くもり。シャツ一枚で平気。
色川武大「御家庭映画館」を見て読む。
どうやらこの本は「作り直されたもの」である模様。
「作品」としてではなく「具体的な本」として。
「全集もの」のカバーになっていて「落丁」もあり。
何とも勿体ないと思うのみ。
昔の映画でフィルムが切られているように。
本書も同様のことがなされたと思われる。
「名作」についてあれこれ述べられているので心ある者は「復活」を。
何よりかの著者が映画について真摯に語っているので。
個人的に観ていないのは「昔のディズニー作品」だと知る。
最近のそれは観る気がしないのでいいのだけれど。
フリッツ・ラング「緋色の街 スカーレット・ストリート」(’45)を観る。
前年の「飾窓の女」に続き主役はエドワード・G・ロビンソンとジョーン・ベネット。
ジョニーのダン・デュリエとミリーのマーガレット・キンゼイ(いい女ぶり)が脇を支え。
「堅実な出納係の男」が「美人だけれど蓮っ葉な若い女」にイカれるお話。
「孤独」を嫌ったゆえに「煩いだけの女」と結婚した結果。
「自動的に不幸になる結末」は自ずとわかる次第。
主人公に実は「絵の才能」があるだけに「余計に哀しい」。
ジャン・ルノワール「牝犬」(’31)のリメイクだとのこと。
なるほど道理でいささか展開が「古い」。
主人公の名前が「クリストファー・クロス」だったり。
音楽好きは「ほほー」と思うはず。
「自分には『欠けていた』と思うものへの執着」が人生を狂わせることに。
「過去」に囚われずに「未来」を生きろという考えもあるものの。
どうにもそうしがたい「われわれの姿」がここに。
もって「他山の石」としておきたいところ。
色川武大「御家庭映画館」を見て読む。
どうやらこの本は「作り直されたもの」である模様。
「作品」としてではなく「具体的な本」として。
「全集もの」のカバーになっていて「落丁」もあり。
何とも勿体ないと思うのみ。
昔の映画でフィルムが切られているように。
本書も同様のことがなされたと思われる。
「名作」についてあれこれ述べられているので心ある者は「復活」を。
何よりかの著者が映画について真摯に語っているので。
個人的に観ていないのは「昔のディズニー作品」だと知る。
最近のそれは観る気がしないのでいいのだけれど。
フリッツ・ラング「緋色の街 スカーレット・ストリート」(’45)を観る。
前年の「飾窓の女」に続き主役はエドワード・G・ロビンソンとジョーン・ベネット。
ジョニーのダン・デュリエとミリーのマーガレット・キンゼイ(いい女ぶり)が脇を支え。
「堅実な出納係の男」が「美人だけれど蓮っ葉な若い女」にイカれるお話。
「孤独」を嫌ったゆえに「煩いだけの女」と結婚した結果。
「自動的に不幸になる結末」は自ずとわかる次第。
主人公に実は「絵の才能」があるだけに「余計に哀しい」。
ジャン・ルノワール「牝犬」(’31)のリメイクだとのこと。
なるほど道理でいささか展開が「古い」。
主人公の名前が「クリストファー・クロス」だったり。
音楽好きは「ほほー」と思うはず。
「自分には『欠けていた』と思うものへの執着」が人生を狂わせることに。
「過去」に囚われずに「未来」を生きろという考えもあるものの。
どうにもそうしがたい「われわれの姿」がここに。
もって「他山の石」としておきたいところ。