もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ぷーのこと ~そして伝説へ…~

2017-11-06 10:15:59 | ぷー
さて、ずいぶん間延びさせ引っ張ってきているこの記事。
実は今回で最終回なのですが、
書き終えちゃうとぷーと別れねばならないような気が少しするので、
ついつい、先延ばししてしまっていたんです。

でもそうもいかないので、今回アップしますね。
(=^^=)ゞ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、そういうわけで小さな体でとても大きな大きな仕事をしてくれ続けたぷーさん。
ですが、やはり年齢には逆らえず、昼間は寝ている時間が増えてきて、
体の方もまずは目、そして足腰と、徐々に変化が出始めました。
そのことは、私たちには大きなショックでしたが、
当の本人(犬)は、ケロッとした感じで、
「見えなくとも、ちゃんと覚えているから歩けるわよ。」
と、家の中はもちろんのこと、人通りの激しい商店街でも、
まるで見えているかのごとくすいすいときれいに歩いては私たちを驚かせました。
「商店街の子」参照)

CA394624.jpg


そしてまた体の変化とともに、性格の方にも変化が表れ始めたのです。
それまでは、どちらかというと、いつも自分を抑え前に出なかった子が、
「わたしも!私も!」
と、しっかりと主張し出し、そして時には我を通したがる甘えたさんへ。
そう、まるで仔犬時代に戻ったかのようになってゆきました。
この様子が私たちにとっては、やっとぷーさんが我慢しなくなってきたように感じられたので、
可愛らしく、嬉しく思えたため、「ぷーの赤ちゃん返り」とそう呼び、ほほえましく対応しておりました。

CIMG0196_20160731103135be2.jpg
ね、本当に赤ちゃんみたいでしょう?

そして以前は本当に食が細く、あれほど食べさすのに苦労したにもかかわらず、
17を過ぎたあたりからは、やたら食欲が旺盛になり、
時にはご飯の時間以外でも
「わん!わん!(ごはん!ごはん!)
と催促するほど。

そして食べればその後はよく眠る。
CIMG0198.jpg
すでに大きさは完全に抜かれてますが、そこはさすがに親子!
息子のぽちと同じポーズです。

そして休みの日ともなれば、元気に公園へ出向き元気にお散歩。
IMG_4863.jpg

この時にはすでに完全に失明していたのですが、
しっかりした足取りで、毎回非常に驚かされました。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/yBz50F4qMD8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

そして17の秋に長寿犬で表彰を受けた際もまだまだ元気で、
そしてきれいな姿だったので、
「このまま、このまま。」
と、ついつい、そう願って知っておりました。
CIMG0261.jpg

そしてその願いが通じ、
大した騒動もなく翌年無事18歳の誕生日を迎えることができたのです。
IMG_8554.jpg
うん、相変らず綺麗でかわいい!

しかし、それは見た目だけのことであったのか、
この誕生日を過ぎたのち、嘔吐したかと思うと食欲をなくし、
そして以前にもまして、ひたすら寝ていることが多くなりました。

それでも、なんとかあの子の好む食べものをと、
フードを変えてみたり、お肉を焼いてみたり、
はては、パン、ケーキ、ハンバーグ(玉ねぎ抜き)、ソーセージなどなど、
本来犬 には与えるべきではない食べものたちを、
それでも食べさえしてくれればと、、せっせと用意する日々。

最初の頃は、それでも少し食べたりしてくれていたので、その都度一喜一憂。
ですがやがてそれらにも全く反応しなくなったので、
その後は流動食を直接口の中へ。

少しでも何か食べてくれれば!
そういう思いだったのですが、今思うとそんなことをしてみても、
すでにあの子の中には様々な病気の塊がすでに深く巣くい、
もう誰にももうどうにもすることができない状態になっていたのでしょう。

5日ぶりに食事をとってくれたと大喜びしたその次の日。
いきなり発作を起こし、そのまま旅立ってしまいました。
IMG_6790.jpg
この姿まで、私には美しく、愛おしくてたまりません。

しかし、やはり最後までぷーはぷーさんでした。
どんなに調子が悪くとも、自分で起き上がり、おトイレまで歩き、きちんと用を足す。
そして、また寝床にちゃんと戻り大人しく寝る。
そしてまた私たちが抱き上がると、
それがちゃんとわかっているかのように、しっぽを振ってこたえてくれました。
IMG_6685.jpg

本当に最後の最後まで、しっかりとしたお利口さんで、
そして上品で、可愛らしく美しかった。
こういう生き方は、人でもそうそうできないと思います。

ですので、我が家ではぷーさんは、歴代の犬の中でも別格扱い。
むろん、今までのどの子も素晴らしい子達なのは間違いないのですが、
その中でもぷーさんは、特別の「伝説ドッグ」として語り継ごうと思います。

実際今いる子たちによく私たちはこういう言い方をしてしまいそうになるのです。
「ぷーさんはこういうことせんかったぞ!」
ですが口にはしません。
だって、ぷーさんのような子はそうそういるはずもないし、
どの子もぷーさんの代わりの子であるわけではないのだから。

だからこそ、今後もぷーさんは唯一無二。
我が家の中で伝説のわんことして今後も輝き続けるのです。


(*^人^*)




そしてこの秋。

実は、ぷーさんの最後の晴れ舞台があったのです。

それは、大阪府・市の獣医師会で行われている「長寿犬表彰」。
昨年17歳の表彰してもらっていたので、今年も18の誕生日を無事迎えられたのち申し込みをしていたのです。
そして、そのひと月ほど後にぷーは逝ってしまいました。

ですが、表彰の資格はそのまま有効であったため、
先日無事に表彰を受けることができたのです。

IMG_8303_2017092518074839c.jpg
今年も表彰状とともに記念の写真入りマグカップをいただきました。

この写真は18の誕生日あたりに撮影したものですが、
やはり、ぷーらしく凛とし、とてもきれい。
我が娘ながら本当に誇らしく思います。
ですので、前回のものと同じく、これは我が家の家宝なのです。

(*^人^*)

