らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

アサガオは何故朝咲く?

2016-07-23 | 季節

小・中学校が夏休みとなり、NHKラジオでは毎年恒例の“夏休みこども科学電話相談室”が放送されています。
これは子供さんたちが日ごろ疑問に感じている事を電話で相談し、その場で先生方が分かりやすく回答する番組です。

ちっちゃな子供さんの質問は、大人が日頃気にとめないようなものもありますが、さりとて“質問者に説明しろ”と言われると説明できないようなものもあって、大人にも大いに参考になります。

その質問の中に、先日、「アサガオは何故朝咲くのですか?」と質問した子供さんがいました。
もし、皆さんの子供さんやお孫さんから同じことを聞かれたら、どのように答えますか?

ネットを調べていたら「アサガオの生理学」というHPがありましたのでリンクしておきます。

ここの「光の影響」の項目に、日没から10時間後に開花するという性質を持っていると書かれています。
ラジオでも同じ事を回答していました。
従って、秋になって日没が早くなると、日没から10時間後はまだ暗いはずですが、それでもアサガオは咲くのだそうです。
反対に外は暗くても、鉢植のアサガオを明るい部屋の中に入れておくと10時間過ぎても咲かず、蕾のまましぼむそうです。

「光の影響」
7月ごろ、アサガオの花が咲くのは、早朝の午前3時から4時ごろです。
まだうす暗く、明かりをつけなければまわりの様子が見えない時間に咲くのです。ということは、アサガオの花は、朝の明るさによって咲くというわけではなさそうです。
実は、これは前日の昼の長さと関係があるのです。
アサガオの蕾は、前日の昼間のうちにたっぷりと太陽の光をあびたあと、暗くなってから、およそ10時間後に開くという性質を持っています。
このために、朝、明るくなくても暗いうちから花が開くというわけなのです。この性質がわかれば、明日の朝、何時に花が咲くのかがわかります。
また、オシロイバナやオオマツヨイグサにも、同じような性質があります。日が暮れてから何時間後に花が咲くのかということを、いろいろな花で調べてみるとおもしろいでしょう。
と書かれています。

アサガオの性質ご存知でしたか?
子供さんの質問は大人にも参考になるでしょう。
これで「アサガオは何故朝に咲くの?」と、子供さんやお孫さんから聞かれた時に回答できますよね。
お役にたてば幸甚です。