退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「好ましい酒場と数少ない『ダメおやじ』に支配される政治あるいはほぼ同じキャストなのにつまらない作品」について

2020-10-18 02:43:58 | Weblog
雨。夜になって止む。

森まゆみ「望郷酒場を行く」を読む。

写真で酒場と料理がわかるのがありがたい。
もっとも店関係の人の顔が微妙にボケていたりするのだけれど。

東京にある各都道府県の酒や食べ物を出す店の紹介。
本作は10年前に出たものなので変化の速いかの地ではどうなっていることやら。

こうした酒場を知っていれば毎日通うかも。
おそらくは地元にもあれこれあると思われるものの。

残念ながら食べ物にあまり興味を持たぬまま暮らしてきた次第。
かつてはあれこれ飲んだ日本酒からも遠ざかって久しく。

こういう友だちがいてたまに誘ってくれるとありがたいのだが。
コロナ禍でそれぞれの店がどうなっているのかが気になるところ。

マル激を観る。

今回のゲストは「格差問題」に詳しい橋本健二。
わずか1割の「新自由主義オヤジ」に操られる現実の酷さを知る。

リベラルは「正しさ」にこだわるより「動員」を考えろという指摘にふむふむ。
やはりここでも希望は「女子」にしかない模様。

立憲民主党は彼を是非ともブレーンにといった感じ。
安倍も菅も「キモい」ということでよさそう。

少なくとも「彼氏」にしたい人でないことは確かだろう。
彼らのパートナーには申し訳ないが。

「多数派」の「受け皿」がどこにもない貧しさよ。
要は野党政治家たちのマーケティングがダメなことも。

せめて室井佑月のエッセイぐらいは読んで頂きたいもの。
彼女の「真っ当さ」は「オヤジのダメさを知り尽くした結果」だと思うので。

澤田幸弘「関東幹部会」(’71)を観る。

「関東破門状」とほぼ同じキャストで撮られているのにこのつまらなさたるや。
そもそも長門勇をヤクザにするのは「とんでもないミスキャスト」。

本作に登場するほぼ唯一の女優丘みつ子のエピソードも盛り上がりに欠け。
いたずらに「男同士の友情」が持ち上げられてもといった趣き。

どうやらここでも「男のダメぶり」が。
原田芳雄が「近代ヤクザ」として登場するあたりが「数少ない見どころ」か。

何とも残念な作品。
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