退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ジュエリーで振り返る戦後史と若さ=愚かさのフラッシュバックに終わりはないこと」について

2024-05-24 03:25:53 | Weblog
晴れ。夕陽がサイケに紅い。

田中元子「日本のコスチュームジュエリー史 1950〜2000」を見て読む。

「コスチュームジュエリー」とは。
「その時代の流行・先鋭・挑発的な空気をデザインや素材で表現する装身具」。

そもそも「アクセサリー」は「女性の服以外のファッションアイテム全般」で。
ネックレスやイヤリング、ブローチや髪留めなどに限定されるものではないらしく。

もっと「モノ」が強調される内容かと思いきや。
著者はどうやら「歴史」に目覚めたようで。

後半には「年表」が登場したりする。
「戦後」を振り返るにはこういうパターンもありか。

デヴィッド・リンチ「ブルー・ベルベット」(’86)を久方ぶりに再見。

記憶が「実際にはないシーン」を作っていることを確認する。
とりあえずボビー・ヴィントンの曲を挙げておく。

イザベラ・ロッセリーニとデニス・ホッパーの「倒錯ぶり」よ。
「純朴」なカイル・マクラクランと「輪ゴム口」のローラ・ダーンとの「対照」も。

「変態vs純情の対決」は後者に軍配が上がり。
冒頭とラストは「同じ描写」で。

当時は「ダブルデート」で観たのだったか。
「これは愛の映画だ」とかほざいていた記憶がある。

「若さ」は「愚かさ」で。
どうにか「回収」出来れば幸いだけれど。

「フラッシュバック」が途切れることはなく。
そのたびに「舌を噛んで死にたくなる現実」は続く。
コメント
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