イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

ここらで濃いお茶が一杯説

2018-03-11 20:17:19 | CM

 CMの役割は“商品や企業名を認知してもらい好感持ってもらう”“買いたい気にさせる”なのはわかります。

 うすら寒い小芝居仕立てが異常に豪華なキャスティングだったり、いま風のサウンドのBGMが、よく聴くと懐かしいヒット曲や高尚なクラシックナンバーだったりして戸惑うこともありますが、「すべては視聴者に強力に認知させ、ライバル他社のそれより鮮明に覚えさせるため」と思えば納得がいく。

 だから逆に、“宣伝したい、認知させたい商品じゃない物”がCM内に映り込んでいたり、小道具として使われていたりすると「おこぼれ宣伝・ついでに宣伝狙いかしら」「むしろオブラートにくるんだ“ネガティヴキャンペーン”かしらん」と、妙に気になったりする。

 いちばんわかりやすいのは、お年を召しても元気現役で、テロップの「〇〇才(取材当時)」にしてはまだまだお美しい女優さんが「△△社のコレを飲んで私はこんなにイキイキ」と満面の笑みで柔軟体操やジョギングなどしているCMで、女優さんが着ているカラフルでスマートなトレーニングウェアやシューズ。

 あれ、“△△社のコレ”を申し込むフリーダイヤルに、相当数「女優さんのあのウェアはどこのブランドですか、どこで売っていますか」の問い合わせも来ていると思いますよ。

 それから、小島瑠璃子さんが「マツタケの味お吸い物で、チャチャチャ!」というCM、

 “主役”であるドライ粉末タイプのお吸い物の素よりも、鍋からドバーとスローモーションでひっくり返される茹でたてパスタのほうがずっと美味しそうに見えるのですが、本来、お椀に熱湯を注いで飲むお吸い物の素の、これは裏ワザ的使用法であって、ふりかけやインスタント食品の老舗のこのメーカーでは、パスタは作っていません。

 自社製品(お吸い物の素)の使い道の豊富さを宣伝しているつもりが、併せて「ソースもフライパンも要らずに手軽に美味しく食べられるパスタ」の宣伝にもなっている。

 パスタメーカーや原料粉業者、ひいてはパスタ鍋メーカーなども少なからず、このCMには協賛つまり広告宣伝費を提供しているのではないでしょうか。ていうか、してないならすべきではないでしょうか。あなどれないアピール力ですよ。

 いまいちばん気になっているのは、広瀬アリスさんが、美容室の予約を電話でしようとしている阿部寛さんに「時間外ってのもありますが、それ、電話じゃなくて羊羹ですから」とバッサリいくリクルートのCMです。

 あれ、全日本羊羹組合(あるのか)から、クレーム的なものは来てないんでしょうか。「歴史と伝統に輝く日本の銘菓・羊羹を“役に立たないモノの代表”みたいに扱うとはケシカラン」「子供が真似したらどうするんだ」「ノロウイルスの問題もあるのに手づかみなんて食品衛生にも悖る」・・とかなんとか。

 少なくともあのCM、見終わった後、“ほっとぺっぱーびゅーてぃー”なる、スマホ持ちでない月河にはどこが便利なのかさっぱりわからないサービスより、ひと棹(さお)“ホールサイズ”のヨウカンのほうが強烈に印象に残るんですが。

 月河が和菓子、特に“小豆(あずき)系”に目がないせいもありますけど、印象に残りついでに、普通に食べたくなりますよヨウカン。地味に売り上げに貢献してるんじゃないですか。バレンタインデーのチョコレート、ホワイトデーのクッキーその他と違って、羊羹をプロモするイベントっていままでついぞなかったですからね。意外にマーケットのニッチをついているかもしれない。全日本羊羹組合(だからあるのか)のご意見や如何に。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダリダお前は

2013-05-22 01:30:52 | CM

 ハゲタカ鷲津ファンドと、八重の兄んつぁまと、北鉄のユイちゃんがエレベーターのひとつハコに乗っているという、謎のCMに遭遇。 

 出先で出合いがしらの上、顔ぶれが個人的にあまりにピンスポなため、終わったあと「・・・で、何のCMだったんだ?」・・・ 

 鷲津ファンド(付くのかファンド)と兄んつぁまが缶の何か飲んでたような気もするから缶コーヒーかも。ユイちゃんはメットかぶってバイク便かケータリングのデリバリー風でした。

