ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

終末のフール

2009-09-28 23:44:32 | 本を読みました
「終末のフール」伊坂幸太郎著

8つの短編集から成り立ている。
設定は、8年後に小惑星が地球に衝突して
人類が滅亡するという情報が発表される。
その5年後の仙台の北部にある団地の住人の物語
である。

短編には「●●の●ール」というタイトルがついている。
かなり無理なタイトルもあるが。。

人類が滅亡してしまうから生きていても無駄と
自殺する人。
秩序を乱してもよいと殺人や略奪を行う人。
公に暴力がふるえるからと警官を続ける人と
さまざまな人が登場する。

期限付きの命にたいしてなにができるか。。
なにをするべきか、できるかと
考えることができる話である。

ちなみに、この本、
すっごく売れているらしい。
読む甲斐は絶対ある!
コメント
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