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ぷーのこと ~大家族時代~

2017-10-08 10:17:36 | ぷー
さてさて、大騒ぎの末生れ出た仔犬たちもスクスクと育ってくれ、
バタバタと大忙しだった子育てもひと段落。
二匹の仔犬たちも、どんな場所にも一緒に出掛け、
楽しく遊ぶことができるようになっていました。
といいますか、このころにはすでに背丈でぷーを追い越しておりましたので、
時にはぷーを圧倒するほど!
それでも、ぷーは常に仔犬たちを守ろう、かばおう、そういう態度で、
時折ジョイがじゃれついて突進でもしようものなら、
すごい勢いで走ってきてジョイを追い払ったりするほどの母親ぶりでありました。

そんな日々が続いたある日、
ひょんなことで我が家に新しい家族が増えることに。
ある保健所からランちゃんが来たのです。
niyari.jpg
「こんにちは!」

弱った老犬とはいえ、自分よりもずっとずっと大きなランちゃんに対して、
ぷーはいったいどう対応するのだろうか?
と、少し心配してみておりましたが、
ぷーはランちゃんにきつく当たることは全く無く、
それどころか、結構優しく接し、その姿はまるで寮母さんのようでもありました。
まあ、これはランちゃんのとても穏やかな性格もあってのことだろうと思いましたが、
その後、ランちゃん同様保健所や、様々なところから、
だいちゃんもこチップピーコ以蔵ムクポコ
たちがやってきては、新しく我が家の家族になり、
CA391912.jpg
たちまち我が家は大家族に!

ですがそのどの子たちに対しても、ぷーは偉そうな態度や意地悪をすることなく、
積極的にトイレの場所などを教えるなど、私たちに代わり面倒をよく見てくれておりました。

そう、まるで大家族の中のとても頼りになるお母さんの様に。

その影響でしょうか、ある時こういう(↓)騒ぎもあり、大いに驚かされたものです。
「ぷーが!」

実は我が家で、先ほどのように多くの保護犬を迎え入れることができたのも、
ぷーのこの様な態度があってのこと。
もしも、ぷーの性格が正反対のものであったとしたら、
ランちゃんをはじめ、ほかの子たちも我が家に迎えることができなかったわけで、
そのまま殺処分に送られたはず。
そう思うと、ぷーはあの子達の命の恩人でもあるわけだから、
「あんたらも、ぷーさんには感謝するんやで!」
と常日頃言い聞かせていたりしたのでした。

そんなわけで、我が家のわんこ達は、
IMG_000664_11.jpg
この様にぷーさんを中心に、みな安穏と暮らせたわけです。


でも中にはそういうことお構いなしでぷーに意地悪する子も出てくるわけで、
そういう時は、娘犬のかりんが、
「あんた!お母ちゃんになにするん~!」
と、突撃することもままありました。
(でも息子犬のぽちは反対にぷーにきつかったりしたんですよね…)



ですから、たまにぷーさんだけを連れ出してお出かけしたりすると、
とてもとても嬉しそう二ニコニコ顔で笑ってくれました。
s-IMG_3632.jpg
お利口なので、バラ園(13歳14歳)などにはよく一緒に行きました。


さてさて、そんな感じで大犬家族を見守ってくれていたぷーですが、
やがて白内障を発症し次第に目が悪くなり、
それとともに性格の方も次第に変化していきました。

そう、なんだか急に甘えたさんになり、行動もやや幼く、
まるで、子犬に戻ったかのような、いわゆる「赤ちゃん返り」を始めたのです。

~続く~

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ぷーのこと ~子育て奮闘記~

2017-08-28 10:02:08 | ぷー
さて、前回お話の様に私たちの希望もあって、ぷーは子犬を生むことになりました。
お見合いは無事終了し、その後徐々にお腹が大きくなり、
その膨らんだお腹の中に新しい命があると思うと、
嬉しいというよりは、むしろ不安で怖いような気持ちが日々膨らんでいきました。
(どうもお腹の中には二匹の仔犬がいるようでした。)

ですが当のぷーはいたって元気で、今まで通り走ったりベッドや椅子に飛び乗ったり!
だからその都度、オロオロと、私たちは右往左往!
また、お腹の子のために養分をどんどんとられるくせに、ご飯を食べないぷーのために、
あれやこれや、それやどれや、手を変え品を変え、ご機嫌を取りつつ何とか食べさせたり。

そんなばたばた、あたふたした毎日を過ごしていると、
ついに予定日に。
しかし、当日になっても生まれる気配は全く無く、
しばし様子を見ましょうという獣医さんの言葉を後にそのまま帰宅。

そしてその翌朝のこと。

「きゅっ、きゅっ、きゅっ」

聞きなれないもの音で目を覚ますと、
なんと枕元には小さな仔犬!
(後のぽちであります。)

夜中のうちに生まれていたんですね!
しかもきちんとこしらえた産室ではなく、私の枕もとで!

だから、私の枕もとは一面血の海!
でもそんなことどうでもいい、
まずは生まれた仔犬のへその緒を切りケアをせねば!
そして、まだお腹の中にいたはずのもう一匹の仔犬は?!
いない!どこにも!
ということは、まだお腹の中?
そこでぷーをみると、まだ先ほどの分の胎盤も出ていなのに、
またもやお産が始まり次の子が!
しかも今度は…
え?!逆子?!

そこで仔犬をガーゼで包みそっとつかんでは、螺旋を描くようにじっくりと引っ張る。
(この子がのちのかりんです。)

そしてどうにかこうにか取り出したのはいいですが、
次は胎盤を取り出すのと、へその緒を切るのと、
そして初乳をのますのと!

これらを大汗かきながら、携帯で先生に指示を仰ぎつつ何とか完了。
本当に、今思い出してもぞっとするほどの大騒ぎでした。
(詳しくは、出産狂奏曲(ラプソディ)!その1その2を。)

でも一番大変だったのは、やっぱぷーさん。

おかげで無事出産を終え、お乳を飲ます頃には、この様な良い表情。
ぷー 19
「私の子供~♪」

そしてこの日を境に、甘えたのぷーさんはたくましく、優しい母親に変わったのでありました。

実はこの時、生れ出た仔犬たちの余りの弱々しさに、
「頼むから生きてくれよ~!」
と、日々半ばおびえつつ過ごしていたのです。

その時の気持ちは本当に、不安定で不安で、
だから当時書いたこういう落書きにもそれは表れていて、
それを、今見てもリアルに思い出されるほどなのです。

こいぬb

「2匹のこいぬ」

なのに、ぷーさんはそういう恐れは全く無い様子で、
私たちの不安など笑い飛ばすかのように、
毎日せっせとお乳を上げ、そしておトイレの始末をし、
おかげで、仔犬たちはあれよあれよという間に成長し

