Windows XPをお使いの方なら周知(なのか?)の通り、コントロールパネルから入れるスクリーンセーバーに“3Dパイプ”ってありますよね。
在宅PCユーザーになってからずっと、実質キーボード触れるのもディスプレイ見るのも自分ひとりだし、スクリーンセーバーは面倒くさいので設定しなかったのですが、モニターして見てるとちょっとしたガイアーク(@『炎神戦隊ゴーオンジャー』)気分ですよ。
特に純色設定にすると、“純”という、ケガレシア様が「侮辱!」と怒りそうな字句とは裏腹に、黄土色・鉛灰色・錆朱色など、微妙にヨゴでキタでケガなカラーコーディネーションでニュルニュルニョキニョキする(3大臣の名前がすべて“汚”の字の読みから派生していることもここで思い出しておくべきでしょう)。
最近は作業行き詰まり中のディスプレイにわざとこのパイプニュルニュルセーバーかけて、蛮機獣作戦が一瞬うまくいきかけたときの3大臣の気の早い酒宴(グラスの中身が飲尿療法?風)よろしくビールでビックリウムエナジー注入(?)するのが恒例になりつつあります。
ちなみにこの3Dパイプスクリーンセーバー、純色ではなくテクスチュア設定にすると、一転、(キタ様の造形の一部分を想起させつつも)“お目出度い”画面になります。
さて、昨日、次クール6月30日(月)からの東海テレビ制作昼ドラ『白と黒』、音楽も楽しみと昨日の記事で触れたところ、今年もこのクールの作品のメイン監督をつとめられる奥村正彦監督から、ご自身のブログ(福井県勝山市のコミュニティスペース“かっちゃまねっと”内にゲストエッセイページをお持ちです)コメント欄で嬉しいレスをいただきました。
……万歳!『美しい罠』『金色の翼』(サントラCDは左←←←柱)この夏も岩本正樹さんの音が聴けます。奥村監督によると、テーマ曲のスケッチはすでに出来上がっていて、監督はそれを聴きながら絵コンテのプランを練る日々とのこと。監督の言葉を借りれば「今年も素晴らしく、美しく官能的」だそうですよ。さあタイヘンだ。
何が大変って、出費が(爆)。あと、時間も。監督からのこのレスを読んだ瞬間に、今年はデジタル録画可能な環境になったことでもあるし、“通常作”ならこの枠VTRで録画して、再生視聴後は適宜保存したり消去上書きしたりしていたところ、HDD→DVDに落として保存すると決めたのです。決めたっつったら決めたのだ(何をリキんでおるのだ)。
DVD1枚にまあまあの画質なら正味25分×4話入れられるとして、全64話(8月14日は休止だそうです)で16枚。まぁ安売りを利用すれば1枚98円程度で入手できるから…って、コレ、出費なんかより保存スペース捻出のほうがよっぽど大変か。VHSで残してた時代を思えば格段に楽になっているはずなのだが、依然、“大変感”が先行するということは、ようするに部屋がいっこうに片づいておらず、いよよますます片づかなくなりまさっているだけ、ということではあるまいか。ナチュラル・ガイアーク化か。ヨゴ・キタ・ケガか。来たるべき曲は「素晴らしく美しく官能的」なのに。
もちろんサウンドトラックCDのリリースも、ジャケ写、盤面デザインともども楽しみです。岩本さんのSTは、個々の曲タイトルも美しく、色彩感、肌触り感に富んでいるので、タイトルを手がかりに連想ゲーム式にイメージを描きつつ聴けば、音楽だけで一篇の物語を読むような気にさせてもらえるのです。
思えばこの枠のドラマを“定点観測”するようになったきっかけも01年の『女優・杏子』で、音楽が岩本さん、メイン監督は奥村さんでした。これも不思議な縁。
以前にもここで書いたかもしれませんが、いつか岩本さんのドラマ劇伴お仕事全集がDVD‐BOX化されないものか?とひそかに期待したりもしているのです。