８月６日

「今日は終戦記念日ですね」とアキラ。
「おまえ、何言うてるねん」と俺。
「今日は広島やん」
「いやいや・・・僕にとっては今日の面接が最後ですから」
アキラ、午前11時30分の近鉄で最後の面接会場へ。

昨夜深夜に大垣から電話。
「いろいろ息子（上野高校３年）と話し合ったんやけどな、高校の課外だけは最後まで出席したいらしいわ。でな、13日から２週間、オマエんとこに送り込もうと思うんやけどな」

今日から新しい塾の大家さんの息子を預かることに。
れいめい塾１期生のかおりの息子・・・感慨はある。
かおりを子とすれば、その息子の文人は孫となる。
小学４年で塾はまだ早いと言いつづけてきたが、三顧の礼まがいの頼みでもあり引き受けることに。
とりあえずは通分が必要な分数計算、さらに遊びで中学の正負の数の計算。
ふだんから「アホやから」と言われている息子に自信をつけさせることから始めるべきだろう。
正午間際になり中１の正負の数のプリント終了。
小数と分数は避けて整数計算ばっかりだったが、36問でミス２。
「将来何になりたいねん」
「まだ決まってへん」
「叔父ちゃん（４期生・耕治）みたいに医者になったら」
「できれば。・・・でも、僕アホやからな」
「そんなことはない・・・気持ちさえあればなれる」

かおりはあまりにも子供に対してアホ・アホと言い過ぎる。
文人の口癖が「どうせ僕はアホやから」と言うのも頷ける。
これは懸念すべきところだが、文人は物怖じしない。
初めて塾に来てもはっきりと自分の意見を言う。
これについては母親のかおりを誉めるべきだろう。

レイコ姉から連絡。
７日に中原にある旦那の実家にやって来るとかで、そのときに娘のメグ（関西第一高３年）を連れて来るとのこと。
７日の夜に話を聞くことにする。