らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「エイプリルフール」の由来

2009-04-01 | 伝統行事

今日は「エイプリルフール」です。
「エイプリルフール」はご存知のように害のない嘘をついてもよいとされる風習ですね。

数年前に、フランスだったかイギリスだったか忘れましたが、南極のペンギンが空を飛んでアルゼンチンまで辿り着いたとのエイプリルニュースを日本のTVがニュース番組で紹介していたことを記憶しています。
ペンギンは空を飛ぶことが出来ないので、嘘のニュースなのですが、そのニュースでは雁のように飛んでいる映像を流していました。
おそらくCGで作った映像なのだと思いますが、非常に手が込んでいました。
日本ではとても考えられませんが、外国ではこのような嘘も許されるのですね。

そこで、今日はエイプリルフールの由来について調べましたのでご紹介します。

「由来」
エイプリルフールの由来には諸説あるようですが、正確な由来は未詳です。
・フランスの「グレゴリオ暦導入説」
 その昔、フランスでは3月25日を新年とし、4月1日まで祭りを開催していましたが、1564年に国王シャルル9世が1月1日を新年とするグレゴリオ暦を採用しました。
 これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として馬鹿騒ぎするようになり、これがエイプリルフールの風習になったとする説です。
・「インド仏教説」
 インドでは春分から3月末まで修行を行いますが、、終わるとすぐに迷いが生じることから、4月1日を「揶揄節」と呼んで、からかったと言うものです。
・「古代ローマの祭り説」
 古代ローマでは、この日だけは主人が奴隷に仕え、道化師(FOOL)が聖職者になるといった逆さまのドンちゃん騒ぎが行われたとする説です。
・「ノアの箱舟説」
 ノアは洪水が収まってきた頃どこかに陸地はないかと鳩を飛ばしますが、鳩は水の無いところを見つけることが出来ず、無駄足を踏まされてノアの所に戻って
 きました。この日が4月1日だったとする説。
このうち、フランスの「グレゴリオ暦導入説」が最も有力と言われているようです。

日本では、大正時代に西洋から入ってエイプリルフールの風習が広まったと言われていますが、「パチンコの負けをごまかすために、この日にすりにあったと嘘をついた者がいた」為とする説もあるようです。

今日は、世界中で、新聞が嘘の内容の記事を掲載したり、TVニュースでジョークニュースを報道したりすることが広く行われるようです。
最近ではインターネットでも実用性の無い冗談が公開されたりもしています。

ほほえましい嘘は許せても、罪のある嘘は勘弁して欲しいですね。
今日は嘘のニュースに気をつけましょう!