DSCN2654.jpg
「こんなに大きくなりました♪」
(手前、ぷー、奥左ぽち、右かりん)

いや~、本当に案ずるより産むがやすし。

この子にはかなわないなと、そう思い、
この頃からぷーの呼び方も、「ぷーちゃん」から、
敬意をこめて「ぷーさん」へと変化していったのでした。


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ぷーのこと  ~ビューティ時代~

2017-07-30 10:04:26 | ぷー
さて、前回最後に書いたように、ジョイの性根をたたき直すためにお願いした訓練士さんの糸井先生。
この方が、ぷーを一目見るなり、
「これはいい犬だ!」
と一目ぼれの様にべた褒め!
そして、ぜひカットのモデルとして使わせてくれないかと。

実はこの糸井先生、わんこの世界では国内はおろか世界的もかなり有名で、
またトリーマー教士として、プロのトリマーさんに授業をするほどのすごい人だったのです。

いや~、最初は「やたら元気な兄ちゃんやな~。」とか思っていたんで失礼しました!

そういうわけで、ぷーはその後定期的にカットモデルとして出動し、
あれよあれよという間に美しく変身していったのです!
ぷー 09

そして2歳になった頃。
「ぷーさん、一度ドッグショーに出てみいひん?」
と先生からのお誘いが!

でも、私たちは、そういうのは全く別の世界の出来事だと思っていたんで、
「うちのぷーは普通の子ですよ?」と少々戸惑うと、
「本来ドッグショーはそういうもの。
普通の家庭の子が普通に出場することこそが正しい姿。」
と、そうおっしゃてくれたので、まあ、そういうのも記念になるか?
参加することに意義があるよな~。
というわけで、出場。(2002年 大阪インターナショナル・ドッグショー)

そして当日、いざ蓋を開けてみると。

29pu.jpg
「え?!エクセレント賞受賞?!」

なんせ無知な私のこと、最初はその賞が「参加賞」程度のものと思っていたのですが、
調べると全く違っており、驚くほど上位の賞だったのです。
(参考 エクセレントグループ 「ドッグショーのデビューに必要な豆知識」さんより)

そしてその後先生から、

「ぷーさんの仔犬を見たいと思わへん?」

え?!

と、さらなるお誘い!

当時私たちはそういう考えは全く無かっただけに、
その言葉は予想外であり、また非常に魅惑的。
しかし、ぷーさんのような小さな子が果たして無事に出産できるのか?
でも、確かにぷーの子供がやってきてくれたらどんなに嬉しいか…
そこでどうしようかと悩んでいると、

「ぷーさんの子供なら絶対可愛いで!
ぷーさんの血統にすごい子がいるから、そっちの流れに戻していったら、将来、いい血統の子を作出できる。
良い相手がいるから紹介できるし。」


と。



そして結局、一大決心。

ぷーさん頑張ってくれるか!

ぷー 11
「なんですと?!」


そういうわけで、糸井先生との出会いで、
わたし達とぷーの生活は、
より、深く大きく、大きく大き変わって行くのでした。


というわけで、次回「子育て奮闘記」に続く。
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ぷーのこと 仔犬時代

2017-07-10 10:04:08 | ぷー
はやいもので、ぷーが旅立ってからもう3週間。
今でも、帰宅後「おしっこ漏れてないかな?」とか思いつつ、
ああ、もうぷーはおらんのやとか、
散歩道で、「ああ、ここよく一緒に歩いたな…」
とか、そういう感じで、何かの折々にあの子のことを思い出します。

でも、もうそれほど辛くないです。
むしろそういう時は、反対に
「あ、ぷーと暮らせて本当に幸せやったな…」
と、感謝しありがたくさえ感じるのです。

そういうわけで、これからぽつぽつと、あの子の思い出話をさせていただこうと思います。

まずは嘘みたいに可愛かった仔犬時代。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぷーが来たのは休日の午後。
娘が小学校から戻るのを待って、そのまま車で迎えに行きました。
初めて会ったぷーは、おもちゃのように小さく、嘘みたいに可愛らしく、
そしてまた不安になるほどはかなげで、
「本当にこの子をきちんと育てられるんだろうか?」
と、正直不安に思いました。

初ぷー 001b


ですが、ぷーは本当に元気で丈夫な子で、
食が細いことを除けば、本当にすくすくと育ってくれ、
一年もするころには、本当に元気で活発な子になってくれました。

ただ、時には元気があり余り、ベッドから飛び降り、
ぷー 04
「骨折しちゃったの…」

こんなこともあり、深夜獣医さんまで走り、
文字通りたたき起こして診ていただきました。

そして1歳の誕生日を迎えた頃、我が家に新しいわんこ(ジョイ)がやってきて、
それがまた、手が付けられないやんちゃ坊主のビーグル犬!

それだけに、小柄なぷーをいじめたりしないようにしっかりしつけねばと、
内心心配していたのですが、いざ蓋を開けてみると…


ぷー 06
「うちの言うことはちゃんと聞ききや。わかった?」
「うん、ねえちゃん。」


最初にひとモメした際、ぷーがジョイの耳にかぶりつき、
そして体を回転させるという技を出したため、
「キャイィィィ~ん!」
ジョイは悲鳴を上げすぐに降参。
そしてそれ以降、ぷーにはもちろんのこと、
その後の他の子たちにも一切悪さをしない良い子になったのです。

ほんと、今思ってもぷーは肝の据わった子でしたね。

またそういう面だけではなく、その後やってきた体の弱いキャバリアのななちゃんに対しては、
そういうことがすぐ分かったのか、きつい当たり方を一切しないばかりでなく、
ななが多少理不尽な行動をしても、怒ることなく優しく接してくれていました。
ぷー 10

だからななもぷーが大好きで、一匹散歩に出るとパニックを起こすほどの怖がりでしたが、
ぷーと一緒なら次第に落ち着き、楽しく散歩に出られるようになり、
そういう時は、いつもぷーの横でニコニコしておりました。
ぷー 13
「お散歩楽しいね。」
「うん、楽しい!」


また意外に体力もあったので、
大きく、本当に大きく成長したジョイとも並んで公園まで走れるほどで、
わたしは本当に驚かされたりしました。
ぷー 08
「いくで~!」
「はいよ、ねえちゃん!」


