イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

皆ツキがあった水無月 ~ベストテンまであとひと推し~

2024-06-30 19:29:23 | グッズ

今日で2024年、きっぱり半分通過のフシ目という日が、一週間の終わりの日曜日なのもキリがよくてフンギリがつけやすいですね。

6月、引っ張りに引っ張ったサンリオキャラクター大賞2024結果発表の16日は、待機して、開票発表と同時進行の実況ぐらいのペースで書こうと思っていたら、日曜恒例の洗濯&布団乾燥に思いのほか時間をとられ、やっと座って公式サイトにアクセスしたら発表が終わっていたという(倒

イチ推しのあひるのペックルくんを今年こそ総合順位ベスト10にイン!が個人的に最大の目標でしたが一歩およばずの11位どまり。

でも“はぴだんぶい”発足の2020年以降最高順位、しかもひとつ上の10位リトルツインスターズ(キキ&ララちゃん)との差が約32000票少々で、だいぶベストテンが射程圏に入りました。

今年は月河もハラ決めまして、はぴだんの推しメンに平等に投票してたらいつまでたってもペックんがアタマひとつ抜け出せないので、投票できる日の四日に一回は“ペックん以外には投票しない日”とすることに決めたんです。

その効果があったか、今年は“はぴだんのドベ”の定位置も脱出。

そのぶんバッドばつ丸がワリくったか(昨年10位→今回14位)。ごめん、来年埋め合わせよう。

それにしてもスルーしたけろけろけろっぴの躍進がすごいな(昨年12位→今回7位)。

ほっといても表彰台復帰は固いわ、と思ってこちらもスルーしたポチャッコがついに昨年2位のポムポムプリン、同3位のクロミも抜いて2位へ。なにげにペックんと並んで、いちばん“はぴだんぶい効果”が強力に出た選手かもしれません。はぴだん結成前年の2019年には5位、その前とその前々の年はそれぞれ6位、10位でしたから。

ニューエントリーで注目してた組ではぺたぺたみにりあん37位。健闘じゃないですかね。“エイリアン”をもじったネーミングで、うちうじん(宇宙人)キャラなんだけど、センターのぱおくんが小籠包そっくりで笑、食べ物キャラ寄りのビジュアルなのがまたいい。立体化グッズ作ってもちもち感を再現出来たらもっと人気出そう。

昨年のネクストカワイイプロジェクトで頂点に立った、つうか浮かんだはなまるおばけが堂々デビュー戦14位。月河の好きなオバケーヌと同じこの世のものならぬ系なんだけど、目にハイライトと、おクチがあるのが、ちょっと個人的スイートスポットから外れるかな。こちらも立体化グッズで“布かぶり感”と手触りを出せれば来年に向けさらにブレイクしそうです。

今月はキャラ大賞で燃え尽きたわけではなく、タロットカード入門3年めにしてついに、新作デッキを、英国の販売業者に予約入れて購入しLANDMARK便で発送してもらうという大冒険にチャレンジした6月でもあったんですが、これは散々な顛末になったのでまた次のエントリで。

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親が知らない事 ~投票もグシャグシャの5月~

2024-05-21 10:46:38 | 健康・病気

今年はサンリオキャラクター大賞の投票方式がシンプルでいい、しかもお気にキャラを登録しておまとめ投票できるし・・と思っていたら、思いがけずパソコンの不調、おまけのように出来したプリンタの故障にふりまわされ、投票できない日が続いてしまいました。

しかもその間に、ずっと前に治療した親不知のかぶせモノが欠けて、どうするか、歯医者さんと写真を見ながら小一時間検討した結果、結局抜くことになってしまった。ひぇ~。親不知なんて、こんなクチの奥の奥にあるやつを抜くの?どんな道具で

永久歯は極力、抜くもんじゃないと実親に言われて育ってきたんだけど。それでも抜くから親知ラズって言うのか。

歯医者さんによれば、残しても「すでに動揺してる(=グラついてる)から、ニ~三年ももたないですよ」「年齢的にもいまのほうがいい」んだって。

年齢を持ち出して来られたら、万事、もうイチゴンもない。

今日、午後からその大工事に臨む予定です。もちろん麻酔はするのだろうな(訊いたら鼻で笑われそう)。はぴだんぶいのウェア着てグッズもこってり身に着けて行こう。今日の投票は帰ってから。帰って来られるのだろうか。

タロットカードの勉強も続いてます。月河にしてはよく続いておる。全七十八枚、いまなら、「このカードの意味は何ですか」と質問されたら、A4くらいのノート1頁びっしり意味が書けるカードが・・半分は超えたかもしれない(弱気)(笑)

実占を目的としての勉強なら、意味の中から占いたい問題への“答え”を拾ってまとめなければならないんですが、それはまた別次元。

ユニークなデッキが昨年から複数、入手できたので、個人的に大アルカナ二十二枚の中でいちばん好きな“愚者(おろかもの、とも)”を、各デッキから選抜して論考しようと思っていたのですが、これも親知らずのあとだな。

