我が家の白桃が漸く収穫の時期を迎えました。
今年は開花前後の害虫予防を怠ったことから、虫食いの幼果が非常に多く発生し、生育を心配していましたが、結果は比較的順調だったように思います。
・5月下旬に袋掛けをした桃です。
今年はこのように虫食いの被害に遭った幼果が多く発生し、摘果で取り除いたので、例年より数が少ない袋掛けとなりました。
・虫食いの被害に遭うと丸くならず、このように窪んだり、しわが出来たりします。
白桃は白い実を育てるため、光を通さないグレーの袋を使用します。
このため、収穫の可否を判断するのが難しく、まだ青い未熟な果実をもぎ取る場合が多々あります。
白桃は岡山が発祥と言われており、同じ白桃でも赤く色をつける品種がありますが、元祖と言われる白桃は色をつけないと聞いています。
・我が家の白桃は色をつけないように白く栽培していますが
今年は6月中旬から7月上旬の梅雨明けまで、降雨が多く味が心配されましたが、果実の肥大時期に当たる7月以降、日照りが続くようになって少し甘みがついてきたように思います。
・収穫した白桃です。
一見きれいに見えますが、このように黒ずんだ桃もたくさんできました。このような桃は美味しくありません。
原因は、カメ虫やモモハモグリガと云う蛾が袋の上から針を刺して被害を受けたことによります。
中には幼果の時に害虫被害に遭って歪なまま熟した桃もありました。
・2番目の画像の幼果が熟すとこのような桃になります。