イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

スッと触れる ~百均チークの文月~

2019-07-30 21:51:11 | コスメ・ファッション

 今年の正月明けに、百円ショップDイソーのパウダーチーク《BKT》(←キティちゃんの図柄)、《エスポルール》(←透明フタがキャンメイク風の花型カット)にハマって、色から色へと追っかけていましたが、先週から、同じDイソーオリジナルの《スフレチークD》のトリコになっています。

 生クリームをカーッと泡立てて、ツノが立つくらいの固さにしてまんまかためたような質感の“スフレ”タイプのチークカラーといえば、ドラッグストアや大手チェーンで見かけるのがSUGAO(←目薬・胃薬でおなじみロート製薬の化粧品ブランド)の《スフレ感チーク》がポピュラーかな?個人的には、頬にのせる色モノといえばブラシで刷くパウダータイプしか使ったことがなく、正直どうやって付けていいのかわからないため、この年(どの年だ)まで敬して遠ざけていました。

 Dイソーのコスメ・メイクグッズコーナーの中では珍しい200円アイテム。他の色モノとは違い透明じゃないフタのケース(クリーム状のモノを旅行用に詰め替えるときの容器風)が、水平の状態でおさまるようシーリングされた透明袋に入って、フックに吊るし陳列。百均コスメで200円ってなんとなく闘志をかき立てられるじゃないですか。られない?・・・まったくそっくりなパッケージングで先日他店で見たSUGAOのスフレ感が税込四ケタ値段だったのを思い出し、200円でほぼ同サイズならダマされたと思って!と、3色中いちばん“コントローラブル”そうな《ピンク》にチャレンジ。

 コスメとの付き合いの中では、一年に3回ぐらい、いままでの人生からオミットしていたアイテムをむらむらと試してみたくなる場面がめぐってくるものなのです。

 試した結果、定着リピートに至ったモノと、“むらむら損のくたびれ儲け”で終わったモノとでは、吉本じゃありませんが1:9・・てことはさすがになくて、四分六ぐらいで若干、定リピのほうが下回っているかも。やはり、長年遠ざけていたり、視界に入らずにきたモノは、本質的に本人にあまり縁のない、相性のよろしくないアイテムであることが多いようで。

 一方、定リピ化したモノは、少数派とはいえ、たとえば繊維入りのマスカラとか、ダマ化・束化を防ぐ睫毛コーム、スクリューでない歯ブラシ型の眉刷毛など、いまや“道具箱”に無くてはならないポジションを占めています。これらに関しては出会えた奇跡に感謝。

 今回も期待しつつ試しました《スフレチークD》ピンク。開封して見た製品色第一印象は「こ、濃い・・」

 今年の梅春期にハマったキティちゃんのBKTチーク《コーラルピーチ》(←同シリーズいちばんの濃色ビビッド)ぐらい濃い。 

 しかし!“スフレ”=Soufflé (仏)「膨らんだ」という意味のネーミングで、もともとは泡立てた卵白を加えて熱し膨らませる調理法の料理やデザートのことなので、このチークも、色は濃く見えるけれども、パウダーをギュギュッと押し固めたタイプよりは空気がたっぷり含まれているのだから、付けて伸ばしたらちょうどいい濃度になるはず、と勇気を出して薬指のハラにちょっとつけてみて、まずは手首にムニュッとこすりつけてトントンしてみます。

 おぉなんと!製品色からは想像もつかないほどほのかな上品な色づきです。顔にのせるときも、薬指に一回とって、頬骨の出ばっているところを狙って、叩き込み気味にこすりつけてトントン、もう片方の頬っぺたも薬指もう一回、以下同文、で完成。

 やっぱりスフレのエアー含み効果ですかね。ややローズ寄り濃ピンクの粒子と粒子の間にたっぷり空気が含まれていて、皮膚の上に付着させトントンすると自然とふわぁと拡がるんですね。圧縮パウダー状だと、このふわぁをブラシで能動的にやってやらなきゃならない。

 そう、それで思い出しましたが、このスフレ状は、パウダー状をブラシにとるときどうしても多少付きまとう“粉飛び”粉散り”と無縁です。

 特に先述のBKT《コーラルピーチ》や、キャンメイクパウダーチークスPW38《プラムピンク》同PW41《アンティークローズ》、セザンヌナチュラルチークN16《カシスローズ》などのドス赤黒いもしくはドス赤紫な濃色のパウダータイプは、毛量たっぷりのブラシに大胆にとって、手のひらで落として粉含み均一化してから顔に行かなければムラ塗りのリスクが大なので、結果、無視できない粉量がムダになります。

