退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『ルール違反』だが魅力的でもある『若書き』と繰り返しリメイクされた映画のオリジナル」について

2022-04-13 02:44:15 | Weblog
晴れ。今日も暑い。

竹中労「完本 美空ひばり」を読む。

本書の著者は「ジャーナリスト」でなく「プレイヤー」に。
ナベツネや田原総一郎が犯した「間違い」を。

「大衆あるいは革命幻想」の下の。
「若書き」なのだと敢えて言っておく。

その気持ちはわからないではないものの。
やはりこれは「ルール違反」だろう。

もっともだからこその「魅力」があるのも確か。
何とも複雑な気持ちにならざるを得ず。

「ロマンチックなアナーキスト」ということで。
晩年の著者が「EXテレビ」に出ていたことを思い出すのみ。

滝沢英輔「絶唱」(’58)を観る。

「身分違いの恋」がここにも。
アキラと浅丘ルリ子の「純真ぶり」が泣かせる。

とはいえラストの結婚シーンの異様さを忘れずに。
おそらくそれは「思想」がもたらすもので。

「読書会」や「戦争への批判」など。
ある種の「観念」がもたらす世界を知っておこう。

「金持ちの息子が『目覚める』パターン」がいかにも。
現代にその種のことがあるのかどうか。

小杉勇、山根寿子、柳永二郎、三津田健らが「物語」を支え。
安井昌二、香月美奈子が「真面目な若者」で。

「ヨイトマケ」が登場するのも覚えておこう。
本作がリメイクされている作品であることも。

さらにはラストが。
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」(’78)と似ているのも忘れずに。
コメント
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