バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

脳細胞:東大チーム、生死のかぎ解明 たんぱく質「KIF4」関与

2006年04月23日 | NEWSクリッピング
 年齢とともに脳細胞は減るが、頭をよく使うと脳細胞が死なないのはなぜか。このメカニズムを解明することに、東京大の緑川良介特別研究員と広川信隆教授(分子細胞生物学)らが成功した。脳細胞が死ぬのを食い止めたり、神経の再生が可能になるかもしれないという。MSN>>毎日新聞2006年4月21日 東京朝刊


BLOG再開:紅蘇省で温泉に浸かっています。

2006年04月23日 | 医薬工学 製剤 DDS
紅蘇省の北の方角に温泉郷があります。東海温泉という意外な所での会合で、休養を兼ねての滞在になりそうです。山東省では寿光市に逗留していましたが、インターネットの事情がいまいちで、メールのやりとりがやっとです。デジカメは接続コードを忘れてPCへの読み取りもできずに腐っているわけです。
 青島から安丘市へ移動し、製紙会社、養鶏場など発酵処理など対応を急がれている相談を受けた現場を回って寿光市へ移動。ここでは4月20日から一ヶ月の期間開かれている「第7回国際蔬菜博覧会」に劉中会市長のご招待で訪問する機会を得ました。夜の歓迎の会食では、劉青年市長の蔬菜バイオへの期待は産業化への温度の高い希望が伝わってくる。会場の隣にある種苗実用化施設も中国種子集団公司(北京)の崔英姫高級農業師(香川県農業試験場での研修訪日を経験されている)の案内で見学させていただいた。
 
OutLookも正常に起動するようです。この温泉ホテルからの書き込みは順調にいきそうなのでBLOGの再開を試みてみます。

◇タミフル耐性ウイルス、人への感染を初めて確認

 インフルエンザ治療薬のタミフル(一般名・オセルタミビル)に耐性を持つウイルスが、国内で治療前の患者から検出されたことを、東京大医科学研究所と、けいゆう病院(神奈川県)などのグループが21日、東京で開催中の日本感染症学会で発表した。タミフル耐性ウイルスの人から人への感染が確認された初のケース。今後、耐性ウイルスが広まれば、タミフルの使用方法を見直す必要が出てくる。 朝日新聞2006年04月21日

◇敗血症の完治、マウスで成功 理研チーム

 細菌などが血液中で増殖する重い感染症で治療が難しいとされる敗血症の完治に、理化学研究所の研究チームがマウスで成功した。白血球細胞の一種の働きを利用した新たな治療法で、敗血症以外の細菌感染による炎症抑制への応用も期待できるという。朝日新聞2006年04月21日