 BGMに♪パローレパロレパローレ・・が流れていました。あまい囁き。アラン・ドロンの台詞のフランス語ヴァージョンしか知らないけど。 

 それにしても大森南朋さんは見るたびにお父上の麿赤兒さんに似てくる。『ハゲタカ』で初めて見た時には、まさかこの人が麿さんのねぇ・・と思ったものですが、父親の遺伝子は母親のそれに比べて晩熟系らしく、息子が中年にさしかかると、中年だった頃の父親と驚くほど似てくる。

 『書店員ミチルの身の上話』で鍵を握って離さなかった大森さん、そろそろ朝ドラに来てもいいように思いますが。

 "大森"さんと言えば少女こずみっくの『らぶbeボール タッチダウン』、オッキーの大森センパイへの告白の行方は果たして・・・(@『獣電戦隊キョウリュウジャー』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安全パイの実

2011-04-24 23:35:06 | CM

『霧に棲む悪魔』、キャストについても中間考察しておきましょうか。せっかく番組公式サイトトップがオールスター方式のデザインになってることですし。

顔触れをざっと見たところ、斉藤暁さんが2週終了時点で未登場かな。逆に56話でかなり重要そうな出かただった、矢島健一さんと駒塚由衣さんの“夫婦役”がお顔を列ねてないか。ここらへんのベテランどころは、どこにどんな役で入れ込まれても入れ込まれただけの味はきっちり出してくれるので心配ないでしょう。

心配と言えばいちばん心配だったのが、ほかならぬヒロイン圭以役の入山法子さんだったのですが、初主演作、しかもひとり二役の難役にしては、大変に失礼な言い方を許してもらえれば、予想外に“見られる”なという印象です。モデルさん出身なので頭身が小さく、乗馬服でもロングドレスでも、とりあえずそのへんにあったから羽織ってきましたみたいなカジュアルでも、何を着ても野暮ったくならないのは大きな強みですが、思った以上にアップで見せる表情がいい。美人かブサかで言えば圧倒的に美人さんなんですけど、正統派系ではなくどちらかと言えばファニーフェイス。人なつっこい笑顔にも恐怖の混じったびっくり顔にも、せつなく涙をこらえる顔にも漂う、庶民的なようでどこか浮き世離れした不思議さ、“妖精感に、キャスティングした制作サイドは賭けたのだと思います。いまのところその賭けは当たりに出ている。

演じる入山さんと同じくらい、演出のほうも頑張っています。頑張っているというより、考えている。思うに、入山さんのように、容姿雰囲気は文句ないけれども演技は経験値的にも磐石とは…な不安の残る女優さんを、主役や出ずっぱりの重要な役で起用するなら、今作の圭以のような、“世間知らずの富豪令嬢”役に置くのがいちばん安全パイ。

多少セリフ言いや立ち居が硬くても、ベテラン共演者たちが作る芝居の流れから浮き気味でも、“深窓育ちで物慣れていないキャラだから”ということで、観るほうが斟酌できる。心身ともにピュアな天使のようなお嬢さまでもいいし、逆に、昔の少女漫画によく出てきた、驕り高ぶって意地の悪い、貧乏人をいじめる金持ち娘に作ってもいい。

現場での演技経験の浅さを、そのまま人生経験の浅さ、人の機微を読みあぐねる人間性の未熟さ、頼りなさとして“利用”してしまうわけです。2年前の同枠『夏の秘密』の山田麻衣子さんもこれ方式でうまいこと絵にしました。

それでも危なっかしい、セリフ入れて噛まずに言うだけでいっぱいいっぱいみたいな女優さんなら、雪おんなとか夕鶴のつうとかかぐや姫のような、この世のものならぬ精霊やゴースト役にしてしまうか。そう、今作で言えばまさに“白い女”のようなね。

つまり今作のヒロイン、二役と言えども、ドンズバ“演技が未知数な人を起用するならコレだよこの手”というキャラ設定にしてある。

“登場場面が少ないけれども出れば印象的”な脇役なら結構な数こなしている入山さん、スタッフのこの頭脳プレーのおかげで、ずいぶん肩の力が抜け、昼帯のつねで拘束時間的、体力的にはきついでしょうけれども、心理的にはかなりラクになっていると思います。そのせいか、“苦しければいっそ棒読みでもいい”白い女の場面でも、意外なほどこまやかな陰翳が見られる。この世のものならなさと、人間っぽい息遣いとのバランスがいい。前者に偏ると漫画チックになって「CGでもいいじゃん」となってしまうし、逆に後者寄りに頑張り過ぎると下世話でうるさくなる。

“人間世界で人間として生きるのが不得手な女の子が、人間と意思疎通しようと必死”な感じがよく出せていると思います。これもまた入山さんの演技者としての若さを逆手に取った制作の勝利(まだ勝ち負け決まったわけじゃないですが)。

