退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「圧倒的に面白い小説と圧倒的につまらない映画」について

2022-04-07 02:37:24 | Weblog
晴れ。あたたくおだやか。

白井喬二「富士に立つ影2 江戸篇」を読む。

今回は蜀山人太田南畝が登場。
小里とお染の大活躍ぶりよ。

熊木伯典はやや「弱った」感じ。
この「無常」がおそらくは本作のテーマ。

お染の仕掛けた罠がバレるかどうかのサスペンスもあり。
父子が同じ女を好きになるなどというサイドストーリーも。

いやはや満足至極。
刺青に関するあれこれもあったり。

少なくともあと8週間は楽しめる予定。
エンターテインメントここに極まれりといった趣き。

井田探「爆発3秒前」(’67)を観る。

アキラと高橋英樹に加え。
名和宏、内田朝雄、神田隆、北村和夫。

高石かつ枝という「愛染かつら」の主人公の名前の歌手が結構活躍する。
60年代の人気歌手で「可愛い」。

應蘭芳が出演しているのにふむふむ。
もちろん「お色気担当」で見えはしないがアキラの前で裸になる。

残念ながら監督の作品で面白いものは少なく。
ヘリコプターを使った演出も微妙だったり。

「映像によるテンポ」というものが全くわかっていないことを確認する。
シナリオもどうしようもないので俳優陣を楽しむのみ。
コメント
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