蜂の一刺しとまではいかないが

大悟（三重大学医学部４年）の第１ラウンドは物理。

裕菜（津西２年）のマンツーマン。

俺は中２の麻那の試験範囲に合わせて中３と合同授業。大日本帝国国憲法から第一次世界大戦後の軍縮の時代まで。

合間を縫うように中２にチクリを釘を刺す。新研究をやって満足してるだけでは志望校には届かない。

その後で高２に古典の授業。今日は記述、それもかなり前の早稲田の問題。源氏と藤壺との別れのくだり。過去のセンターでは無敵の快進撃の沙羅も、さすがに苦戦している。

古典の後に南山の英文法・・・他動詞と自動詞の識別がやけに目がつく問題。蓮（津西２年）がミス３・・・イメージ通りだ。

 

 

それぞれの場所で

健汰は今日も入試が続く。東京では百音が昨日から本命の大学に臨んでいるはずだ・・・

ついつい癖になるモーニング詣出。今日は『花香』が休みなので『らんぷ』　でもここの店員さん、注文したけど30分待たされるとか、注文間違うとか、今イチなんやな。

今夜は古典、先週に引き続き源氏物語の須磨・・・昔の早稲田の問題、やっぱ早稲田の記述は厳しいねえ。ここに南山大学の英文法をくっつける予定。

塾に戻ると・・・

私立大学を歯牙にもかけず、ただ国立大学の二次を目指す。

 

 

違和感、素直に喜べない俺がいる

寺岡（三重大学医学部２年）の授業。

４月からの理系の主役たちは寺岡に委ねることになる。大西君（岡山大安寺れいめい塾塾頭）の弟子でもあり、国語もできるオールラウンドプレーヤーだ。

２階では雅樹（31期生・名古屋大学工学部１年）の高１数学。

そして俺は中３に数学を解説するが・・・違和感、かなり点数がいい。９名の平均が250点中203点。中３にも言ったが、良すぎるのだ。

こんな時は素直に褒めればいいのかもしれない。しかしどこかに削げた場所はないか、亀裂はないか、穴はないか・・・職業病かもしれない。香里（13期生・ケアーワーカー）にも言ったが、今でも津西合格発表会場の夢を見る。たぶん、死ぬまで見る。

昨夜の試験で抽出された中３の課題は三平方を用いた立体図形・・・夕方までに用意しておく。

 

健汰が試験前日にしおらしく、「二カ月でこんなにも英語を上げてもらって」　　と言った。それに対して俺、「受かってから言えよ」・・・こういう性格なんだ。