山の手台住宅地内のアスファルトの路面に一羽の野鳥が舞い降りて、忙しそうに歩きまわっていました。
人を余り恐れる様子はなく、5~6mの近くまで寄ってきます。
多分「セキレイ(鶺鴒)」だと思いますが、アスファルトの路面には餌となるミミズや虫などがいないはずなのに、何を探しているのでしょうね。
・10倍ズームで撮影したセキレイです。
セキレイについて「ウィキペディア」で調べたところ、その文化の項目に次のように書かれていました。
『日本書紀には、日本神話の国産みの伝承の一つとして、イザナギとイザナミの神様が性交の仕方がわからなかったところにセキレイ(鶺鴒)が現れ、セキレイが尾を上下に
振る動作を見て性交の仕方を知ったという内容の異伝に関する記述がある』
こういった伝説のため、古来日本では結婚とセキレイ(鶺鴒)の縁は深く、セキレイは結婚と交接を象徴する鳥となっているそうです。
・そう言えばこの鳥も尾っぽを上下に振っていました。神代の昔からの動作は変わっていないようです。