バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

肥満の人に朗報?食欲抑制する物質、動物実験で解明

2006年04月17日 | 医療 医薬 健康
 食欲をコントロールする際に重要な働きをする脳内のたんぱく質を、米コロンビア大糖尿病センターの北村忠弘・助教授、ドミニコ・アッシリ教授(ともに内分泌学)らのチームがラットを使った実験で突き止めた。 読売新聞2006年4月16日

◇太りやすいDNA型を発見 米欧調査で10人に1人

 太りやすさに関係しているDNAの型を新たに発見したと、米ボストン大を中心とする米欧の研究チームが14日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 この型を持っていると、そうでない人より1・3倍肥満になりやすいという。危険度はそれほど大きくないものの、今回の調査では約10人に1人の割合でこの型がみられたほど一般的で、肥満の予防や治療法の開発につながると期待される。
 この型は、DNA配列の中で人によって所々塩基が1カ所だけ置き換わる「SNP」。
 チームは米国人約700人の血液サンプルと体格データを使って、約8万7000カ所のSNPと肥満との関係を解析。遺伝子「INSIG2」の近くにSNPがある人は、肥満になりやすいことを突き止めた。(共同通信) - 2006年4月14日

「太りやすいDNA型発見」報道は
 先週金曜日14日、一般の新聞紙面に「太りやすいDNA型発見」の見出しで、米科学誌『サイエンス』の論文について報道されました。「太りやすい」、「肥満」というキーワードで、一般の人々を引き付けよう、と狙ったのでしょう。...
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/nakamura/200604/500218.html

抗酸化力の高いアフリカのハーブ茶ジュアールティー

2006年04月17日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
バイオ塾の若手メンバーの一人でもある吉田泰規さんの婚礼出席も無事済ませました。
昨日から北京に滞在しています。20時頃に到着で寒いかと想像していました。おもったほどでなく、手元の土壌温度計13度。
暫くぶりの中国の旅が10日ほど予定されています。山東、上海へと回る日程。PCオタクの私のことです。データをBLOGバイオ塾へ収録編集作業はいつもどおりです。量的な書き込みは提言するかもしれません。

◇抗酸化力の高いアフリカのハーブ茶ジュアールティー

日本初のペットボトルタイプが4月21日に全国発売  抗酸化力が高い茶として有名なアフリカのハーブティー、ジュアールティーを製造・販売する株式会社サンフィールド(福岡市)は、ジュアールティーのペットボトル飲料2商品を3月中旬から福岡・名古屋・札幌の3都市での先行発売したのに続き、4月21日に全国で販売を開始する。ジュアールティーがペットボトルとして流通するのは日本初。日経ヘルス2006-04-14

植物老化に特異的に発現する遺伝子およびそのプロモータ

2006年04月17日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2005-144189 出願日 : 2005年5月17日
公開番号 : 特許公開2006-67996 公開日 : 2006年3月16日
出願人 : コリア ユニバーシティ インダストリー アンド アカデミー コーオペレーション ファウンデーション 発明者 : ジョン ショプ,シン 外5名

発明の名称 : 植物老化に特異的に発現する遺伝子およびそのプロモータ

【課題】 植物の老化にだけ特異的に発現する遺伝子およびその遺伝子の発現を誘導するプロモータを提供する。
【解決手段】 シロイヌナズナをストレス関連植物ホルモンであるサリチル酸処理をして発現増加する遺伝子としてAtCDCP1を見い出し、その配列を使用して配列データベース検索の結果全長遺伝子を確認した。またプロモーター部分を分離し、レポーター遺伝子を組みこんだプラスミドで形質転換植物を再生育生し、老化した組織に於いてその発現を確認した。

組換えヒト血清アルブミン製剤

2006年04月17日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願番号 : 特許出願2005-326978 出願日 : 2005年11月11日
公開番号 : 特許公開2006-70044 公開日 : 2006年3月16日
出願人 : 三菱ウェルファーマ株式会社 発明者 : 大屋 智資 外5名

発明の名称 : 組換えヒト血清アルブミン製剤

【課題】無菌性が極度に高く、安全性に優れるrHSA製剤を提供する。
【解決手段】投与単位あたり容器に無菌充填した遺伝子操作により得られる組換えヒト血清アルブミン製剤を50~70℃、30分間以上2.5時間以内で加熱処理し、無菌充填後に夾雑する微生物を滅菌することによって得られる、組換えヒト血清アルブミン製剤。

免疫賦活能を有する酵母およびそれを含む食品

2006年04月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-260771 出願日 : 2004年9月8日
公開番号 : 特許公開2006-75039 公開日 : 2006年3月23日
出願人 : 東 雅之 外1名 発明者 : 東 雅之 外1名

発明の名称 : 免疫賦活能を有する酵母およびそれを含む食品

【課題】新規な免疫賦活物質及びその用途を提供し、各種免疫性疾患および感染症の予防、治療、改善をすること。
【解決手段】酵母の特定の遺伝子破壊株に顕著な免疫賦活効果、特にマクロファージ活性化能が存在することを明らかにし、本発明を完成するに至った。本発明の免疫賦活組成物は、各種免疫性疾患の予防、治療改善を目的として摂取することができ、特に腫瘍性の癌の予防、治療、改善、再発・転移の予防、感染症の予防に効果的である。

睡眠健康改善剤

2006年04月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-286730 出願日 : 2004年9月30日
公開番号 : 特許公開2006-96715 公開日 : 2006年4月13日
出願人 : 花王株式会社 発明者 : 小野 茂之

発明の名称 : 睡眠健康改善剤

【課題】睡眠健康改善効果と便通改善効果を併せ持つ飲食品等の睡眠健康改善剤を得る。
【解決手段】食物繊維を有効量、例えば1回の摂取あたり0.1g以上含有する飲食品等の睡眠健康改善剤。食物繊維としては、難発酵性食物繊維、発酵性食物繊維のいずれも用いることができ、植物性、動物性及び微生物性のいずれでもよい。摂取のしやすさの点からは飲料が好ましく、その場合は配合の容易さからポリデキストロース、アラビアガム等の水溶性食物繊維が好ましい。