さて、トルコ旅行記も今日から後半となります。
パムッカレから更に西に185㎞ほど行くと、エーゲ海に面したセルチュクの町があります。
ここには、トルコ最大の遺跡群が甦る古代都市エフェソス(またはエフェス)とアルティメス神殿があります。
この遺跡は紀元前12世紀に建設された都市国家跡で、最盛期のローマ帝国時代には小アジア属州の首都でもあったそうです。
今日から3回に分けてエフェソス遺跡とアルテミス神殿跡をご紹介します。
・クレテス通りです。
ケルスス図書館(通りの突き当たり2階建ての建物)からヘラクレス門に向かって延びている道です。
右側手前はトラヤヌスの泉、その奥が浴場跡です。ほかにも右側には様々な建物が並び、左側には見事なモザイクが残っています。
・ヘラクレスの門
ヘラクレスの彫刻を施した左右対の門です。
・市公会堂です。
現在は数本の列柱が残るのみですが、かつてはここに聖火が灯され、火は消えることがなかったといわれています。
・ハドリアヌス神殿跡です。
2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスに捧げられた建物です。内側は簡素ですが、正面玄関は素晴らしい装飾です。
アーチの中央には女神ティケ、奥の門には両手を広げたメドゥーサが彫られています。
・女神ティケです。
・メドゥーサです。髪の毛は蛇だそうです。
・このような彫刻も残っています。
・浴場跡です。
・高級住宅跡です。
扉のあるところは店舗、その奥に海が見えるように邸宅が建ち、階段は左側の1箇所を共用していたそうです。
・邸宅前のモザイク通り
あすも引き続きエフェソス遺跡をご紹介します。
最新の画像[もっと見る]
- 「蛇の道は蛇」の由来 4ヶ月前
- 身近な野鳥「ムクドリ」 4ヶ月前
- 身近な野鳥「ムクドリ」 4ヶ月前
- 身近な野鳥「ムクドリ」 4ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
- ニゲラの花「蕾から種まで」 5ヶ月前
何度観てもいいですね。
明日も楽しみ
2000年以上前の遺跡や石の彫刻に感動しました。
明日も引き続きエフェソス遺跡を書きます。