快晴。今頃夏日。
酒井順子「ananの嘘」を読む。
社会学者の卵による「雑誌の変遷」に関する論文とは大違い。
ここには「楽しく確かな分析」がある。
それにしても。
「女子」はなぜこんなに「揺れる」のだろう。
著者の描き方からするとこの雑誌は「けなげな」ように思える一方。
結局「『正しさ』を求める姿勢」がネック。
どこか「浅間山荘の日本赤軍」に似ていなくもないのが微妙。
「リンチ殺人」はないのでその分は「無害」だけれど。
「好きに生きればいい」というシンプルを信じられずに。
いたずらに「主義」と「流行」に引きずられる姿よ。
「罪作り」なのは「占星術」と「スピリチュアル」を持ち込んだこと。
いずれ「未来」が「未知」だとして。
敢えて「どうにかなるさ」と思えない「生真面目さ」が哀しい。
たぶん人生は自分が思うより複雑だというのに。
もちろん「一寸先は闇」。
それをいたずらに「正しさ」で貫こうとするのはむしろ「不自然」。
自らが「灰色な存在」であることを認めないとどうにも。
要は「いい加減」でOK。
「スタートレック ピカード シーズン2」第六話を観る。
なぜか作品の長さが短く。
そこそこ楽しめたので悪くはないものの。
主演のパトリック・スチュアートを思えばあれこれ「いらぬ想像」など。
このシリーズを最後まで観られたら幸い。
江崎実生「女の警察」(’68)を観る。
青江三奈が「バ」を「ヴァ」と歌っていることを確認する。
何とも魅力的なハスキーヴォイスで。
太田雅子=梶芽衣子はちょいと裸を見せたり。
牧紀子や槇杏子もアキラと絡むシーンがあり。
「若さ」ゆえ「青い」十朱幸代は父親十朱久雄と共演。
藤竜也は今回は「悪役」。
加藤嘉、内田朝雄、富田仲次郎、神田隆が脇を支え。
ノンクレジットだが原作の梶山季之と山口瞳(?)の姿など。
「名器」だというお話が出たりするあたりがいかにも「昭和」。
女たちの「誘惑」に惑わされないアキラの姿も同様に。
「銀座のバー」に「意味」があった時代のお話。
アキラが「敏腕マネージャー」でありつつ「巨悪」を裁こうとする姿を忘れずに。
酒井順子「ananの嘘」を読む。
社会学者の卵による「雑誌の変遷」に関する論文とは大違い。
ここには「楽しく確かな分析」がある。
それにしても。
「女子」はなぜこんなに「揺れる」のだろう。
著者の描き方からするとこの雑誌は「けなげな」ように思える一方。
結局「『正しさ』を求める姿勢」がネック。
どこか「浅間山荘の日本赤軍」に似ていなくもないのが微妙。
「リンチ殺人」はないのでその分は「無害」だけれど。
「好きに生きればいい」というシンプルを信じられずに。
いたずらに「主義」と「流行」に引きずられる姿よ。
「罪作り」なのは「占星術」と「スピリチュアル」を持ち込んだこと。
いずれ「未来」が「未知」だとして。
敢えて「どうにかなるさ」と思えない「生真面目さ」が哀しい。
たぶん人生は自分が思うより複雑だというのに。
もちろん「一寸先は闇」。
それをいたずらに「正しさ」で貫こうとするのはむしろ「不自然」。
自らが「灰色な存在」であることを認めないとどうにも。
要は「いい加減」でOK。
「スタートレック ピカード シーズン2」第六話を観る。
なぜか作品の長さが短く。
そこそこ楽しめたので悪くはないものの。
主演のパトリック・スチュアートを思えばあれこれ「いらぬ想像」など。
このシリーズを最後まで観られたら幸い。
江崎実生「女の警察」(’68)を観る。
青江三奈が「バ」を「ヴァ」と歌っていることを確認する。
何とも魅力的なハスキーヴォイスで。
太田雅子=梶芽衣子はちょいと裸を見せたり。
牧紀子や槇杏子もアキラと絡むシーンがあり。
「若さ」ゆえ「青い」十朱幸代は父親十朱久雄と共演。
藤竜也は今回は「悪役」。
加藤嘉、内田朝雄、富田仲次郎、神田隆が脇を支え。
ノンクレジットだが原作の梶山季之と山口瞳(?)の姿など。
「名器」だというお話が出たりするあたりがいかにも「昭和」。
女たちの「誘惑」に惑わされないアキラの姿も同様に。
「銀座のバー」に「意味」があった時代のお話。
アキラが「敏腕マネージャー」でありつつ「巨悪」を裁こうとする姿を忘れずに。