ましくは、基板材上に捕捉された目的微生物を光学的に検出する装置が、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサまたはC-MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを含む装置である前記した微生物の迅速検出装置。

微生物を検出するためのアッセイ系、キットおよび方法

2006年09月18日 | 菌類 細菌
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出願番号 : 特許出願2004-97743 出願日 : 2004年3月30日
公開番号 : 特許公開2005-172789 公開日 : 2005年6月30日
出願人 : アジアゲン コーポレイション 発明者 : ジョージ チン-シェン チョウ 外1名

発明の名称 : 微生物を検出するためのアッセイ系、キットおよび方法

【課題】 擬似患者の試料から微生物(特に、M.tuberculosis)を検出するためのアッセイ系、キットおよび方法を提供すること、
さらに、核酸二本鎖の解離、ハイブリダイゼーション、洗浄、磁気ビーズの分離、および同機器における熱制御を行うための機器を提供すること。
【解決手段】 (a)ハイブリダイゼーションチューブの中で微生物cDNAを微生物特異的プローブとハイブリダイズさせること、かつ当該プローブは、磁気ビーズに連結していること;(b)ハイブリダイゼーションチューブを洗浄のために磁気ウェルに移動すること;(c)チューブにブロッキング溶液を加えること;(d)チューブにアビジン酵素複合体またはストレプトアビジン酵素複合体を加えること;(e)洗浄反応を行い、磁場を用いて妨害物質を除去すること;(f)磁気ビーズを懸濁すること;および(g)酵素の基質を加えた後に発光または色の変化を検出すること。

ホヤエキスの抽出方法及び抽出成分を含有する健康食品

2006年09月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-127524 出願日 : 2003年3月31日
公開番号 : 特許公開2004-298161 公開日 : 2004年10月28日
出願人 : 岩下 あや 発明者 : 岩下 あや

発明の名称 : ホヤエキスの抽出方法及び抽出成分を含有する健康食品

【課題】糖尿病の改善に役立ち、身体の免疫機能の増進や、神経痛、関節痛、筋肉痛の緩和に役立ち、赤血球の造血作用をする成分を有効に抽出できるホヤエキスの抽出方法及び疾病の改善に寄与できる健康食品を提供する。
【解決手段】ホヤの筋膜体と内臓の原材料から塩分を除去する方法、温熱水によりホヤエキスを抽出する方法及び原材料をアルコールと反応させてホヤエキスを抽出する方法及び抽出された有効成分を高含有するホヤエキス。又そのホヤエキスを含有してなる健康食品。

潜伏ウイルスの再活性化を予防しウイルスの複製を制御するための方法

2006年09月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2000-615039 出願日 : 2000年4月28日
公表番号 : 特許公表2002-543150 公表日 : 2002年12月17日
出願人 : ラ ホヤ インスティチュート フォー アラジー アンド イムノロジー 発明者 : サラワー,サリー,アール. 外1名

発明の名称 : 潜伏ウイルスの再活性化を予防しウイルスの複製を制御するための方法

本発明は、個体において、潜伏ウイルスの再活性化を予防し、またはウイルスの複製を制御するための方法を提供する。本発明は、CD40に対する抗体を投与することによって、CD4 T細胞の機能をモジュレートするための方法を提供する。このようなモジュレーションによって、特に感染症を軽減するために、CD4 T細胞の機能を置換し、またはこれを補うことが可能となる。

弁膜症を抑える遺伝子を解明、新薬に期待 慶大教授ら

2006年09月18日 | NEWSクリッピング
 心臓の弁がうまく働かない病気、心臓弁膜症になるのを抑える遺伝子が分かった。弁膜症を防ぐ薬などにつながる成果という。慶応大の福田恵一教授(再生医学)、京都大の開(ひらき)祐司教授(同)らが17日付の米医学誌ネイチャー・メディシン電子版で発表する。 朝日新聞2006年09月18日