らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

アライグマ生け捕り

2016-07-12 | 地元紹介

家庭菜園におけるアライグマの被害については、このブログでも度々アップしているところですが、今日はその憎っくきアライグマを捕獲した嬉しいニュースをご紹介します。

アライグマは熊取町内に相当数生息しているようであり、町役場の担当者によれば、今年4月以降で既に16~17匹捕獲したとのことです。
私の畑にも毎年出没し、ブドウやスイカ、マクワウリ等の農産物に被害を受けているところです。
昨年はブドウの殆どを食べられてしまい、悔しい思いをした事から、今年は早々に役場から捕獲器を借り受けて設置していました。
最初のうちは何度仕掛けても、餌だけ食べられてしまい、蓋が閉まりません。
「何故なのだ!」
そこで捕獲器の構造を調べてみることにしました。

この捕獲器は餌を食べる時に蓋が閉まる仕掛けになっているのですが、餌を吊るすワイヤーと蓋を止めているワイヤのジョイント部分がゆるく、餌を食べた時のワイヤーの揺れが蓋のワイヤーにうまく連動しない事が分かりました。
そこでジョイント部分を紐で固く締め、餌を吊るすワイヤーの揺れが、直接蓋のワイヤーに連動するように固く縛りつけました。
それから1カ月弱、その効果が漸く表れて、今回の捕獲となったものです。

・捕獲器の中でじっとしているアライグマです。


捕獲したのは7月10日の朝です。
畑に行ってみると捕獲器の中にアライグマが入っているではありませんか。
思わず「にたっ!」とほくそ笑み、「やったぞ!」と心の中で叫びました。

町役場の担当者に連絡すれば引き取りに来てくれるのですが、その日は日曜日だったので、翌日の9時過ぎに電話を入れて引き取りに来てもらいました。
冒頭に書いたように、今年に入って役場が把握しているだけで既に16~17匹捕獲しており、地元の農家の方が個人で捕獲したのを含めると20数匹は捕獲しているのではないかと話していました。

このアライグマ、可哀そうですが、この後、安楽死の道を歩むことになるそうです。

・可哀そうだが、農作物に被害をもたらした罰は、死をもって償ってもらうほかありません。