らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

トルコ旅行(その4)カイマクル地下都市

2009-04-25 | 旅行

昨日に続きカッパドキアの奇岩群と世界遺産「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石遺跡群」の中にある「カイマクル地下都市」をご紹介します。

・ローズバレーです。
 ピンク色の岩の渓谷に教会があり、7世紀の彫刻や11世紀頃のフレスコ画が天井に残っているそうです。
 ここの夕景はカッパドキアでも有数の絶景スポットだそうです。夕日を受けてピンクから紫色に変化する渓谷の景色は素晴らしいようです。


・ウチヒサールの通称「鳩ノ家」と呼ばれているところです。


・ウチヒサルからギョレメの途中には、白い滑らかな岩肌の波が続いています。


・ギョレメ谷です。
 正面はトルコの富士山と言われている標高3917mの「エルジュエス」山です。
 現在は死火山となっていますが、ギョレメの地層は数億年前に起きたこの山の噴火で出来たそうです。












・カイマクル地下都市です。
 この岩窟は、1964年に発見された地下8階の巨大な地下都市です。


この地下都市は紀元前400年頃の記録にも記されているほど古いものです。その発祥や歴史は謎とされていますが、一時はアラブ人から逃れたキリスト教徒が住んでいたことがあるとも言われています。
内部は礼拝堂、学校の教室、寝室、厨房、食料庫、井戸などがあり、約1万5千人の人たちが共同生活をしていたようです。
ところどころに敵の侵入に備えた丸い石が道をふさぐように置かれています。

・丸く見えるのが石の扉です。


・地下8階までの洞窟となっています。


・キッチン跡です。天井や壁は黒くすすけています。


・キッチン跡です。この穴で木の実や硬いものを潰したようです。


明日はコンヤのメビラーナ博物館をご紹介します。