らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

神無月と出雲大社

2009-10-24 | 雑学

10月は旧暦で「神無月」と呼ばれています。そこで、今日は「神無月」と出雲大社」について調べました。

「神無月」とは
その由来には諸説あるようです。
1.「神無月」は、神を祀る月であることから、「神の月」とする説が有力とされています。 
  (「神無月」の「無」は「水無月」の「無」と同じく、「の」を意味する格助詞「な」ということのようです)
2.他には、10月に全国の神々が出雲大社に集まり、諸国に神がいなくなることから「神無月」になったとする説があります。
3.また、雷の鳴らない月で「雷無月(かみなしづき)」が転じて「神無月」になったとする説。
4.新穀で酒を醸す月なので「醸成月(かみなしづき)」が転じて、「神無月」になったとする説などがあります。

・出雲大社です。(出雲大社HPより)


「出雲大社に神が集まるのは何故?」
神々が出雲に集まる理由は、日本国土を開発した神様である大国主大神が自分の息子や娘を各地に置き、その地の管理を任せたことに由来すると言われています。古事記や日本書紀には、出雲系の神々が日本中で活躍していたことが描かれているようです。

全国の息子や娘たちの神様は、年に1度出雲に戻ってきて父神である大国主大神に報告をし、来年の予定の打ち合わせのほか、全国の人間の運命についても話し合いをするそうです。

出雲の大国主大神といえば「縁結びの神様」といわれますが、この縁結びは単に男女の仲を結ぶだけでなく、人間が立派に成長するように、社会が明るく楽しいものであるように、全てのものが幸福であるようにと、お互いの発展のための繋がりが結ばれることのようです。
この「むすび」の御霊力(みちから)をそそいでくれる神様であることから、出雲大社は「縁結びの神」として信仰されているといわれているようです。(出雲大社HPより)

この神様の会議は旧暦10月11日から17日までの間に出雲大社で開かれ、次に佐太神社に移動して10月26日まで会議が続きます。
このため全国の神社では神様がいなくなる事から「神無し月」といわれますが、出雲大社と佐太神社ではその期間は「神在祭り(かみありまつり)」が行われるそうです。

・佐太多神社ご本殿三社です。(佐太多神社HPより)
御本殿三社

(余談)
神様が出雲に行って留守の間、「留守神」と呼ばれる留守番をする神も考え出されるようになりました。
一般に「留守神」には「恵比須神」が当てられ、10月に「恵比須」を祀る恵比須講を行う地方もあるといわれています。(ウィキペディアより)



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