 スフレ仕立てのチークはこれをほぼ免れます。最初に薬指のハラにとった色が、頬にトントン叩き込むと薄まって、かなり高精度で頬面に完全移転してくれます(但し、作業の前には指先をキレイに洗って水けを拭き取っておくのは必須)。

 注意すべきは、月河は台所作業とキーボードタッチのため爪はギリギリまで短くしていますが、器からの取り方に気をつけないと、爪のカドに入り込んでしまいトントン移転しにくくなります。

 それから製品自体、色素のヌシである粉分と、粉を結合させる油分、それからスフレをスフレたらしめている“空気”分との絶妙な三位一体で成立しているモノなので、乾燥と、対局の“水濡れ”が大敵です。容器のフタはきっちり締める。締めた状態でも、直射日光はいけません。

 指にとって人肌の温もりで伸ばすので、大事を取り過ぎて冷蔵庫保存てのも、やりたくなりますがおすすめしません。塗り始める前に室温に戻しておかないといけませんが、その過程で結露しそうです。結露は水分ですから、結局は劣化を早めます。

 直射の当たらない、照明器具のそばでもない化粧台の引き出しの中ぐらいでちょうどいいと思います。ここんとこ急な猛暑ですが、窓際でもない限り人肌=体温36~37℃以上にはならないでしょう。

 耳かき半分ぐらいの量で顔1コ両頬っぺた足りるので、200円1個で、月河のメイク頻度なら何年ももちそうです。逆に、経年劣化しないうちに使い切れるか心配だったりする。ちょっと和風に、目尻にアイシャドウとして付け足してみてもいいかもしれません。ヘタすると歌舞伎の隈取りの失敗版みたいになるから難しいけど。伏目になったとき、アレちょっと紅みある?と一瞬見える程度に。ブラシやチップ等のツールじゃなく指一本の加減=指のハラの正面に取る/側面に取る程度でできるので、ぜひお試しを。

 気がつけばこの、薬指に触れたときの空気っぽい質感と、軽い血行マッサージ効果もあるトントン伸ばしが快感になってきたので、次回は違う未体験色に挑戦してみようかと思います。

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付け過ぎはラメッ! ~腱鞘炎そして百均チークの如月~

2019-02-08 13:40:31 | コスメ・ファッション

 新年化粧始めの真似事みたいなことやってたらパソコンが異常をきたしてしまい、予期せぬネット休暇、アナログ手書き生活の日々に。

 たちまち利き手が書痙になって、磁気治療器を貼って介抱しているうちに、負担が増した利き手でないほうの手がもっと酷い腱鞘炎になってしまい、一時は“口で描く芸術家”デビューか?となりかけました。

 いまも両手首・手の甲サポーター状態ですがなんとかパソコンが回復したのでブログに戻って来れました。

 手が不自由だとメイクもお休みせざるを得ず、おかげでお肌のコンディションは休養十分。先月Dイソーで入手したハローキティの“BKTシリーズチーク”《ピーチピンク》《コーラルピンク》を、やっと顔面でトライできるようになりました。

 店頭で、キティちゃん顔のケースの透明フタ越しに見るだけではよくわかりませんが、《ピーチピンク》のほうは白み、《コーラルピンク》のほうは黄色みが若干優勢。

 どちらもゴールド色のラメ入りですが、《コーラルピンク》のほうが大粒です。先に試した青紫み含みの《ローズピンク》もなかなか潤沢なラメ入りでしたが、今回の《コーラルピンク》はそれよりも大粒のゴールドの、堂々キラキラ。

 一方《ピーチピンク》はごく細小粒な、注意して見ないとわからない程度の微量ラメです。

 んで、発色はどちらも結構優秀。ケースに入った状態で見る淡めの製品色からは意外なほど、肌に乗せると主張する“紅”感があります。

 特に光り物をたっぷり含んだ《コーラルピンク》は、肌の下から明かりが透けて見えるようなライトアップ効果があって、着物やドレスアップに映えそうですよ。・・って新年会シーズンは終わっとるか。

 ブラシの種類にもよりますが、ラメが大粒な影響か、《コーラルピンク》はこのシリーズの中でもやや粉飛びが多めなように思うので、ブラシに取るときは少し用心したほうが。

 ・・調子に乗って頬の広範囲に付け過ぎると、顔が歓迎できない膨張具合になるので、ブラシを持ってないほうの手(←よく洗ってね)で頬骨の一番突出している“山頂”をたしかめて、そこを狙ってササッと。

