らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

トルコ旅行(その8) エフェソス遺跡 (1)

2009-04-29 | 旅行

さて、トルコ旅行記も今日から後半となります。

パムッカレから更に西に185㎞ほど行くと、エーゲ海に面したセルチュクの町があります。
ここには、トルコ最大の遺跡群が甦る古代都市エフェソス(またはエフェス)とアルティメス神殿があります。
この遺跡は紀元前12世紀に建設された都市国家跡で、最盛期のローマ帝国時代には小アジア属州の首都でもあったそうです。

今日から3回に分けてエフェソス遺跡とアルテミス神殿跡をご紹介します。

・クレテス通りです。
 ケルスス図書館(通りの突き当たり2階建ての建物)からヘラクレス門に向かって延びている道です。
 右側手前はトラヤヌスの泉、その奥が浴場跡です。ほかにも右側には様々な建物が並び、左側には見事なモザイクが残っています。


・ヘラクレスの門
 ヘラクレスの彫刻を施した左右対の門です。


・市公会堂です。
 現在は数本の列柱が残るのみですが、かつてはここに聖火が灯され、火は消えることがなかったといわれています。


・ハドリアヌス神殿跡です。
 2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスに捧げられた建物です。内側は簡素ですが、正面玄関は素晴らしい装飾です。
 アーチの中央には女神ティケ、奥の門には両手を広げたメドゥーサが彫られています。


・女神ティケです。


・メドゥーサです。髪の毛は蛇だそうです。


・このような彫刻も残っています。






・浴場跡です。


・高級住宅跡です。
 扉のあるところは店舗、その奥に海が見えるように邸宅が建ち、階段は左側の1箇所を共用していたそうです。


・邸宅前のモザイク通り



あすも引き続きエフェソス遺跡をご紹介します。