晴れ。暑い。
酒井順子「駄目な世代」を読む。
個人的には常に「時空を超えているつもり」なので「世代」にはあまり興味なく。
たまたま同じ年に生まれた人々についてどうこう思うこともなく。
「生まれる時代」は自分では選べず。
その時期ゆえの「常識もしくは流行」に縛られるのは仕方がないことだろう。
ただし。
そうしたものに「流されないこと」も可能であることは知っておきたいもの。
そもそも「宇宙の歴史」からしたら「世代」など「ほんの一瞬の出来事」。
もっとも漱石が書いたように「時を同じうして生きている仕合せ」はあっていい。
「しあわせ=仕合せ=どういうわけかそうなってしまったこと」ぐらいが丁度いいのかも。
もちろんそれとは対照的な「悲劇」もあるのは承知の上で。
というわけで著者の作品としては微妙。
とりあえず「『バブル世代』という存在の説明」だと思っておくことにする。
フリッツ・ラング「激怒」(’36)を観る。
いかにも「温厚そうな」スペンサー・トレイシーがこんな役をやっていたとは。
監督の「渡米第一作」だとのこと。
「アメリカの歴史」には付き物の「リンチ」を巡る物語。
主人公は自分を守ってくれなかった「法」を使って復讐を企てる次第。
こうした「現実」はつい最近も「トランプの扇動」によって引き起こされ。
さらには彼がまだ「影響力」を保っていたりする始末。
いわゆる「炎上」もこの種のことだと思ってよく。
つくづくわれわれには「学習能力がないこと」をあらためて。
本作で描かれる政治家やマスコミあるいはよそ者の姿を忘れずに。
今こそ観られるべき作品だと声を大にして言っておきたい。
ついでにビリー・ワイルダー「地獄の英雄」(’51)もどうぞ。
あるいはロバート・ロッセン「オール・ザ・キングスメン」(’49)もいかが。’
酒井順子「駄目な世代」を読む。
個人的には常に「時空を超えているつもり」なので「世代」にはあまり興味なく。
たまたま同じ年に生まれた人々についてどうこう思うこともなく。
「生まれる時代」は自分では選べず。
その時期ゆえの「常識もしくは流行」に縛られるのは仕方がないことだろう。
ただし。
そうしたものに「流されないこと」も可能であることは知っておきたいもの。
そもそも「宇宙の歴史」からしたら「世代」など「ほんの一瞬の出来事」。
もっとも漱石が書いたように「時を同じうして生きている仕合せ」はあっていい。
「しあわせ=仕合せ=どういうわけかそうなってしまったこと」ぐらいが丁度いいのかも。
もちろんそれとは対照的な「悲劇」もあるのは承知の上で。
というわけで著者の作品としては微妙。
とりあえず「『バブル世代』という存在の説明」だと思っておくことにする。
フリッツ・ラング「激怒」(’36)を観る。
いかにも「温厚そうな」スペンサー・トレイシーがこんな役をやっていたとは。
監督の「渡米第一作」だとのこと。
「アメリカの歴史」には付き物の「リンチ」を巡る物語。
主人公は自分を守ってくれなかった「法」を使って復讐を企てる次第。
こうした「現実」はつい最近も「トランプの扇動」によって引き起こされ。
さらには彼がまだ「影響力」を保っていたりする始末。
いわゆる「炎上」もこの種のことだと思ってよく。
つくづくわれわれには「学習能力がないこと」をあらためて。
本作で描かれる政治家やマスコミあるいはよそ者の姿を忘れずに。
今こそ観られるべき作品だと声を大にして言っておきたい。
ついでにビリー・ワイルダー「地獄の英雄」(’51)もどうぞ。
あるいはロバート・ロッセン「オール・ザ・キングスメン」(’49)もいかが。’