実はこのサイズになっても相変らずジョイはぷーに頭が上がらなかったわけですが、
家の中では、椅子をかじる、机の脚をかじり削る、フローリングをはがす、
などなど傍若無人ぶりを発揮していたのです。

そこで困り果てた奥さんが、犬の訓練士さんをと探した結果、
出会えたのが帝塚山ドッグスクールの糸井先生。

そこでぷーさんの人生(犬生)もガラッと変わることになるのです。

というわけで、続く。

ぷー 09


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さよなら ぷー

2017-06-21 13:46:00 | ぷー
昨日は休日だったので、家族全員でぷーとお別れをしてきました。

以降、魂の抜けたぷーの画像が出てきますので、
ご覧になられるのが辛くなられる方々には、
ぷーの子供のぽちとかりんも連れて行き、
そしてお別れを先延ばししていたきなこも連れて行き、
皆そろって無事見送れたというご報告のみですので、
以降はスルーしてくださって結構です。

(*^人^*)





さて、自宅で最後の時間をぷーと過ごし、
その際、歴代の子たちもそうしてきたように、
身体をきれいにブラッシングし、手形足形を取り、
そして各部の被毛を記念に少しずつ分けてもらいました。

IMG_6860_20170621112530260.jpg
本当に寝ているよな綺麗なお顔でしょう?

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小さい手足は紙粘土で型を取り、その後墨を塗って色紙にペタン。
ついでに鼻先も同様に型取りしペタン!

IMG_6840.jpg
時には元気に、またときには優しく、フリフリ、ゆらゆら振られていたこのしっぽ。
正直、ここだけでも切り取って、つねに手元に残したい気持ちでいっぱいでしたが、
そこはそれ、「パパ何するの!」と怒られちゃいけないので、
飽きることなくほおずりし、そのふわふわもふもふをいつまでも堪能しました。

そんな感じで残されたわずかな時間を使い切ると、
ついに別れの時間が迫ってきたので、車に乗って最後のドライブ。

ドライブが本当に大好きな子で、ガレージに向かうだけでテンションが上がり、
「さあ、乗るわよ!」
と、いつもやる気満々で車のドアに飛びつく子でした。
だから、最後もこうして家族全員そろっての車でお出かけ。

こちらは亡くなる直前、救急病院へ向かうときのもの。
IMG_6775_20170621132414b0f.jpg
まだこの時は最後の発作を起こす前で少し落ち着き、
こうして腕の中で満足げにドライブしておりました。


そうして葬儀場に着き、きなことともに仏様の前で横になり、
お経をあげてもらいました。
IMG_6882.jpg
昨年末、いろいろバタバタしていてなかなか時間が取れず、
見送るのを先延ばししていたたきなこも、
これできちんと送ることができて一安心。

息子のポチと娘のかりんも最後のお別れのご挨拶。
IMG_6877_20170621112623719.jpg
「お母ちゃんもういくん?」
「……」



そして私たちも最後に抱っこさせてもらいました。
IMG_6888.jpg

IMG_6892.jpg
力なくぐにゃぐにゃで、それでいて驚くほど軽く、
でも、それはいつもの良く寝ているぷーでした。

ただ、身体だけがとてもとても冷たいことを除いては…



そして最後のお別れの点火スイッチは私が自分で押し、
ぷーを、梅雨の合間の晴れ空に、高く高く送り出しました。



無論今までの子も、今いる子も、どの子もかけがえのない大切な子。
でもこのぷーだけは私たちにとって本当に特別な存在で、すべての元祖。
色々なことを教えてくれて、
そして今の私たちの生活の根っこの部分を形作ってくれたのはこの子。

だから、今も心からの感謝の気持ちしか言うことができない。

ありがとう。
うちの子になってくれて本当にありがとう。

そしてなにより、私たちを愛してくれて、
本当にありがとう。

感謝!

感謝!

IMG_6806.jpg



*追記*

親ばかといわれようが、
こんなにできた子には、もう二度と出会えないかもしれない。
こんなに可愛く、美しく、そして優しく、賢く
どこにでも安心して連れ出せる完璧な子には…

そう思うので、今後まだしばらくぷーの思い出をつづるつもりでおりますので、
宜しければどうぞお付き合いくださいませ。

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おやすみ ぷー

2017-06-19 11:20:51 | ぷー
昨日の朝、5日ぶりに自分から食事をとってくれたと喜んでいたのですが、
お昼過ぎに容体が急変。

急に悲鳴を上げたかと思うと、激しい痙攣、そしてひどく荒い呼吸!
そこで大慌てで店を閉め、休日も診察している救急病院に電話を入れ、
大急ぎで車で向かいました。
途中車内でも発作を起こし、舌が青くなるほどの呼吸困難に。
そして病院に飛び込んだ時にはすでにぐったりしており、
奥さんが受付で思わず、
「間に合いませんでした。」
と言いってしまいましたが、直後ぷーは首を持ち上げ、
「まだ生きてるよ。」
と。

ですが、どう見ても危ない状態なので、そのまま処置室へ。
呼吸困難の原因は、のどに詰まった喀血。
取りあえず、気道を確保し、呼吸は楽になったものの、
すでに体力は限界で、呼吸器を外すと即また呼吸困難を起こし、
こんどは確実に心臓が止まるでしょうとのこと。


どうもすでに内臓が限界にまで来ていたようです。
思えばこの日最後に食事をとってくれたのは、
燃え尽きる前の最後の輝き。
じつはこういうことはわんこ達にはよくあって、
ランちゃんジョイモモちゃんの時も同様だったのです。
だから、心の隅にそういう不安はあったものの、無視していたのも事実。
しかし、そういう最後の輝きは、
あの子達が最後にしてくれる親孝行であるのだろうなとも、
今はそう思えてならないのです。




そこで私たちは二つの選択を迫られました。
一つは、出来うる限りの延命措置を取りここに入院。
ただし、おそらく良くもって明日まで。
その間管につながれ意識は失ったまま。
もう一つは、無理させず、今私たちを認識したままで痛みも苦しみもなくなる処置。

このことは、もうずいぶん以前から心に決めていたこと。
でもいざとなると、やはり揺らぎます。
そこで、奥さんと、娘と、それぞれの気持ちを確認し。
その場でぷーとお別れすることに決めました。