 チークにおいて、「濃く(=多量に強く)乗せ過ぎない、広げ過ぎない」ことはいくら強調しても強調しすぎにはならないと思います。

 自分がある程度年くってからわかったことだけど、肌年齢を意識するにつれ、人間、過剰になりがちなんですよ。メイクって、若いときのほうが怖いもの知らずで、自分の顔に似合ってるかや場の空気にふさわしいかを考えずに、やんちゃに大胆にやり過ぎがちじゃないかと思われそうですが、若い子のヤンチャは、CMや流行りに乗せられて不必要なアイテムをやたら買い込んでつけまくったりという“数”の大暴れにむしろ行くんです。

 塗らなくていいモノを何アイテムも塗り重ねたり、付けなくていい箇所にまで塗り広げたりという方面の過剰は、年をくってから嵌まりやすい。白ピンクなファンデを顎から上、境界線くっきりに塗って、チークで顔の全面ほとんど赤々とさせて、鼻筋や目の下にギラギラハイライト・・という残念厚化粧さんは、街角や電車内でもほぼ中高年のおばさまばかりなはず。

 キレイな色、店頭で見て一目惚れした色ほど、抑えめ控えめ、適所にピンポイントで。

 正月から百均でこんだけ色々集めておいてナンだけど、改めて今年もメイクは引き算でと再確認したのでした。

         初化粧片頬だけに窓明かり  

         初鏡ハローキティとたはむれて    たびと

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桃に珊瑚に薔薇 ~四十肩そして百均チークの梅春~

2019-01-18 19:07:14 | コスメ・ファッション

 三日前、起床して約三十分後、外窓の結露拭きや加湿器の給水やスギナ茶の煮出し・・いつもの朝のルーティーン中に、突然四十肩?というか遅発性の寝違え?発症で、片腕が上がらなくなってしまいました。

 痛さの“震源地”は何処か?可動範囲を確かめながら肩胛骨の外縁2箇所と、肩のせいで首まで曲げにくくなっているので、耳の下の、振り向こうとすると痛いところにも、磁気バン130ミリテスラ

 これ、意外とバカにできないんですよ。空気が乾燥してきて喉がチクチクするときも、本物の扁桃腺炎になる前に、顎の下を触ってみて、唾をのみ込むとヒリッとするところに貼ると、アラ不思議、ひと晩で治るんです。

 今年の冬はすでに三回ぐらいお世話になっていまして、そろそろ替えシール補給しておかなきゃなー・・ということで再びDイソーに寄ってみたら、先日のお店にはなかった新アイテム発見。

 キティちゃんの顔が透明ケースのフタ裏にレリーフされたパッケージがかわいいBKTチーク。前回寄ったお店にはエスポルール プレスチーク5色展開がありましたが、こちらも5色展開。前回のお店になんで無かったんだろう?立地の違いかしら。

 見ただけでキティちゃんファンのハートをクギヅケにしそうです。エスポルールよりひと回り大きい直径4センチぐらい。手のひらサイズ、なんたって100円(税抜)ですから。

 こういう、ベタにかわいいアイテムを、散文的そのものの磁気バン替えシールと一緒に買ってしまうのもどうなんだ?夢があるのか無いのか?と悩むところですが、ここは天下の百均じゃ。サクッと正月の延長気分で散財。《コーラルピーチ》《ローズピンク》、100円(税抜)でこのパッケージでなきゃ挑戦しないだろうなと思うお色にチャレンジしてみました。

 前者は、“コーラル~”と付けるには黄色みが少ない気がします。白みが多めで青みの少ないローズレッドという感じ。特に冬場に見るとポワッと気持ちが明るくなって、パッケージデザイン通りに顔周りに花が咲き乱れるような、外へふわぁと発散するきれいな色です。

 後者は、“ローズ~”と付くにしては少し淡くて、青みが優勢です。月河なら、“ペールモーヴ”か“ミスティライラック”ぐらいに呼びたい。そして細かーーいラメがかなりたっぷりめで、青み淡ピンクの光り物入りというのは、個人的には例を見ない大胆チャレンジです。

 後者《ローズピンク》から試してみましたが・・おぉ、青くない結構素直なピンク!ペールではありますがミスティではなく、付け過ぎ注意なくらい頬“紅”効果ありです。バイオレットやパープル寄りピンクを試すときの、顔色暗く青ざめて見えないかしら?・・という心配はまったくなし。ラメ効果は控えめで、新雪の雪あかりのようなしっとりキラキラ。思いのほか上品なお姉さん感。

