退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『営業妨害』なタイトルの面白い本と前編を超える『奇跡』の映画」について

2024-05-21 03:15:23 | Weblog
晴れ。風邪からの回復には冷房の効いた地下鉄が敵。

ニコラス・ブレンボー「寿命ハック 死なない細胞、老いない身体」を読む。

デンマークのベストセラーで翻訳も全世界に。
わが国で売れているのかどうかは未確認。

それにしても「営業妨害」と思えるほどの邦題の意味不明さよ。
原題は「JELLYFISH AGE BACKWARDS: Nature's Secret to Longevity」。

「若返るクラゲ 自然界に学ぶ長寿の秘訣」と紹介されているが。
「クラゲは若返る 自然界の長寿の秘密」でいいじゃないの。

あれこれの紹介があって実に面白い内容。
すでに知っているものもあったものの。

好ましいのは「マーフィーの法則」のそれ。
詳細は忘れたが「30年同じ研究をすると違う結論が出る」というもの。

科学の世界でも「流行」はあり。
「特定の原因」にこだわり道を誤ることも少なくなく。

おそらく「世界の平均寿命」は上がっているのだろう。
ただしその背後には「若くして亡くなる者たち」がいるのも忘れずに。

金子修介「デスノート the Last name」(’06)を観る。

これまた期待せずに観たのだけれど。
監督が脚本に加わったせいか「よく出来ている」。

ふたりがキラとLになって「戦った」のだろう。
この「システム」をもっと多くの映画に。

マギーのTVプロデューサーがいかにも。
彼に「枕営業」を仕掛けた上原さくらも。

前田愛、板尾創路はカメオで。
「ももくろ」の佐々木彩夏や舘昌美の名前を確認(姿は未確認)。

片瀬那奈の「上昇志向ぶり」がなかなか。
戸田恵梨香が「縛られる」姿はいささか妖しく。

人間のために死ぬ「死神」という存在を登場させたのもグッド。
そこで「人間以上の『人間らしさ』」が浮き彫りになるから。

続編が前編を超える珍しいパターンがここに。
それにしてもLの「甘党ぶり」は「気持ち悪くなる」ほど。
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