バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

内臓の左右決定、遺伝子の働きカギ 東京理大教授ら発表

2006年04月06日 | 腸内細菌 プロバイオティクス


 消化管の曲がる方向など内臓の形の左右が決まるのは、二つの遺伝子の働きがカギとなることを、松野健治・東京理科大教授(発生生物学)らのグループがショウジョウバエで見つけた。ハエなど無脊椎(せきつい)動物だけでなく、人間を含む脊椎動物に共通する可能性もあり、将来の臓器再生技術に向けヒントになりそうだ。朝日新聞 2006年04月06日

ぼうこう:本人の細胞から組織再生、移植し機能改善--米の大学

2006年04月06日 | NEWSクリッピング
 【ワシントン共同】本人の細胞を使ってぼうこう組織をつくり、それを7人の患者に移植し低下したぼうこうの機能を改善することに、米ウェークフォレスト大(ノースカロライナ州)などのチームが成功、4日付の英医学誌ランセット(電子版)に発表した。骨や軟骨をはじめ単純な組織の再生はこれまでも行われているが、ぼうこうのような臓器を本人の細胞で修復できたのは初めて。

 患者は神経機能に異常があるため、手術後も管を入れて排尿する必要があるが、2~5年の経過観察では目立った副作用もなかったという。

毎日新聞 2006年4月5日 東京夕刊

納豆の粘り成分活用、新型インフルエンザの出現を監視

2006年04月06日 | 菌類 細菌
 鳥インフルエンザウイルスが変異し、人間社会で流行する新型インフルエンザウイルスに変わることが世界的に懸念されているが、そのウイルス変異の兆候を監視する安価で簡単な検査法を静岡県立大薬学部の鈴木隆教授らがヤマサ醤油(しょうゆ)などと共同で開発した。2006年4月4日 読売新聞