………そんなことを考えていたら、栄養ドリンク“リゲインSTYLETVCMで、春らしいコーラルピンクのワンピースで螺旋階段をシャキシャキ上ってグ美ッと飲み干す、余裕な入山さんが見られました。白い女としてはもちろん、圭以としてもまだ100パー全開は見せていない笑顔がここでは惜しげなく全開。暢雄さんと共演中だからというわけではないでしょうが、リゲインSTYLE生“エキス入りだそうです。

…………関係ないにもほどがあるな。その姜さんほかのキャストについてはまた追って。帯ドラマは週5、放送があるので、ともすればチェックに手いっぱいになり、レヴュっている時間がなかなかないのですよね。

まず走る、走りながら考える。それが帯ドラマの魅力でもあるんですけど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジンジンがんがん

2011-03-31 23:49:23 | CM

日本に住む日本人で、鎌倉幕府を何年に誰が作ったかを知らない人はいても、仁科亜季子さんが37歳で子宮頚がんを発症したこと、娘さんと2人で毎年検診を受けていることを知らない人はもういないんじゃないかってぐらいの勢いになってますな。

特に異状を自覚していない限り、女性にとって婦人科受診は敷居の高いものだし、「早期発見早期治療で、女性として健康を取り戻せる人がひとりでも多くなってくれれば」と、有名女優さんなりの使命感で了承したオファーだったのでしょうが、まさかまさかの大災害、通常企業CM自粛で、これほど、ほとんど天文学的な頻回オンエアになるとはね。

「しきゅうけいがん。」「にゅうがん。」と、昔のピンクレディーの「ミーでーす」「ケイでーす」みたいに輪唱している、娘さんの仁美さんも、映るたび全国のお茶の間で「やっぱり親父にもそっくりだねぇ」と言われまくりでしょうな。実際、ご両親のどちらにも本当によく似ておられる。2世・3世有名人が親・祖親に似ていることへの食いつきにかけては人後に落ちないウチの高齢家族も、オンエアのたび液晶画面をたたき割る勢いで太鼓判捺し続けています。若い頃は団塊世代の妹キャラ的アイドル女優だったお母さんはともかく、お父上のほうは銀幕時代劇役者の血統だけに、顔パーツくっきり系ではあるものの、“(特に女の子が)ヘタに似ると面倒くさい”アクのある、言ってしまえば暑苦しいお顔立ちですが、うまいこと良いトコ取りミックスされた。

そのお父上は亜季子さんとはすでに離婚して久しいはずですが、愛嬢がこんだけ全国で四六時中「そっくり」「そっくり」認識再確認されてると、こそばゆくて、陸に居辛くて当分マグロ釣りに専念するしかないかもしれない。

おもに山口県、関門辺りを釣りのベースキャンプにしておられるようですが、今般の地震で海底のプレートもだいぶズレたらしいし、海流、潮流事情もかなりの変化があったのでは。いつも釣れた場所で釣れなくなったり、思わぬところで釣れたり。いっそナマズが釣れたりして。

まぁそちらはともかく、この良いトコ取りの娘さん、気がつけば本名“美”って、姓にも名にも“仁”のある、取りようでは修業モノ漫画の師匠キャラみたいなすごいインパクトのお名前ですな。離婚されたお母さんとともにお母さんの旧姓に入ったからこうなった(お父上の本名の姓は“目黒”)んでしょうけど、名づけるときにお母さんが「実家の姓から1文字を」との親ごころもあったのではないかと拝察します。

当時のワイドショーや女性誌で騒がれていた記憶がおぼろげながらありますが、松方弘樹さんには亜季子さんとの交際時にはすでに奥さんがおり、言わば不倫略奪婚の格好で、ご実家仁科家=十代目岩井半四郎家でも猛反対だったらしい。長男の克基さんが1982年に誕生し、仁美さんはさらに2年後の84年生まれ。半四郎丈も孫は可愛くないはずはないし、この頃には両家、雪融けも成っていたかもしれませんが、亜季子さんとしては“心配かけた実家への、娘としての思い”もあっての命名だったかもしれません。その時点では、“目黒仁美”で、“目”←→“ヒトミ”にやや野暮ったいイメージ近接感はあるものの、普通の姓名でした。まさか10余年後、離婚して“下の名前と字かぶり”の姓を愛娘に名乗らせるはめになるとは亜季子さんも思わなかったでしょう。

同じような話で、昭和30年代後半~50年代にわたって“昼メロの女王”として知られていた、和服の似合う美人女優の葉山葉子(はやま・ようこ)さんもおられます。お母さんのご実家が“葉山”家で、1文字取って葉子と名づけてくれたまではよかったものの、その後わけあってご両親は離婚、母方の姓に入った葉子さんは、ご自身が「花(華)がないんですよね」と苦笑される、ありそでなさそな不思議な字ヅラの本名をそのまま芸名としてご活躍されることになりました。

