お知らせ
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まだ1枚目だった。声を荒げる気もない、情けないのではない。俺のほうの問題・・・夜になるとだんだんと目眩が厳しくなってくる。
「このままでは君の英語は死ぬ。2学期の英語は惨憺たるものになる。だから夏はこれに集中した。何度も言ってきた、この時期の英語の重要性を。助動詞から不定詞と動名詞、ここが分からないと英語が危うい。ここで最後に言っておく、このままじゃ君の英語は落ち続ける。できるだけいい高校へと君は言った。しかし、この類の単調な作業ができないで津高や津西に進学した生徒はウチの塾ではいない。ミス0にする、その怖さが分かっているから進学校へ進む。最後まで書いたからといってすぐに採点に持ってはこない。何度も何度も見直す、ミス0にすることがいかにしんどいかということを身に沁みて分かっているからだ。この類のテストをすると自分が間違うパターン、あるいは傾向がよく分かる。クエスチョンマークを書き忘れるやら、過去を現在形にしたりとか。だから中間や期末の試験でも同じように見直す、自分の間違うパタンを検証するかのようにチェックする。ミス0にするために、近づけるために何度も見直す。だから津や津西なんかの進学校へ合格する可能性が高くなる。ことに三重県は英作文の配点が高い。要求している英文は決して難しくはない。前も言ったが、この今のレベルだ。このクラスの簡単な英文をミスなく正確に書くという行為が求められる。今日、俺は君に言った。責任の所在をはっきりさせたい。俺は今日言ったぞ。これができないと君の英語は朽ちていく。俺は言った、・・・後は君がどうするか、それは君が考えることだ。集中することなく、退屈そうにいつまでも1枚目を繰り返す・・・それを決めたのは君だ」
夜だ・・・今日は中1の日だが、中2も来ている。英語以外はさせる気はない。夏休み明けの過去問は前半にさせたつもりだ。後は2学期の英語で押し潰されないようにする・・・それだけだ。
ただ・・・いつもなら机くらいは叩いていたかもしれない。・・・目眩がひどいのだ。
裕貴と優太朗、理系と文系とタイプは違うが、ともに去年の陽斗(津高1年)の点数に並んだ。
2階に移動した中3が質問で上がって来る。夕方までは2階、夜は3階。それもなんとか板に付いたと思ったら夏休みはもうわずかだ。
中3は去年の試験、明日の本番を控えるといい他流試合にはなったはずだが課題は多い。まず数学が非力だ、やはり去年のようにはいかない。
英語も軽い・・・英単語の諮問試験を最初のうちは続けるがどこかで切れてしまう。試験の合間だが、あまりにもひどい点数が並んだので授業。しかし英単語は作らない、諮問試験に来る生徒が少ないからだ。
去年のメンバーでは優里(津西1年)が406点でトップ、400点前後に明日菜(津高1年)と洋佑(津商業1年)と友紀(津西国際1年)がいたが、今年は浩樹と雅樹がそれぞれ402点と401点。そして次に紗良が374点、このあたりに廉(津高1年)がいる。
ちなみに陽斗(津高1年)だが、この試験で307点・・・プライドを潰されてもよく頑張った、今はそう言える。
去年のメンバーに圧倒的に差をつけられた夏休み当初。あの頃に比べれば、なんとかここまで迫ってきた・・・しかしあと3人ほどをこのクラスに上げなければならない。
疲れがピークに達しているのが分かる。
朝の8時から日付が変わる頃までぶっ続けだ。仕事をする時間が深夜しか取れない。しかし深夜の進捗状況がひどい、目がかすみ集中できない。年をとるということはこういうことか・・・ひしひしと感じている。それでも中3は最終コーナーをまわるところだ。
しんどいのは俺だけじゃないわけで、高校生の部屋じゃ大西君(岡山大安寺れいめい塾塾頭)の授業が始まっている。大西君とて、先月末にこっちに来てから休みなしで夏休みを疾走している・・・負けたくはない。
まあ、9月になれば長野か群馬か、あっちのほうへいっしょに行こうと誘われた。誘いに乗るつもりだ。
中3たちの午後は去年の先輩たちの旨を借りる5教科。去年の育伸社模試を実施、そして明日が今年の本番だ。