各地でサクラが満開となり、桜の名所ではお花見客で賑わっているようです。
東京の上野公園では外国人観光客も大勢訪れていると報じていました。
最近では和食に続いて、桜も観光目的となっているようですね。
ところで桜も綺麗ですが、桃も美しさでは決して劣りません。
今日は満開となった我が家の桃の花を取り上げます。
・満開の桃です。
この桃は樹齢30年を超える白桃の老木ですが、毎年たくさんの蕾をつけ、果実を生らしてくれます。
傍で見る桃の花は美しく艶やかで、桜とは違う魅力があります。
庭の桃と言えば、万葉集に大伴家持が詠んだ歌があります。
「春の苑(その) 紅(くれない)にほふ桃の花 下照る道に 出で立つ乙女」 (大伴家持)
意訳:春の庭で、桃の花が真っ赤に美しく色づいている。その紅が映えた道にたたずむ少女よ
・たたずむ少女はいませんが、ピンクの花はとても美しいです。