心の整理がついたのち、本当に最後のお別れをぷーに告げ、
それから先生にお願いしました。

ほんの少しの間をおいて、すごく楽そうな呼吸になったかと思うと、
トロンとした表情で眠りに入ってゆきました。
そして10秒ほどのち、18年間頑張り続けたぷーの小さな心臓は、
静かに働くのをやめました。

小さな小さな体で本当に最後までよく頑張ったね。

ぷーさん、おやすみなさい。
後はもうゆっくりと楽に…

その後病院で体をきれいにしてもらったぷーは、
まるでトリミング直後のようにきれいで、思わず人に見せて自慢したくなるほど。
だから、帰り道には妹の家に寄り、
また戻ってきては近所の顔なじみさんに挨拶し、
そうして寄り道しながら家まで戻りました。

ぷーにしてみたら、
「ああ、やっと帰ってきた。これで落ち着いて寝れる。」
といった感じでしょうか。


その後は、部屋の真ん中、みんなの真ん中に置き、
そしてプーを囲み、過ごしました。

そんな時娘が見せてくれた5年前の動画。
ちょうどいまのぽちやかりんと同い年の頃のぷーさんのもの。
スヤスヤと気持ちよく寝ているところを、娘が面白がっていじっています。
すると意地でも目を開けずに、

「ちょっと、お姉ちゃん… もう、静かに寝かせてよ。」

と、そういう少し迷惑そうなぷーの表情がとても可愛くて、可愛くて…

そういうわけで、若い時の画像も少し足し、短い動画にしてみました。
2分ほどですので、良かったら見てやってください。




この子は私たちにとって本当に特別な子であったので、
こうしてお別れをすると、なんだか一つの時代が終わってしまったかのような気がします。
ですので、また後日ぜひこの子の話をぽつりぽつりとさせてくださいね。


最後に昨日のぷーと今日のぷー。


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昨日の午前中はお店でもこんなにしっかり看板犬をしてくれてました。


そして今日は静かに看板犬。


叔母や、お世話になった糸井先生から頂いた綺麗なお花に囲まれて、
静かに店番しております。
IMG_6790.jpg
まるで寝ているみたい。

親バカですが、本当に綺麗でしょう?

今日一日、この子と一緒に静かに過ごし、
明日最後のお別れをしてきます。


ご心配いただいたみなさん、どうもありがとうございました。





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今日のぷー ~食べた!♪~

2017-06-18 10:24:02 | ぷー

昨日も今日もおだやかに寝ているぷーさん。

ずいぶん久しぶりになった看板犬のお仕事も、
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このように奥さんの膝の上ですごく気持ちよさそうにリラックス。

時折思い出したように足を動かし尻尾をゆっくり大きく振るので、
きっと楽しい夢を見ているのかもしれません。
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「ムニャムニャムニャ…♪」

ですが相変らず何も口にせず、大好きだったミルクにも口を付ける気にならない様子。
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ならばと、ほかの子達が食べているフードを置いたり、
お肉を炒めたり、ソーセージを温めたり、パンを切ったり、カステラを刻んだり…
あの子の好物を思いつくまま並べてみますが、嫌がって顔を背けてしまいます。

で、そういう時はまるでぷーのスタンドのごとく寄り添うムクが、
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「じゃあ、僕がいただきますね♪」



しかし、水曜のお昼に吐き戻して以来何も食べていないから、
数えればもう4日以上の絶食!
これは老体にはのはさすがにまずいので、

意を決し、無理やり何かを食べさすことにしました。
そこで、老犬用の液体栄養食を入手したので、
それをスポイトで無理やり口に流し込むことに。

無論ぷーは嫌がり顔を背けますが、それに負けず、無理ない程度に数口ずつ。
量的には到底満足いくものではないですが、
それでもいくらかは飲み込ますことができたのでそれでまずは良し。
(まあ、ぷーはすごく迷惑そうでしたが。)

すると、ぷーのお腹がギュルギュルいいはじめたので、おトイレに連れて行くとそこでうんち。
やはり少しでも胃に入ると内臓が動くのでしょうか?

その後吐き戻さないか注意してみていましたが、落ち着いた感じで寝てくれました。

そして翌朝、つまり今朝。
昨晩同様スポイトで飲ませようかと用意をしていると…

「あれ?なんか動きが…?」


起き上がり、トコトコ歩き出したかと思うと、
他の子のフード置き場に近寄り、空のお皿をのぞき込んでおります。

これはもしや?

そこで大急ぎでぷーの好きなパンをいくつか刻み、鼻先へ差し出すと…


「ぱくぱくぱく♪」

「食べた~!」(・∀・)~♪

5日ぶりに自分から食べてくれました。

だから奥さんと二人、大喜びで、そして大慌ててパンを追加しました。

とはいえ、かなり久しぶりの食事なんで胃がびっくりしてしまわないかと少しハラハラ。
しかしそういうこともなく、ある程度食べ満足したぷーは落ち着いた様子でした。

もちろんこれだけで手放しで喜べるはずもないのですが、
私たちは本当に嬉しく、まずはほっと人心地つけておるのです。

今日、この後もまた食べてくれればいいな…



*予告*

この様な感じで昨晩ぷーに食事をさせようと奮闘していると、

ピンポ~ン♪

しょっち~さんがやってきて、わざわざこれを持ってきてくださいました。
IMG_6763_2017061810582562d.jpg

おお!これは!
あの時、陶さんの仕事場で作らせてもらった器ではないか!

実は先日焼き上がり、陶さんがしょっち~さんの家まで持ってきてくれたのです。
それを、わざわざお届けくれたのですよ

で、しょっち~さん曰く、

「これでぷーさんに水を飲んでもらえたらと思って!」


ありがとう!
ほんと、ありがとう!

そのお心遣いが本当に嬉しい!

(*^人^*)

この器の活躍などはまた後日ご紹介させていただきます。

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今日のぷー ~ご機嫌ぷーさん~

2017-06-17 12:35:01 | ぷー
ぷーの様子は相変わらずで、とても穏やかに良く寝て過ごしております。
そして、何時間おきにか起き上がり、自分でおトイレに向かい用を足します。
本当に、良くできたお利口な娘です。

ですが吐き戻したあの日以来、水以外何も口にしないので、
昨晩もあの子の好きなものをと思い、閉店後パン屋さんを数軒回り、
デニッシュやパイ、ハンバーガーなどを買って戻りました。
それらはあの子の大好物で、普段なら制止しても欲しがって止まない食べものたち。

ですが、そのどれをも鼻を背けるのです…

正直、歳も歳ですから、無理やり食道に流動食を押し込むというのしたくはないので、
今はただ私たちの腕の中や膝の上で穏やかに過ごさせております。

そうそう、先日ぷーが体をさすったりしても反応が無く、
感情をあらわさないような感じだと書きましたが、
昨日店で娘に抱かれると…

「仰向きに抱っこして…」

と、身をよじりそう要求するので、その通りに向きを変えると

IMG_6685.jpg
尻尾ふりふり♪

とてもうれしそうに大きく尻尾を振るではないですか!
これは嬉しい!

