晴れ。夜十時頃に降り始める。
「阿佐田哲也の怪しい交遊録」を再読。
集英社文庫から91年に出たもの。
文庫で29年前だからオリジナルはそれ以上前。
「兵隊やくざ」(’65)の原作者としてかろうじて知っている有馬頼義(よりちか)。
「秋津温泉」(’62)の原作者の藤原審爾。
あるいは棋士の芹沢博文などの「キャラクターぶり」が何とも。
そして彼らの姿を描く著者も同様に。
「彼岸」に行った人も多い中で健在な人々の名前を挙げておこう。
畑正憲、長谷川きよし、山藤章二、水森亜土、十朱幸代、加賀まりこ、富士真奈美、
吉行和子、平野レミ、黒鉄ヒロシ、井上陽水、森雞二、伊集院静、高橋三千綱、佐藤愛子。
「交遊録」という名の「人物スケッチ」ということで。
何ともうらやましい「お付き合い」の数々よ。
「紙相撲」をひとりで楽しんだ著者ならではの作品。
「神の視点」を求めたゆえか。
クリスチャン・デュゲイ「スキャナーズ2」(’90)を観る。
つまらんだろうと思いつつついつい。
やはりつまらん。
姉弟の関係が初めて登場。
スキャナーズを使って「権力欲を満たそうとする男」がいて。
結局「血管が膨れて頭が爆発する映像」のみが頼りでは何とも。
ありきたりな「陰謀」を加えたのみ。
「毒を喰らわば皿まで」ということで。
引き続きクリスチャン・デュゲイ「スキャナーズ3」(’91)を観る。
姉は父親が試験中のクスリを使って「魔女」に。
弟は思いがけず親友を殺してしまって悩み放浪の末なぜかタイへ。
「世界征服」をたくらむ姉を阻止しようとする弟との対決に。
結果はわかっているのでどう描くのかと思ったら案外「古典的」。
オリジナルのデヴィッド・クローネンバーグ「スキャナーズ」(’81)と比べようもなく。
キャストにも物語にも魅力がないのが残念。
「休日前」になるとなぜか昔から「ジャンク=ゴミ」を求める習慣は変わらず。
素敵な著者に倣って「回り道」だということにしておこう。
「阿佐田哲也の怪しい交遊録」を再読。
集英社文庫から91年に出たもの。
文庫で29年前だからオリジナルはそれ以上前。
「兵隊やくざ」(’65)の原作者としてかろうじて知っている有馬頼義(よりちか)。
「秋津温泉」(’62)の原作者の藤原審爾。
あるいは棋士の芹沢博文などの「キャラクターぶり」が何とも。
そして彼らの姿を描く著者も同様に。
「彼岸」に行った人も多い中で健在な人々の名前を挙げておこう。
畑正憲、長谷川きよし、山藤章二、水森亜土、十朱幸代、加賀まりこ、富士真奈美、
吉行和子、平野レミ、黒鉄ヒロシ、井上陽水、森雞二、伊集院静、高橋三千綱、佐藤愛子。
「交遊録」という名の「人物スケッチ」ということで。
何ともうらやましい「お付き合い」の数々よ。
「紙相撲」をひとりで楽しんだ著者ならではの作品。
「神の視点」を求めたゆえか。
クリスチャン・デュゲイ「スキャナーズ2」(’90)を観る。
つまらんだろうと思いつつついつい。
やはりつまらん。
姉弟の関係が初めて登場。
スキャナーズを使って「権力欲を満たそうとする男」がいて。
結局「血管が膨れて頭が爆発する映像」のみが頼りでは何とも。
ありきたりな「陰謀」を加えたのみ。
「毒を喰らわば皿まで」ということで。
引き続きクリスチャン・デュゲイ「スキャナーズ3」(’91)を観る。
姉は父親が試験中のクスリを使って「魔女」に。
弟は思いがけず親友を殺してしまって悩み放浪の末なぜかタイへ。
「世界征服」をたくらむ姉を阻止しようとする弟との対決に。
結果はわかっているのでどう描くのかと思ったら案外「古典的」。
オリジナルのデヴィッド・クローネンバーグ「スキャナーズ」(’81)と比べようもなく。
キャストにも物語にも魅力がないのが残念。
「休日前」になるとなぜか昔から「ジャンク=ゴミ」を求める習慣は変わらず。
素敵な著者に倣って「回り道」だということにしておこう。
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