「ルッコラ」と言う野菜をご存知でしょうか?
一般的には胡麻の味のするハーブとして知られています。
ルッコラはアブラナ科の一年草で、英名はロケット「rocket(はな大根のことを指しています)」、和名はキバナスズシロと呼ばれています。
原産地は地中海沿岸で、古代のローマではほれ薬の効果があると信じられ、ローマ帝国の時代から栽培されていたそうです。
日本ではイタリア料理の普及と共に知られるようになりました。
そのルッコラも若葉が終わり、菜の花と同じように花の季節になりました。
今日はそのルッコラの花をご紹介します。
・これが私の畑の「ルッコラの花」です。
花は十字の形をしており、和名の示すとおり黄色ですが、白に近い淡い黄色です。蕾と葉脈が茶色で、アブラナ科の野菜としては珍しい色の花ではないでしょうか?
・花弁4枚が十文字に開いた珍しい花です。
「ルッコラの栄養素」
・ビタミンCはほうれん草の4倍
・カルシウムはピーマンの30倍
・鉄分はモロヘイヤと同じくらい含まれてる栄養豊富な野菜です。
更に、ルッコラの辛味、苦味成分の中には血栓の予防効果や解毒効果が期待できる成分が含まれているといわれています。
若葉はサラダに付け合せると手軽なハーブとして利用できますが、花が咲くと茎が硬くなって食用には出来ません。
ルッコラは繁殖力が強く、毎年落ちた種から自然発芽します。
・これも昨年に自然発芽したルッコラです。
ルッコラは英名ではロケット「rocket」と呼ばれていますが、ロケットよりイタリア語のルッコラのほうがよく知られているようです。
イタリア語の標準発音は「rucola(ルーコラ)」ですが、日本ではこれを聞き違えてルッコラとなり、それが広まったのではないかと言われています。
「お詫び」
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