退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『知らないもの』を知りたい気持ちにさせる作品といたずらな豪華キャストを『殺す』映画」について

2022-04-18 02:13:21 | Weblog
くもり一時雨。のんびり過ごす。

昨夜はまたまた「身体の都合」で。

繰り返すが「疲れ」を自覚出来ない体質らしく。
気がついたらというパターンが多く。

再読した橋本治「ナインティーズ」の濃密さも手伝ってのことか。
仕事帰りの地下鉄で珍しく眠気に襲われ。

「アキラ映画の追っかけ」が終わったという理由も挙げておこう。
とりあえずそういうことで。

色川武大「唄えば天国 ジャズソング 命から二番目に大事な歌」を読む。

知る由もないジャズソングが書かれた本書を読む理由とは。
好ましい作家の「趣味」を具体的に知りたかっただけで。

isn't this a lovely day」「yes sir,that's my baby
アラビアの唄」「who」。

あきれたぼういず」「ウチの女房にゃヒゲがある」。
for you」「I've got crash on you」。

これくらいにしておこうか。
詳細は本書まで。

まだまだあれこれあるのだけれど。
「遊び人の本家」についてのあれこれを少々。

著者がyoutubeを知っていたら相当に楽しめただろうと思うのみ。
かくもかように「時代を超えること」が出来るのだから。

ジャスティン・リン「ワイルド・スピード ジェットブレイク」(’21)を観る。

主人公たちの「若き日」を演じる俳優たちに残念ながら魅力がなく。
「兄弟の葛藤」に関する物語の描写も下手すぎて何だか。

圧倒的につまらん。
監督は「活劇の意味」を全くわかっていない模様。

ヘレン・ミレン、カート・ラッセル、シャーリーズ・セロンを配してこのザマたるや。
「もったいなさの極限」がここに。

とりあえず「豪華なキャスト」を揃えてみただけ。
本作のシリーズも長いのでここまで来ると「ダメ」になるのも当然かも。

本気で「面白いもの」を観客に届けようという気持ちは薄れ。
いたずらに「過去」にすがるのではどうしようもないだけ。

それなりに興行成績はいいのだとして。
「エンターテインメント=楽しませる」が出来ないのではどうしようもない。
コメント
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