 

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歌うカドには福来る ~噂の眞相婦人~

2024-03-30 20:32:54 | 朝ドラマ

 昨日29日NHK 『ブギウギ』、最終話。終わりましたねー。『らんまん』から、朝ドラレギュラー視聴に戻って、まさか2作も続くとは思わなかった。

 牧野富太郎博士の、破天荒、火宅の人な私生活がNHKの朝に本当に放送できんの??という怖いもの見たさ半分でスタートした昨年の春でしたが、秋には笠置シヅ子さん??月河がリアルを知ってるのは『家族そろって歌合戦』の審査員と洗剤のCMだけ。そういえばNHKが得意とするなつかしのメロディー系の番組でも、歌ってる姿を見たことのない、でも「ひところはすごい人気歌手だった」という情報だけが残ってる人だったな・・と、これまたドラマ化して成立するのか、半信半疑のスタートでした。

 最終的に、そういう半疑問に「成立するよ」「させたよ」と答えを出すためのワンクール、半年×2だったような。やればできるもんです。

 笠置さんが、何故さほどのご高齢でもないのに懐メロ歌手としてすら媒体でもナマでも歌わない後半生を選んだのか、そういう選択をする人になったのか。

 半年かけてその動機を探訪していったような物語でした。

 万太郎と寿恵子、夫婦両輪で頑張った、言わば二頭立てストーリーだった『らんまん』に比べると、早くにパートナーを亡くしたスズ子はワンオペで幼な子育児を頑張らざるを得なかった分、愛娘・愛子ちゃんに2~3週かまけているうちにいつの間にか「ブギの時代は終わった」「昔の様にカラダが動かない」ロートルにと世の中が変わり、福来スズ子もピークを過ぎた人になっていた。

 最後の一か月ぐらいは史実エピソードのつまみ脚色であっけない感じもしましたが、スズ子役=趣里さんのコメディセンスと見飽きない表情の豊かさでよくもたせた。

 “豊か”と言えば、大阪梅丸レビューガール時代のスズ子が両親の故郷・香川に帰省し偶然知った異父弟(実母だったキヌさんがスズ子を生んだあと農家に嫁いでもうけた子)の名前がゆたか

 戦後、東京ブギウギがブームを捲き起こした頃、ひょんなことから衝突して思いがけず親交をむすんだパンパンガールグループの若頭的お姐さんがランと、役名で趣里さんのご両親(水谷豊さん伊藤蘭さん)コンシャスな、含羞ある遊び心も随所に見られた。

 ざっくり言えばかなりの佳作だったのではないでしょうか。月河が三日以上録画ためっぱにしなかった、ってだけで結構な健闘です。

 音楽番組以外、特にドラマで、やたら出演者が歌って歌で尺を取るのは正当としない月河ですが、劇中でスズ子が歌うときには“ここは歌でないといけない”“この楽曲でないといけない”必然性があった。歌手が主役のドラマだから当たり前っちゃ当たり前ですが。

 趣里さんも、歌手界の先輩で戦友・茨田りつ子(淡谷のり子さんがモデル)役の菊地凛子さんも、歌唱が、いい感じに“女優さんの歌”で(言い換えれば‘うますぎない’)、ストーリーの流れや良き虚構感を邪魔しなかった。プロ歌手の歌唱をはめ込んだりしてたらこうはいかない。うまけりゃいいってもんではないのが、歌手ドラマのむつかしいところでもあるんですが、絶妙の場所に趣里さんという逸材が居たんだな。

 もうハマることはないだろうと思っていたNHK朝ドラ、結局、作りの洗練度とかこなれ方、下敷きにする情報の質量、かり出して来られる人材プールの厚みなど、やっぱり軽んじ難い底ヂカラを見せました。

 いつまでレギュラー視聴続くかな・・ってそれはこちらの対テレビ姿勢と、生活サイクル次第ですな。

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なんなのこのリズム ~明日へとつながる輪~

2024-01-30 22:03:17 | 朝ドラマ

 しばらく遠ざかっていたNHK朝ドラに、昨年からなんとなく戻ってきていました。

 朝起きる、行動開始するルーティンに噛み合うと、結局、おもしろいかおもしろくないかとかはあまり気にしない、引っかからないで、すんなり継続視聴しますな。このへんは、いまは無き昼帯ドラマ、高齢家族の好物=民放BSの韓国イルイルドラマと一緒。

 んで、継続すると、あなどれずおもしろいんだこれが。

 昨年4月~9月期放送された『らんまん』は主人公のモデルが明治~昭和にかけ、大学や学術団体に常勤せず在野で日本の近代植物学の礎を築いた牧野富太郎博士、現在絶賛放送中の『ブギウギ』は同じく戦中~戦後の歌謡界の“ブギの女王”笠置シズ子さん。