 いっぽう前者《コーラルピーチ》は製品色が濃いめなのでひときわ用心して、抑えめにトライ。きゃー、こちらも素直に、頬に花咲く春の色。そして、先に試した青みラメ入りの《ローズピンク》に比べると、製品色が濃いわりにゴテッと付きません。毛量たっぷりめのチークブラシで、大胆に刷いちゃってもコントメイクになりませんからご安心を。濃色に見えても、白パウダーが内包されていて、肌に伸ばすと赤みを程よく散らしてくれるんでしょうね。

 《ローズピンク》がノーブルなお姉さまメイクとしたら、こちら《コーラルピーチ》はプリティーなアイドル系、妹ちゃんのデートメイクという感じです。

 このキティちゃんシリーズ=BKTチーク5色の中では、ちょっぴり黄み含みで光り物なし桜色系、肌なじみのよさそうな《ピーチピンク》も、梅春(うめはる)物っぽくて気になったのですが、この日、ボトル洗いのスティックつきスポンジを買い忘れたので、次回寄ったとき一緒に。

 それまでに四十肩も治っているといいけど・・・・と思ったら、ブラシ片手に鏡見ながら横向いたり斜め向いたり、付いたの付かないのってチェックしている間は痛いのを忘れていました。こういう効果もあるんですよねぇ。男性諸君にはわかるまい。

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2019百均初め ~清めたり染まったり~

2019-01-12 21:21:03 | コスメ・ファッション

 松が明けて正月飾りを、地下鉄で一区間先の神社のどんど焼きに持って行ったついでに、遅めの初詣で。

 この時期になると境内もすいていて、並ぶこともぽなく御手水をつかい深呼吸して二礼・二拝・一礼。

 白く凍った手水場もいいものです。天からの降り物で清められてる気がする。

 ただ柄杓を取ろうとすると足元がカマボコ状に凍ってるので、つま先が上向きになって危ない危ない。高齢の参拝者には手すりが必要ですな。

 新年早々、あれこれ邪念を持ちたくないので、深呼吸して清浄な精神のまま御神籤は引かず、大鳥居でもう一度一礼して退出。

 帰りに、いつもの最寄りの店舗ではないDイソーで、2019年の初100均市場調査。清浄な精神は一旦コッチに置いといて、好奇心、物欲解放。

 やっぱりDイソーは店舗によって品揃え傾向が大きく違うので、見たことのない商品があれこれ見つかって楽しいのなんの。

 コスメの棚でエスポルール プレスチーク なる円い透明ケース(透明フタのカットが花型)入りの、プチでかわいいパウダーチークを発見。直径4センチぐらいで手のひらにすっぽり握れてしまうサイズ。もちろんブラシもパフも付いていませんが、ポーチに入れて持ち歩くならかえって都合がいいかしら。

 5色展開らしいので、いちばん製品色にインパクトのあった《レッド》を試してみました。

 シングルカラーで、何というか、ストレートで飾り気のない、古風なくらいのレッドです。白みや黄色みがほとんど含まれず、直球で“頬紅(ほおべに)”という感じ。もちろんラメやゴールドなど光り物粉体も入っていません。

 ブラシが付いていませんからDイソーではおなじみの“春姫”ごくふわっ。チークブラシも一本買いまして、製品色濃いめチークの要諦=大胆にとってササッ!とつけて、ネチネチ付け足さない重ねない!を守ってつけてみました。

 ・・おぉ、製品色からは想像もつかないくらい、あっさり、素直に、薄っすーく・・と言うより、ライトにブライトに付きます。黄色み、オレンジ味など、外に向かってパァッと放散する要素が無いので、しっとりほんわか慎ましい紅色頬っぺに。

 月河には縁がないですが、上瞼の目尻側にも軽く付けると、和装のメイクにも適しているかも。成人式も近いですしね。

 ただ、前述のように白みや黄色み、ラメなどの、パァッと外へ散るベクトルを含みませんから、自前のお肌がお疲れ気味でくすんでいるときには、ちょっと沈んでしまうかもしれません。ファンデを明るめにして、ベビーピンクのフィニッシングパウダーをひと刷けお肌にサービスしたりすると引き立ちます。

 月河は肌年齢も考えて、ハイライトはなるべく光り物の入らないものを使うようにしているのですが、この《レッド》も、マットなハイライトのほうが合うと思います。キラキラさせないで、肌の下から紅(くれない)がほんのり透けて見えるかのように仕上げられれば成功。

