バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

紅麹カビモナコリンK生合成遺伝子

2006年04月13日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-374993 出願日 : 2004年12月24日
公開番号 : 特許公開2005-185283 公開日 : 2005年7月14日
出願人 : 食品工業発展研究所 発明者 : 陳 ▼輝▲沛 外6名

発明の名称 : モナコリンK生合成遺伝子

【課題】本発明の目的は、モナコリンK生合成遺伝子を提供することである。
【解決手段】紅麹カビによって産生されたコレステロール阻害剤であるモナコリンKは、ポリケチドの二次代謝物である。本発明は、モナコリンK生合成遺伝子クラスターに対して特異的なプローブを提供する。推定のモナコリンK遺伝子クラスターを有するBACクローンを、BAC(細菌性人工染色体)ライブラリからスクリーニングして、シークエンシングを行い、これらのクローンに関して注釈づけを行った。結果から、モナコリンK合成に関連するポリケチドシンターゼ(PKS)遺伝子2個および調節遺伝子7個が得られたことが示される。次に、これらの遺伝子の全長cDNAをRT-PCRによって得て、これらの遺伝子を発現させるために発現ベクターにクローニングした。

ゲンジボタルの発光現象、色の秘密を構造科学で解明

2006年04月13日 | NEWSクリッピング
~ルシフェラーゼの結晶解析、理研中津氏ら、京大と共同

  理化学研究所播磨研究所メンブレンダイナミクス研究グループの加藤博明チームリーダー(京大教授)らは、京大化学研究所と共同で、ホタルが黄緑色に光る仕組みを構造科学的に初めて解明した。SPring-8で調べたところ、発光物質を包み込む酵素の3次元構造が少しでも違うと発光する色が違ったり、光らなかったりした。知財情報局 2006/04/13

植物GABA産生を調節する方法

2006年04月13日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2002-542053 出願日 : 2001年11月7日
公表番号 : 特許公表2005-506034 公表日 : 2005年3月3日
出願人 : 501139685 発明者 : キナースリー,アラン・エム 外1名

発明の名称 : 植物GABA産生を調節する方法

本発明はGABA産生を調節する方法および組成物に関する。より具体的には、本発明は産生するための植物の能力を促進するための機能的GAD酵素をコードするポリヌクレオチドの使用に関する。各種の側面において、本発明は植物を処理する方法、処理に有用なベクターおよび核酸分子、ならびに環境または他の植物ストレスによりよく耐えることができる形質転換植物を提供する。

ムコ多糖含有食品

2006年04月13日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願番号 : 特許出願平11-376767 出願日 : 1999年12月17日
公開番号 : 特許公開2001-169751 公開日 : 2001年6月26日
出願人 : 有限会社オックス 発明者 : 岩崎 義昭

発明の名称 : ムコ多糖含有食品

【課題】生体組織中の細胞外マトリックス成分の機能を亢進し、皮膚が本来備えている機能を修復あるいは改善し、保水機能を高め皮膚のホメオスタシスを亢進し、特に加齢およびストレスによる皮膚加齢および損傷を抑制するといわれているムコ多糖類が腸管吸収が悪いことからアミノグリカン構造、ペプチドグリカン構造、プロテオグリカン構造から選択されるアミノ酸結合型ムコ多糖類を食品に含有させることによりムコ多糖の体内への吸収を高めたムコ多糖含有食品の提供。
【解決手段】ムコ多糖類含有天然物を加熱処理、酵素処理、酸アルカリ処理の中から選択される変性処理を行いムコ多糖類結合性のアミノ酸や蛋白質を変性させることを特徴とするアミノグリカン構造、ペプチドグリカン構造、プロテオグリカン構造から選択されるムコ多糖類を含有するムコ多糖含有食品及びその製造方法。

ユビキノン高含有酵母又は植物を用いたユビキノンの製造方法

2006年04月13日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願番号 : 特許出願2004-228673 出願日 : 2004年8月4日
公開番号 : 特許公開2005-65693 公開日 : 2005年3月17日
出願人 : 関西ティー・エル・オー株式会社 発明者 : 矢崎一史 外1名