きけば、その前自宅でおトイレした際も、気持ちよさげにしっぽを振っていたとか。

よかった、よかった。
ぷーの心と気持ちはまだ確かにここにある!



今朝はとても良い天気だったので、少しだけ日光浴しました。
IMG_6704.jpg

で、店につくと、息子のぽちがすごく気にして、
IMG_6711.jpg
「母ちゃんだいじょうぶ?」

と、カートをのぞき込むのでした。



*おまけ*

自宅にていつもの寝床。
食べないぷーのために、いろいろ食べものを持って行こうとすると、
他の子たちがそれを目当てにワラワラと集まってくる。
それがまた騒がしいので…

IMG_6697.jpg
「zzzzzzzz…」


IMG_6699.jpg
「!?」


眼は見えなくともさすがに雰囲気で気が付くのですが、
前述のように食べものに全く興味を示さず、

IMG_6702.jpg
「ほかの子たちどうぞ…」

他の子たちはこういう時やきもちパワーでより食欲が出るというのに、
ぷーさんは、本当に人が良すぎるよ。
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今日のぷー  ~贈りもの~

2017-06-16 11:20:22 | ぷー
昨日急に調子を崩したぷーですが、
その後は落ち着いてくれ、静かに、とても静かに良く寝ておりました。

IMG_6638_201706161055553db.jpg
呼吸も落ち着いているようなので、取りあえず静観していると、
夜になってむくっと起き出したので、おトイレか?ご飯か?
そう思い寝床から出してみたのですが、

IMG_6623_2017061610555784b.jpg
「………」

じっと立ち尽くしたまま動こうとしません。

ですので鼻先にフードやミルクなどをさしだしても、興味を示すどころかむしろそれから逃げるようなそぶりで、
かといって、おトイレに連れて行っても、やはり立ち尽くしたまま。
そこで、身体を優しくさすってみたのですが、全く反応しない!
つい一昨日までは、そうすると尻尾をゆっくりフリフリしていたのに?!

よほどつらいのか?
それとも、ぷーの中で何か大事なものが無くなりつつあるのか?
そう思うと、たまらなくなったので、そっと抱き上げ、腕の中で横にしました。
すると、すぐに落ち着いた様子で体の力を抜いたから、
しばらくそのまま抱っこして過ごし、その後そっと寝床に戻すとまた静かに寝てくれました。

その後も横でプーをのぞき込みながらゆっくりと体をさするのですが、
やはり、ほとんど反応しません。
だからまた先ほどの様に、
反応できないほどしんどいのか?
それとも、忘れていってしまいつつあるのか?
そんなことを思うと、頭の中でこの間作った曲がエンドレスで流れ始め、
どうしようもない気持ちになりました。

とはいえ、ぷーは昨年表彰してもらえたほどの長寿犬。
その間大きな病気で心配をかけさせることもなく、今まで一緒に暮らせて来れました。

こちらはぷーが初めて我が家に来た時の写真。
初ぷー 001
当時小学生だった娘に抱かれる小さなぷー。

あれからもう18年。
やはり、小さな体にはかなりな年月であったには違いない。

だから、この子にはもう無理を言いたくないしさせたくもない。
ただひたすら、苦しまぬようにとそう思うばかり。

だから、昨日から始まった今からしばらくの期間は、
この子が、あえて私たちに用意してくれた準備期間。
ぷーからの最後の大きな贈り物だと受け止めて、
一日一日を大切に過ごしていきたいと思っております。


そういうわけで、本日よりぷーは私たちと一緒に店に来ております。
思えば、一番最初仔犬の頃にはこの子が看板犬だったわけだから、
ぐるり一回りして現役復帰というところかな?

IMG_6666.jpg
「久しぶりにお店にきましたよ。」

で、ただ今カートの中で落ち着いてよく寝てくれております。
IMG_6670.jpg
「ZZZZZZZ…」

相変らずご飯を食べず、水も今朝飲んだきりなので心配ですが…


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ぷーのガン

2017-06-15 18:20:47 | ぷー
今日、朝ごはんをしっかり食べていたぷーがお昼頃に吐きました。
その後、何度も嘔吐を繰り返し、落ち着かない様子だったので、
心配になり病院が開くのを待ち連れて行くと、どうも肝臓ガンだとのこと。

またすい臓などもかなりいたんでいるようなので、
痛み止めのステロイドを処置してもらい帰宅してきました。

まあ、確かに年齢が年齢だけに、仕方がないといえばそうなのだけれども、
先月初めに18歳の誕生日を迎え、その後も調子よく毎日を過ごしていただけに、
正直青天の霹靂。

だから病院から戻った奥さんは目が真っ赤だし、
その報告を聞いた私も、事の重大さは理解しているものの、
あまりに突然すぎて、どこか他人事のような感じ。


実は今、奥さんを早引けさせ家に戻らせ、私一人で店番をしております。
ですが、じわじわと、いろいろなものがこみ上げてきてしまい、
まともな店番ができなさそうなので、こうして日記を書いてます。

まあ、こればかりはどうしようもないことなので、
願わくば、あの子が痛みを感じないように。
そして、最後の時まで、私たちと一緒に入れる時間を、
「幸せな時」と思ってもらい、穏やかに過ごしてくれれば。
もうそれ以上他に何も望みません。

だから、家にあの子を留守番させたくないので、
しばらくは店に一緒に連れてきて、つねに手元に置いておきたい。
そして、できる限り一緒にいて、その姿を眺めていたい。
その手触り、温かみを感じていたい。
そして、同じように感じていてほしい。

とりあえず、今はそう思わずにはおれません。



170103_1240~01
またこうして散歩に出たかったのだけど、やっぱしんどいかな…



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ぷーさん19歳に向けて!(膝関節が抜ける子)