 とにかく形状がかわいいので、付けるのが楽しくなります。これは加点。

 同じレッド系チークならレッド系チークで、ハイライトや挿し色とコンビネーションにするなどして、一点当たりの単価を上げていきたい百貨店ブランド等はまずやらない商品設計、こういう、外観かわいいけど性根は実質的なモノに出会えるのが100均の醍醐味です。

 この次は、同じシリーズの、フューシャ寄りなキリッと青みあり《ローズ》と、こちらはまた惜しげもなく甘ぁ~いパステル調チェリーとピーチの合体《ピンク》を試してみようと思います。

 やっぱり100均ハンティングは今年も楽し、でした。月河と同じ料簡の人が結構いると見えて、店内、正月休み明けで仕事が始まっている平日にもかかわらず、お客さんが引きも切りませんでしたよ。

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百均コスメ浮き浮きロマンス ~白いスニーカーと脚立と赤い自転車~

2018-08-15 20:37:01 | コスメ・ファッション

 ↑↑↑・・と、エントリタイトルを無意味に韓国ドラマ邦題風にしてみました。

 最近は暑かったり、雨で持ち物が増えたり、普通に加齢で記憶力が怪しくなったりで、出かけるたびに出先で何かしら忘れ物に気がつきます。

 銀行通帳やカード、キイホルダー、携帯(←ガラケー)(←「やっぱりね」と思った?)など、代替性のないもの以外は、「出先でどうカバーするか、現地調達するか」というチャレンジの機会と前向きにとらえて生きる今日この頃。

 先日、本人しか気がつかないレベルで焦ったのは、“ビューラーでアゲたまんまマスカラ塗ってこなかった”

 女優さんみたいなゴージャス睫毛でもないのに誰も見てねーよ!と笑い飛ばし召さるな。コレ、本人にとっては「靴下穿いたのに靴はいてこなかった」ぐらい落ち着かない話なのです。

 出先で目周りのお直しはまずしないので、リップやプレストパウダーの様には通常バッグにも入れてないアイテムだし、さてどうしようかと思ったら、目的地の至近距離に、お誂え向きに、まるで逃走犯が接見室外に出るとそこにスニーカーがあった!塀に阻まれると脚立があった!みたいに(←祈早急身柄確保)、100円ショップSリアがあったのです。以前、ウチの直近の西友の中にあるSリアでオーデコロン用スプレーボトルとスポンジパフ洗いを買ったことがあったな?その時はチェックしなかったけどコスメもひととおり売ってるはず・・と思って飛び込んだら、ありました“MP フィルムマスカラ ロングラッシュ ブラック”。

 全長約10センチ。お値段はもちろん税抜き100円ポッキリ。ブラシの先端だけゆるーくドッグレッグして下睫毛にも塗りやすく、“ロング”効果もなかなかでした。サイズもお値段も小ぶりですからすぐ使い切る程度の液量でしょうが、ぱっと見の映えならファミマで売ってるKネボウMediaのロングにも遜色ないと思われます。

 今回の様に目的一個で入店しても、100円ショップっちゅうトコはついつい“100円ポッキリ”に浮かされて余分な物を買ってしまうもので、隣の列に並んでいた“AC フラワーチークブラッシュ” 03ローズをジャケ買いしてしまいました。

 ネーミング通りのフラワー型の花びら部分はかなり潤沢なゴールドラメ入り、花芯はラメ無しの濃いめローズ。輪郭部分はオフホワイトのハイライトで、ブラシは付いていないのでついでに“LJチークブラシ”(“毛質感UP!なめらか毛でふんわり頬”と惹句もアゲアゲ)も買い、これは持ち帰って次回のメイク時にウキウキ試し塗りすることにしました。ゴールドラメ部分と、ホワイトのハイライト部分のミックスがポイントのよう。先月の記事にも書いたとおり、このところ“ぱっと見買い”の色モノ、買いすぎなんですが、やっぱり100円ポッキリはチャレンジ・スピリットをくすぐられます。

 ・・とウキウキ帰宅したら、鏡を見ると上瞼になんか妙な黒のかすれたポツポツが。あらら、ロング効果の余波で睫毛の先端のマスカラが瞼にこすれてしまったらしい。効果あり過ぎ、と言うより、やっぱりお安いから塗った後乾かないうちにメガネかけるとにじんで瞼に付いちゃうんですね。やっぱり100円ポッキリはポッキリなりのスペックなのでした。「乾くまではメガネかけない」で解決しますけど。

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