九州で断続的に発生している一連の地震は熊本県から大分県にまで拡大してきました。
気象庁では、今後、震度6弱程度の余震が1週間は続くと予想されることから、警戒して欲しいと呼びかけています。
熊本、大分の皆さま、地震には十分注意し、身の安全を確保していただきたいと思います。
さて、地震とは関係ないのですが、昨年の流行ポーズ大賞の1位になったポーズに「五郎丸ポーズ」があります。
「五郎丸ポーズ」はラグビーのワールドカップで注目を集めたので、どなたもよくご存知だと思います。
この五郎丸ポーズそっくりの仏像が大分県にあると言うことなので取り上げる事にしました。
この仏像は、大分県豊後高田市田染真木の真木大堂(まきおおどう)にある「大威徳明王像(だいいとくみょうおうぞう)」で、国の重要文化財に指定されています。
・手の構えをご覧ください。「五郎丸ポーズ」にそっくりですよね。
仏像は目の前を見据えたまま、胸の前で手を合わせて指を立てています。
この指を立てたポーズは、ラグビー日本代表の五郎丸歩選手がキックの前に欠かさないしぐさ、所謂ルーティンポーズ(いつもするポーズ)によく似ています。
この仏像は、平安時代後期の作とされ、「戦勝祈願の仏様」だということです。
五郎丸選手のルーティンポーズからの見事なキックは、千年前からここに鎮座している大威徳明王のご利益の賜物なのでしょうか。
そうであるならば、今一度「大威徳明王」のお力をお借りして、大分県にまで拡大してきている今回の一連の地震を蹴飛ばして欲しいものです。