2017-05-06 10:08:23 | ぷー
IMG_8554.jpg
「ごきげんようみなさん。」

昨年無事長寿犬の表彰を受けたぷーさんですが、
先日(5月4日)無事18歳の誕生日を迎えることができました。

おかげさまで、最近は食欲もあり、体調もよく元気に過ごしております。
確かにこの歳になると、一日のほとんどは寝ておりますが、
目を覚ますと、きちんとトイレに向かい、用を済ませては、
軽い足取りで部屋の中をうろうろと歩いております。
その足腰の達者さにも驚きますが、しっかり歩く姿には、
つつい、すでに完全に失明しているというのをつい忘れてしまうので、
それに気づくとビックリを越え、敬意すら覚えます。

そうそう、つい先日もこんなことがありました。

ある日、ご飯を食べているぷーさんの膝が妙な感じに曲がっているのに気づき、
人間でも高齢者でO脚になる人が多いので、
そういうものかと少し悲しく思いつつ見ていたのですが、
その後気付くと普通に戻っていたのです。

だからそのことを奥さんに尋ねると、
「多分外れた膝を自分でいれたのと違うかな?」
と!

そういえば…
以前犬の先生が、
「この犬種は膝関節が弱く簡単に外れる子が多いです。
でも、そういう時は慌てずにしばらく放っておくと、
自分でちゃんと入れるので大騒ぎしないように。」

と言われていたのを思い出しました。
(実際ぷーの娘のかりんも子犬時代よくそうなっていました。)

併せてこうもおっしゃってました。
「だからそういう時、慌てて下手に触ったりしないように。
最悪、じん帯や関節を痛めますから」


実は先ほどのぷーの場合も、足が曲がったしばらく後、
自分でぷんぷんと足を振り元に戻したようです。

そういうわけですので、これをお読みの方々で、
トイプーを家族の持ちの方は、このことを頭に少し置いておいて下さいね。
(*^人^*)


さて、そういうわけでお誕生日の写真を撮影していたわけですが、
実はこの時カットを終えた直後だったので…

IMG_8526.jpg
「ちょっと疲れたの…」

そういうわけで、この撮影後は早々に帰宅させ、
いつもの寝床でゆっくり休みました。

そんなぷーさんですが、いつでも体にそっと触れると、

ふりふりふり♪

本当に可愛らしく尻尾を振ってくれるのです。
それが愛くるしくてとてもうれしいのはもちろんですが、
「ああ、喜んでくれているんだ…」
とそう思えるのでいっそう嬉しくなるんです。

そんなわけで。
IMG_8533.jpg
「19歳に向けて楽しく過ごしますね。」


さて、昨日は少し遅れてケーキでお祝いをしました。
ぷーさんはパンやケーキが大好きですので、
すでにご飯を食べた後でしたが喜んでくれるだろうとは思いましたが、
こちらの予想を上回る勢いでパクパク食べてしまったのです!
ですので、「あわわ!あわわ!」というだけで、写真撮影が間に合わず、
結局慌てて撮れたのがこの動画。



ね?結構な勢いでしょう?

ちなみに背後に響く悲壮な鳴き声は、私を呼ぶ以蔵の声です。
(=^^=)ゞ


*おまけ*

IMG_6537.jpg
去年17歳の記念写真。

29pu.jpg
ドッグショーでエクセレントを受賞した3歳の時の型。


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逆流性食道炎

2016-11-12 10:35:21 | ぷー
私事で恐縮なんですが、ここ数か月胃の不調で軽く悩まされております。
当初は、胸やけ?とそう思い胃腸薬を飲んでおりましたが、それでもどうもイマイチ。
一応去年には人間ドックを受け、胃についてはピロリをはじめ何の問題もなく、
また内壁もきれいということで安心していたのですが、やはり調子が悪い。
そこで、夏の終わりごろ近所の胃腸科で診てもらったところ、
「恐らく逆流性食道炎ではないでしょうか。」
とのこと。
これは胃液が逆流し、食道などで炎症を起こす症状で、
胃の状態に関係なく、加齢などで胃の入り口の筋肉が衰えたりしてもなるそうです。
そういうわけで、最初は1週間分、そして次は2週間分と薬を飲みその都度症状が治まっていたのです。
ですが、ここ数日またもや胸やけが始まったので、今朝店に出る前に受診してきました。

そういうわけで、今度はやや弱めの薬を1月分。
これでも改善しない場合は年明けにでも胃カメラを飲もうかと。
なんせ今は胃の入り口がゆるゆるだそうから、カメラも案外すっと入ったりして…

そうそう、胃カメラといえば、私は過去二回検査を受けておりますが、
最初は口、二回目は鼻からカメラを入れました。
個人的には鼻からはもう勘弁!
口からだと自分で画面を普通に見れるほど余裕があったのに、鼻からの時はもう…
そういうわけで、次回受けねばならない場合は口から入れてもらおうと思っております。
そういや、よくお正月などお持ちを飲み込む芸をするおっちゃんなどが出てくるけれど、
ああいう人らは胃カメラなんかも、スルスル飲み込めるのかな?


しかしこの「逆流性食道炎」という呼び名。
人に説明するのに口に出すたび、
「なんかどこかの焼肉屋みたいな名前だな…」
と、つい思ってしまうのですが、
みなさんはどうですか?
(=^^=)ゞ


こちらは最近胃腸の調子が良いぷーさん。
CA395399.jpg
昨日奥さんに買ってもらった、専用の食卓もちょうど良く、
パクパク食べて、プリン♪とひり出してくれます。

この調子で目指せ18歳!
ヽ(^∀^)ノ

*ばんごはん*

この時期になると新酒の酒かすが出回るので私は嬉しい!
そのまま砂糖をつけて食べるのが一番好きだけど、
やはり、これからはこれですね!
CA395398_201611121039072b1.jpg
というわけで、奥さんの大好物のかす汁を作りました。

最近は野菜が高いというけれど、時期の根菜類はそうでもないよ。
だから、この日も子芋(里芋)、ゴボウ、レンコンが大活躍!

