８月４日

運命？の一日が始まる。
かといってガンジーを気取るわけではないが、流れに身を任せて・・・ムカフーン。

午前10時12分に久居駅に着く大垣の息子を迎えにいく。
「これ母さんが・・・」と渡されたのは焼酎『神の河』
塾に着くなり英単語の小テストから・・・ターゲット1900の初歩レベルだ。

慶子さんから連絡、さすがに手堅い。
講演は今日ではなく明日だとか。
なんとか時間調整するつもり。
しかし津高からのお誘いはない、さりげなく無視を決め込もう。
今日は高３の現役どもが全国統一模試。
年長さん達は明日。
花火大会というのにせわしい時間が過ぎていく。

めいは生川先生に会いに県文化会館へ。
迷わずに行けただけでも良しとすべし。

太郎（９期生・Ｍ銀行勤務）が娘と二人でやってくる。
娘はキノ・・・漢字を忘れてしまった。
なかなか雰囲気に慣れないようだったが、後から奥さんが来るとやたら元気になる。
俺の奥さんもやって来て、キノに昔の写真を見せている。
「これ、パパよ・・・分かる？」
キノが頷く。
「それでね、隣のいるのがユタカのおじちゃんよ、分かる？」
キノ、しぶしぶ？頷く。

太郎とユタカは同じ銀行で勤務している。
支店は違うが勤務地は名古屋・・・ゆえに銀行の家族寮では隣どうし。
会社帰りに窓際にキノを見つけたユタカはいつだって大音響で叫ぶ、「キノちゃ～ん！」
すかさず身体を引っ込め、おそるおそる隙間からユタカを眺める日常だとか。
「なかなかキノにはなつかれへん」とユタカは言う。

奥さんがキノに見せた写真は太郎が高３のときのもの。
太郎が北海道大学受験で久居を出発するときに、木造の旧久居駅のプラットホームで撮ったもの。
当時津高３年だった太郎を中心に、脇を固めるのはユタカに越知と甚ちゃんだ。
あれから10年・・・クソッ。