くもり。仕事帰りにやや激しい風雨。
沼野恭子「アヴァンギャルドな女たち」を読む。
19年前の作品。
著者が好きなロシアの女性作家たちについて。
残念ながらひとりも知らず。
「作家=男性」という「偏見」があったやも知れず。
かの地にも「実は女性がすべてを握っている」という考え方はあった模様。
たぶんそれは「間違っている」けれど。
機会があれば読んでみたいもの。
これまた「気分まかせの風まかせ」なのでどうなるのかは不明。
フリッツ・ラング「地獄への逆襲」(’40)を観る。
かの監督の作品としてはテンポが悪く。
おそらく「心ならずの『西部劇』」であったのではないかと推察する次第。
ヘンリー・フォンダは「お尋ね者」だがそれは訳あってのこと。
地道に農家として生きるつもりが弟を殺され復讐のために町へ戻る。
物語の描写は微妙だけれど俳優陣がなかなか。
「紅一点」に「記者になりたい」ジーン・ティアニー。
あるいは「大人になりたい」ジャッキー・クーパーの「健気さ」。
「少佐」ヘンリー・ハルあるいは「大佐」エドワード・マクウェイドの「南軍らしさ」。
「卑怯者」フォード兄弟の兄にジョン・キャラダイン。
「鉄道会社の悪玉」にドナルド・ミーク、そのいやらしい部下にエディー・コリンズ。
「ピンキー」アーネスト・ホイットマンは「台詞が徐々に歌になる」のが素敵。
「判事」ジョージ・バービアの「微妙な『客観性』」には笑い。
何とも魅力的なキャラクター揃いであることは確かで。
それだけで楽しめる内容。
ただしこの邦題は何ともはや。
原題「The Return of Frank James=フランク・ジェイムズの帰還」そのままでいいのに。
沼野恭子「アヴァンギャルドな女たち」を読む。
19年前の作品。
著者が好きなロシアの女性作家たちについて。
残念ながらひとりも知らず。
「作家=男性」という「偏見」があったやも知れず。
かの地にも「実は女性がすべてを握っている」という考え方はあった模様。
たぶんそれは「間違っている」けれど。
機会があれば読んでみたいもの。
これまた「気分まかせの風まかせ」なのでどうなるのかは不明。
フリッツ・ラング「地獄への逆襲」(’40)を観る。
かの監督の作品としてはテンポが悪く。
おそらく「心ならずの『西部劇』」であったのではないかと推察する次第。
ヘンリー・フォンダは「お尋ね者」だがそれは訳あってのこと。
地道に農家として生きるつもりが弟を殺され復讐のために町へ戻る。
物語の描写は微妙だけれど俳優陣がなかなか。
「紅一点」に「記者になりたい」ジーン・ティアニー。
あるいは「大人になりたい」ジャッキー・クーパーの「健気さ」。
「少佐」ヘンリー・ハルあるいは「大佐」エドワード・マクウェイドの「南軍らしさ」。
「卑怯者」フォード兄弟の兄にジョン・キャラダイン。
「鉄道会社の悪玉」にドナルド・ミーク、そのいやらしい部下にエディー・コリンズ。
「ピンキー」アーネスト・ホイットマンは「台詞が徐々に歌になる」のが素敵。
「判事」ジョージ・バービアの「微妙な『客観性』」には笑い。
何とも魅力的なキャラクター揃いであることは確かで。
それだけで楽しめる内容。
ただしこの邦題は何ともはや。
原題「The Return of Frank James=フランク・ジェイムズの帰還」そのままでいいのに。