計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

15年が経ちました。

2020年12月25日 | 山形県の局地気象
 この時期になると羽越本線の事故を思い出します。15年前の2005年12月25日夜、特急いなほ14号が北余目駅~砂越駅間で脱線したものです。乗客5名の尊い命が失われ、32名が重軽傷を負いました。


 寒冷前線に伴う対流雲(積乱雲)の影響で雷が激しく、事故当時は最大20m/s前後の強風も観測されていました。


 列車を横転させる程の強風となると、実際は40m/s以上の突風が発生した可能性が指摘されています。積乱雲に伴うダウンバースト(マイクロバースト)の可能性も指摘されています。
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