午後に塾に来てサッカーの練習で一旦は家に帰った廉が再びやって来る。ラスト5枚の音読に臨む。
音読は今までに覚えてきた英作文の文章を使用、日本文を見ながら音読していく。これで綴る際にローマ字読みや思い込みでの発音を修正していく作業。ただ、5枚というのがちょっと重い。
やっと合格。
採点作業と諮問試験の連鎖のなか、奥さんが素っ頓狂な声を上げる。「ちょっとお、玄ちゃん、分からんかった!」
午後に登場の崇人(浪人)に続き、今度はカナダからニューヨークを経由しての帰国。力強い講師の復帰だ。
そして懸念・・・いや、久しぶりに採点をしながら手が震えた紗良のその後だが・・・
浩樹と雅樹、双子よろしく5教科、ともに189点で終了。189点は悪くない。ともに1学期の期末でなら久居東の学年2位と4位だ。いっぽう先輩と比べるなら、去年なら明日菜(津高1年)が188点、2年前なら有紀(津高2年)の190点、これが2年前の29期生のトップだ。そして3年前となると馨五(津高3年)が189点。これもまた3年前のウチのトッップだ。
つまり・・・紗良の216点、この点数が凄すぎるのだ。
思えば今年度の第一回の全県模試では偏差値40に低迷していた。それが盆以降に急上昇、そして今日216点。これは偏差値でなら73あたり・・・紗良はこのひと夏で化けた、それも俺の記憶にないほどの大化けである。
明日は夏休みの最期・・・そして31期生たちにとっては全県模試の本番だ。
追伸・・・コアな読者へ。
大慈の暫定トップの件ですが、予想通りに雅樹が手堅く46点でまとめてトップ・・・。大慈にとっては5時間ほどの桃源郷で終わりました。
とにかく真ん中の部屋から動けない。答案用紙が次々に届き採点作業、そこに質問やら諮問試験が割り込む。
高校の部屋では・・・
廊下では・・・
これはみんな奥さんが撮ってくれた写真で俺は動けない。
なにせ凄いことが起こったのだ・・・それも動けない理由。あの大慈が英語でトップ。50点中44点、中1と中がやってる英作文をしつこくさせたのが功を奏したか。
しかし、津高のオープンスクールに行った雅樹と浩樹が欠席。夕方になり、その二人がやって来る。来なかったたら大慈のトップが決定していたのだが・・・今日の類の問題、雅樹は絶対に取りこぼしはしない。これで大慈の暫定トップも風前の灯となる。
さらに激震・・・紗良が今日の試験で途方もない点数を叩いた・・・216点、これは過去4年間のなかでブッチ切りのトップ。今までのトップは洋佑(津商業1年)の207点、これを遥かに凌ぐ。この途方もない点数に浩樹と雅樹が臨むことになる。
しかし樹(津高3年)ですら178点だったこのテストで、雅樹と浩樹といえども216点を上回ることができるのか・・・これは甚だ難しい。
その浩樹と雅樹、5教科目の理科に入った。
息をひそめてその瞬間を待つ。
1992.10.27ケーキ投げ大会!
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