発明の名称 : ユビキノン高含有酵母又は植物の作製方法、及び、該ユビキノン高含有酵母又は植物を用いたユビキノンの製造方法

【課題】
本発明の課題は、ユビキノン高含有酵母又は植物の作製方法、及び該ユビキノン高含有酵母又は植物、並びに、ユビキノンを製造する方法、及び、該製造方法により得られたユビキノンを提供することである。
【解決手段】
本発明は、p-ヒドロキシ安息香酸-ポリプレニルトランスフェラーゼをコードするDNAを酵母又は植物の小胞体に局在化発現するように導入して形質転換することを特徴とする、ユビキノン高含有酵母又は植物の作製方法、並びに、該方法により得られた酵母又は植物を提供する。本発明は、さらに、上記ユビキノン高含有酵母又は植物からユビキノンを回収することを特徴とする、ユビキノンの製造方法、並びに、該方法により得られたユビキノンを提供する。

塩又は熱ストレス耐性向上活性を有するRNP-1モチーフ

2006年04月13日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2005-230145 出願日 : 2005年8月8日
公開番号 : 特許公開2006-68005 公開日 : 2006年3月16日
出願人 : 国立大学法人東京農工大学 発明者 : 山田 晃世 外6名

発明の名称 : 塩又は熱ストレス耐性向上活性を有するRNP-1モチーフをもつタンパク質及び該タンパク質をコードするDNA

【課題】 塩、熱ストレス等の環境ストレス耐性向上活性を有するタンパク質の遺伝子や、環境ストレス耐性向上活性を有するタンパク質や、環境ストレス耐性が増強されたトランスジェニック植物等を提供すること。
【解決手段】 耐塩性強化活性を有する306アミノ酸からなるMc-RBP (cDNA全長:1162bp)及び665アミノ酸からなるMc-PABP (cDNA全長:2577bp)を、高塩濃度の土壌や乾燥地帯で生育するアイスプラントから調製する。これらのタンパク質は複数の一本鎖核酸との結合に必要なRNP-1モチーフを含む。Mc-RBPにおいては、RNP-1モチーフを2つ含む領域のみでも耐塩性強化活性を有する。この領域を含むタンパク質は、大腸菌に対し、耐塩性及び耐熱性を強化する活性も有する。この領域を含むタンパク質は、酵母の耐塩性を強化する機能を有する。さらに、この領域を含むタンパク質は、植物の耐塩性を強化する機能を有する。

制御性T細胞による免疫制御と治療への応用

2006年04月13日 | 医療 医薬 健康
免疫機構は,病原性外来微生物(外来抗原)や癌細胞(変異性自己抗原)を検知しこれらを排除・駆逐する高度生体機構であるが,その活性化と沈静化の連鎖の破綻は,アレルギー性疾患や自己免疫疾患,発癌といった深刻な事態をもたらす。1995年,この免疫系の制御・抑制に中心的な役割を果たす特別なリンパ細胞集団としてCD25+CD4+制御性T細胞が発見された。>>実施計画

免疫抑制剤不要の新療法、京大グループが開発

2006年04月13日 | 医療 医薬 健康
拒絶反応を起こすリンパ球の働きを抑える制御性T細胞が、免疫抑制剤の服用者よりも多いことを発見。移植を受ける患者の血液から同細胞を取り出し、臓器提供者のリンパ球と一緒に培養し、体内に戻した後に移植すれば、拒絶反応は出ないと考えた。本文記事>>読売新聞2006-04-13

◇08年度臨床試験へ  
  拒絶反応抑制治療法で京大 生体臓器移植など対象
 免疫細胞が臓器を攻撃するのを抑える「制御性T細胞」を、患者の血液などから採取、臓器提供者の血液と一緒に培養して増やした後、臓器移植にあわせて投与することで拒絶反応を抑える。これまでにネズミの皮膚移植で効果を確認した。 京都新聞2006-04-13