ネタにしていると言えば漫才のますだおかだのおかだ=岡田圭右さんのオカンは「鈴木すず子、しかも旧姓」。結婚されて“岡田すず子”になった模様。こちらは、実家の親があまり考えないで名づけ“気がつけば、そうなってた”か、逆に、考え過ぎてドンずべったかどっちかかな。

たかが名前されど名前。“親のセンス・価値観”“親の生きざま”が陰にも陽にもかかわり、のしかかるのが名前というもの。誰もが自分の名前を名乗るとき、極論すれば「自分の親はこんな名前を子につけ、背負わせる人間だったんですよ」を自己申告していることになります。

その意味では、仁科仁美さん、重ーい有名ご両親の間に生まれたけれど、“一度覚えたら絶対忘れない”、芸能人として願ってもない訴求力のある字並びの名前をゲットされた。回り回ってラッキーではないでしょうか。

禍(わざわい)転じて福となす。いや禍ではないけれど。母上の、身をもっての貴重なご経験のおかげで、検診も毎年受けられることだし。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オボアルブミン

2010-06-22 21:58:20 | CM

向井理さん主演の花王の入浴剤“バブ”のCM、アレどうなんでしょう。オリエンタル・バスのコンシェルジュという設定だそうな。癒されたーい女性視聴者は多いのかしらん。ウチでは全員爆笑ですよ。「しげる何やってんだ!」みたいな。クチから花びら吹き出して(掌からか?)、ソレ、新手の妖怪変化の術かという。

先月2週にわたって放送された『鶴瓶の家族に乾杯』安来篇でも、地元の一般市民の皆さんに会うごとに感嘆されていた超のつく小顔に、こざっぱりした目鼻立ち。お鼻だけがわりと隆々としていて、笑うとキュッと口角が上に上がって三日月形、というかゆるめの“く”の字形に白い歯が。「湯上がりすずやか、クールタイプ。」とカンペ通り(カンペないだろうが)に言うときに、顔の右半分が微妙にリフトしてアシンメトリーになる。

 日頃特撮ヒーローウォッチャーなので、“世間の所謂イケメン”“男の端整キレイキレイ顔”には慣れっこ…ってわけでもないけど、あまり感動琴線がインフレしない月河ですが、この人はどう言ったらいいんでしょう。『ゲゲゲの女房』のしげる役では、リアル大物モデルの大役を“飄然”で貫いておられますが、なんか、ナチュラルに、たくまずして“すっとぼけ”と見えるのが持ち味と言っていいのかどうなのか。

もう3年以上前になりますが、ユースケサンタマリアさんと高島彩アナの平成教育なんちゃらで“理系イケメン”ゲストのひとりとして見たのが最初。この時はほかふたりが金子昇さん(=『百獣戦隊ガオレンジャー』ガオレッド。長崎総合科学大学工学部建築学科卒)と市川洋介さん(=『魔法戦隊マジレンジャー』マジシャイン。横浜国立大学教育学大学院卒)で、月河は申し訳ないけどこっちふたり目当てで見ていたので、向井さんがどんなだったかあまり記憶にないのです。

ただ、目当てのふたりがヒーローOBだったこともあって、「特撮変身ヒーロー変身前役を抜擢するオーディションだったら、この人は引っかからないだろうな」と思ったことは覚えていますね。俳優としての個性を出す場面はいっさい無い、お遊びお勉強バラエティでの、映ってる時間正味数分でも、ほかふたりと歴然と空気感が違う。やはり当時から、大欲は無欲に似たり的な“飄々”“おとぼけ”風味、それプラス、誤解を怖れずに言えば“この人、いろんな意味で、大丈夫かしら”と、ちらっと脳裏をよぎらしめるモノはあった。

どう言うか、“独特”という名のスパイスが、局面局面で、過剰に見えることがあるのです。たまさかね。

さて、しげるさん。布美枝さん(松下奈緒さん)が愛娘・藍子ちゃんをおんぶして里帰り、「心配するな、ゆっくりしてこい」とウツワの大きさを見せていますが、着るもの履くモノ、食いつなぐサバイバル能力に関しては、39歳までのロング独身歴を誇る(?)しげるさんには何てこともないはず。むしろ「模型♪」とウキウキしてたりして。病癒えた深沢社長(村上弘明さん)から新しい仕事も来て、ちょっこしフトコロも潤っていますから。布美枝ちゃん、大目に見つつ、早こと帰ってきてあげてごしなさい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする