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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

桃の剪定

2014-01-14 | 家庭果樹

久しぶりにブログのタイトルである菜園を取り上げます。
冬は落葉果樹の剪定時期です。
先日から畑のブドウや梨、柿などの剪定をしていますが、今日は庭に植えている桃の剪定をご紹介します。

私の剪定方法は、専業農家とは多少異なっているかも知れませんが、基本的には大きな違いはないものと思っています。
何故なら、毎年大きな果実がたくさん実っているからです。
我が家の桃の木は樹齢30年になりますが樹勢が強く、年々上へ上へと枝が伸びるので、今年は上部の太い枝を切り取り、昨年よりやや低めに仕立てることにしました。

・剪定前の桃の木です。昨年伸長した枝が上に林立しています。(手前の葉があるところはキウイの木です)


「剪定方法」
・基本的に各枝に日光がよく当たるように剪定します。(日光が当たらない枝は勢いが悪くなり、枯れてきます。)
・花芽のついている枝は、収量を上げるため出来るだけ残し、枝が重ならないように紐で誘引しました。
・その上で弱い枝、日光をさえぎる枝、垂れ下がっている枝などを切除しました。
・枝の背中から真上に向かって出ている強い枝については、その枝の日焼け防止のため1~2芽を残して切除しました。
・横に長く伸びている強い枝については1/3程度を切り詰めたり、葉芽のところで切除しています。

上記の方法で剪定した姿です。
すっきりしましたが、この後もう少し細い枝などをカットして出来上がりです。

・剪定がほぼ終了した桃とキウイです。


「冬の作業」
剪定以外の1月から3月までの主な作業は施肥と薬剤散布です。
・施肥
 一般的に12月~2月頃に施肥しますが、私は2月初めに行います。
 方法は、株の周り1mくらいのところに溝を掘り、市販されている「寒肥」を混ぜ込みます。
 
・冬の薬剤散布
 冬の薬剤散布は、カイガラムシの駆除や縮葉病などの予防を目的として行います。
 ・カイガラムシやハダニ類の駆除・・・・剪定の後にマシン油乳剤の16倍液を散布します。
 ・縮葉病や黒星病予防・・・・・・・・・・・・1月下旬から3月初旬にかけて縮葉病予防のため、ビスダイセン300倍液を3回散布します。
                         今まで使用していた石灰硫黄合剤は500ml入りが無くなり、1斗缶での販売となったことから、ビスダイセンに変更したものです。