らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

九州地震便乗詐欺に注意

2016-04-30 | 時事

所用のためブログの書き込みを休止していましたが、今日から再開しましたのでよろしくお願いします。

さて、4月14日に発生した九州の一連の地震では、熊本・大分を震源とする震度1以上の地震回数が今朝4時現在で1069回に及んでいるそうです。
気象庁では、今後1週間程は震度6程度の大きな地震が起きる可能性があることから引き続き警戒を呼び掛けています。

ところで、被災された皆さまに日本全国民が支援の手を差し伸べようとしている時、地震に便乗した義援金詐欺を企む不届者がいることから、国民生活センターが注意を呼びかけ、警察庁が善意を踏みにじる詐欺事件などの防止に努めるよう全国の警察に指示しています。

「国民生活センターへの相談事例」
国民生活センターには次のような相談が寄せられているそうです。
【事例1】
ボランティアを名乗る女性から不審な電話があり、「熊本地震の募金を集めている。1口3,000円だ。集金に行くので家族構成、名前、年齢を教えてほしい」と言われたが断った。電話番号は非通知で、団体名も名乗らなかった。
【事例2】
寄付金を求める不審な訪問があった。
数日前、友人宅に2人組の不審な訪問があり、熊本地震の被災者への寄付金を求められたようだ。信用できないと思い断ったら、すぐに帰った。

「アドバイス」
1.不審な電話はすぐに切り、来訪の申し出があっても断ってください。万が一、金銭を要求されても決して支払わないようにしてください。
2.公的機関が、各家庭に電話等で義援金を求めることは考えられず、もし連絡があった場合には、まずは当該機関に確認しましょう。
  また、義援金は、募っている団体等の活動状況や使途をよく確認し、納得した上で寄付しましょう。義援金を口座に振り込む場合は、振込先の名義をよく確認しましょう。
3.少しでも不安を感じたら、すぐにお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン「188」番)や警察に相談してください。

一方、警察庁によると、熊本地震が起きた今月14日から25日の朝までに、福岡県の高齢者2人が「熊本の地震で困っている人に老人ホームの入居権を譲ってくれないか」などと相次いで持ちかけられたほか、寄付金を求めたうえで「これから取りに行く」というケースがあるなど詐欺の疑いがある不審な電話が相次いでいるということです。
こうした電話は被災地だけでなく、関東など複数の県で少なくとも7件に上り、鹿児島県では、被災者を装った男が「熊本まで帰る金が無いので、貸してほしい」と言って、女性から1万円をだまし取ったとして、逮捕される事件も起きているようです。

他にも被災家屋の無料点検や応急処置を勧め、高額な料金を要求する便乗商法、義援金や寄付などの名目で公的な機関や身内を装う現金の要求や、がれきの清掃や住宅の修理の押し売りなどに注意をするよう呼びかけています。