 でも、劇中ではそれぞれ役名が“槙野万太郎”(演・神木隆之介さん)、“福来スズ子”(演・趣里さん)。

 団体名、店名など固有名詞はもちろん、主人公の出生や来歴、人間関係も細かく変えたりズラしたりして、“実在人物の再現”ではないようにしてある。あくまでフィクション。

 ・・でも、ドラマ内で起きた事をモデルの人生年表に照合すると、「あ、アレはこの件の事だな」「ってことはあの人物は、牧野さんの、笠置さんの〇〇に当たる誰某って人だな」とわかるようになっている。

 ハーフフィクションとでも申しましょうか。この、もってまわった感じというか隔靴掻痒感というか、楽屋落ち感というか・・「わかる奴だけわかりゃいい」、もしくは、“わかろうとしなきゃわからない”感じが、継続視聴しているとなんともクセになってくるんです。

 同じNHKの看板枠でも、大河ドラマとはここが根本的に違うんですよね。大河は、どんなにアホでもガキでもスカでも徳川家康っつったら家康だし、ノッポでも羽柴秀吉だっつったら秀吉でしかないし、チビでも織田信長だっつったら信長だと思って見なきゃならない(特定の年度の、特定の作品を念頭に書いてはいないので悪しからず)。

 さりとて、まったくのオリジナルの、ゼロから立ち上げた架空の物語のような、どっちへ連れて行かれるかわからない寄る辺なさは無い。“晩年はああいう風で一生を終えた人だから、だいたいそのへんに着地して完、だろう”という、七~八掛けの安心感がずっとある。

 なんか自分トシとったなーと思う。こういう“ほどのよさ”をこそ、ドラマ視聴の快適さと感じるようになったわけです。

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オラオラ来る来る ~ドーカそこんとこ~

2024-01-06 21:17:17 | 日記・エッセイ・コラム

 タロットカードの勉強している過程で存在を知った“オラクルカード”、こちらにもちょっと一時、寄り道しました。

 タロットカードは大アルカナ22枚、4スート各14枚からなる小アルカナ56枚、計78枚とフォーマットががっつり決まっていて微動だにしませんが、オラクル(=“神託”、天からのお告げ、くらいの意味)カードというのは作りが自由で、デッキによって30枚のもあれば、70枚のもあります。一枚ずつテーマに沿った絵柄に、単語やメッセージフレーズがついていて、カード本体に印刷してある場合もありますが、デッキ一体の解説ガイダンスブックにまとめて載っている場合もあります。

 月河はタロットの勉強を始めるときに、「タロット=占いツール、と固定してとらえないように」を念頭におくようにしていました。占いグッズとしてだけ眺めちゃうと、絵の意味取りとか、読んだストーリ―の組み立てとかどうしても狭くなってしまうからなんですね。

 もともとは占い専用に企画発祥したものじゃないというところがタロットのおもしろさ、奥深さですから。

 なもんで、シャッフルして任意の一枚を引いてメッセージを受け取る専用のオラクルカードはどうも性に合わないというか、自分とは別の世界のアイテムだと思って、あえて踏み込まないつもりだったんですけど、上述のようにフォーマットが自由なので、作家さん画家さん、あるいは写真家さんの思想性やアイディアが濃く、鮮明に出ます。

 これが面白いんですよね。民話、神話、伝説、天文学、植物学、鳥類学、鉱物学、古美術、ファッションやミュージックシーン、シネマ、テレビドラマシリーズなど、いろんな世界の切り口がある。

 タロットのように、2枚から10~12枚、複数枚引いて、質問ごとに配置するポジションを決めて、めくって開示する順番も決めて読んでいく、“約束ごと”に縛られないので、何か決めたいときにササッと出してシャッフルしてスッと引いて読める敷居の低さもあります。

 タロットのように、天地さかさま=“逆位置(リバース)”で出たら意味が変わってきたりネガティヴになったりという事もありませんうん、これはストレスがない。占いとして見ようとすると、だいたいみんなあのリバースってやつで頓挫するんだよね。

 月河が贔屓になった、古代の夢占いをベースにした或るオラクルカードデッキの画家さんは「(ダ・ヴィンチの)『モナ・リザ』はさかさまでも、誰もが『モナ・リザ』とわかる。」(大意)と解説ブックの前書きで書いておられました。・・確かに。

 とはいえ、毎度毎度メッセージを受け取ると依存しちゃって、本来の勉強が進まなくなるので、いまはオラクルカードは“テーマ画集”“写真集”として、眺めて気分転換する用に特化させてます。

 メッセージを受け取るつもりはなくても、眺めている中で或るカードだけ手触りが違って感じられたり、ほかより色が鮮明に見えたりすることもあり。

 そういう時はこっちが疲れているだけかもしれませんが、意識せずとも日々、いろんなものからいろんな“お告げ”を雨のように浴びながら人間、生きているのかもしれない。オラクルカードも、占い用として臨むときのタロットカードも、人間のそういう無意識の知覚を、昔の人がどうにかしてシステマタイズしようとして編み出し、コンニチに至っているのでしょう。

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