小鉢の中は子芋と、タイの子。
こちらも今が旬で、店先にきれいなのが良く並んでおります。
だからそれにつられついまとめ買いし、半分湯がいて冷凍するのですが、
先日はちょうど妹が遊びに来たので半分持って帰らせました。
だから、多分あちらでも今週はタイノコ三昧のはず。

ところで、タイノコは今では必ず「スケソウダラ」と並記してるね。
本当の鯛の子は春先にしか食べれないし、味はスケソウとそう変わらないそうだから、
それならやはりこちらのタイノコでいいや♪

で、私はゴボウが好きなので、たくさん作り、そればかりをモリモリ食べましたが、
その後ジムで泳いでいて、急にひどい胸やけが!
むろんさきほどの逆流性焼き肉店のせいなんですが、
思えばゴボウっておもいっきり消化に悪そうですよね。
でもそういうものが好きなんで、それも胃腸に負担かけてるのかな?

ジムで胃の入り口の筋トレもできればいいのに。
(=^^=)ゞ
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やった~!長寿犬!ヽ(^∀^)ノ

2016-09-25 10:01:25 | ぷー
昨日、以前からお話していた「長寿犬表彰式」に行ってまいりました。
とはいえ、私は店で留守番をしていたので、奥さんと娘が行ってくれたのですが、
その話を聞くと今回はおよそ300人ほどの参加だったらしいので、対象となる犬猫の頭数も200以上はいたのでははないのかなと思います。
その数が予想以上の多さだったので驚くと同時に、
「そんなにたくさんの子たちが大切にしてもらっているんだ。」
そう思えてとても嬉しくなりました。

また式ではスライドで表彰対象の子たちの姿を映し出しつつ、飼い主のコメントを読みあげ、1頭1頭紹介してくれるので、
それを見ていた奥さんは、思わず目頭が熱くなったとのことでした。

実は今だから言えるのですが、今回の表彰の話が出たのが今年の初夏。
ですがその後、何度かぷーの体調が思わしくない日があり、
特にこの夏の厳しさは尋常ではなかったので、果たして無事に秋の表彰を迎えられるのか、と少し不安な日々もありました。
この時のライブの日などはまさにその心配の頂点であったのですよ。)
そう思うと、この日こうして表彰を受けている子たちの飼い主さんたちの多くも、同様な気持ちで過ごされていたのではないかと思うのです。
(中にはきっと、悲しい別れの後、ここに来られている方々もおられたのではないかな…)
それだけに、とても感慨深かったのですよ。
この様な気持ちは奥さんも同様であったらしく、それだけにスライド上映時涙ぐんでしまったのかもしれません。

さて、その後式では獣医さんたちのお話などがあった後、最長寿の子たちの飼い主さんが壇上で表彰を受けていたそうです。
(なお23歳の猫の表彰を受けた飼い主さんが、その猫よりもはるかに年下の小学生だったので会場が一時どよめいたとか♪)

そんな感じで無事式も終了し、奥さんたちが表彰状とともに記念品をいただいて戻ってまいりました。
で、私は早速それらを見せてもらったのですよ。
とはいえ、記念品といってもボールペンか何かだろうな~。くらいに思っていたので、
見せてもらった記念品にびっくり!

「え?!こんなにいいものもらえたの?!」

というわけでいただいた記念品がこちら。
IMG_2234.jpg
ぷーさんの写真入りのマグカップ!

しかも裏側にはちゃんと、
IMG_2237.jpg
名前まで入っている!

こりゃもったいなくて使えないよ~!
というわけで、ただでさえうれしいのに、こんなに嬉しいご褒美までいただけてもう大喜び!

でもこうなると、もう1個2個。
いや、ほかの子たちの分も欲しくなる!

だから、ぷーさんはもちろん、ほかの子たちにも表彰されるほどに長生きしてほしいもんだと心から願うのですよ。
(*^人^*)


そういうわけで、ぷーさんにも式の様子を報告しました。


ぷーさんのスライドめちゃくちゃ可愛くてきれいやったよ~!
CIMG0270.jpg
「ありがと♪」

聞けば、今後も毎年受けれるそうやで。
CIMG0275.jpg
「あら!そうなの?」

だから、ら、18,19.いや二十歳の表彰も受けようね!
だから、まだまだ元気でいてよ♪

CIMG0261.jpg
「じゃあ、今からトレーニングね!」

というわけで、昨晩も元気にすたすた歩き、
おやつなどを声高に要求したのち、快便、快眠のぷーさんでありました。

今後もこんな感じでいられますように。
(*^人^*)
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ライブとぷーさん  ~病院へ走る!~

2016-09-12 10:13:46 | ぷー
昨晩無事ライブを行うことができました、
なんせ1年ぶりに人前に出るので緊張して演奏をミスするだろうなとか思っていたら、
実は、会場のライブハウスの場所さえ間違えオロオロしていた有様です。

というのも、当日家を出る直前になり、うちのわんこの長老ぷーさんが盛大に吐き戻し、
大慌てで動物病院へ連れて行くべくあたふたしていたからなのですよ。
なんせ、日曜の午後でしたから、どこの病院もほぼ休診。
最悪、私がライブを欠席し車で救急センターまで運ぼうかと思いました。
ですが、幸い少し離れたところの病院が開いていたので、そこに予約を入れ、奥さんに走ってもらうことに。
とはいえ、そうなると、店番が誰もいなくなるので、ここは一番早じまい。
大急ぎで品物をしまい込みシャッターを下ろし、それから着替えて出ていきました。

そんなわけで、道中も内心ドキドキ!
無論ドキドキの原因は、ぷーさんの容体。
そういうわけで、幸か不幸かライブ前の緊張は一切なく、ほぼいつも通りではあったのですが…
(だからステージ衣装も用意せず、ほぼいつもの散歩の格好!)

ですので会場のライブハウスも完全に名前も場所も勘違いしていて、
「え?!ここ看板はあるけれど、もう閉鎖してるやん…」
と立ち尽くしてしまっていたのです。
まあ、幸いその姿をたまたま表に出ていたバンドメンバーのんるる君が見つけてくれたのでことをなきを得たのです。

ですがそのご届くはずのぷーさんの容体を知らせるメールが届かない。
ならばと、電話を入れるも通じない。
もしかしたら、何か問題があり長引いているのか…???
と不安になっているうちに出番が!
(こんな時に限って、予定時刻よりも早く出番が来るんですよ!)

そんな感じで、出て行き演奏を始めると、
「やべ!自分のギターの音が聞こえない!」
というわけで、気持ちがあせり、本当になんてことないフレーズをずいぶんミスしてしまいました。

ですが、今回サポートメンバーで入ってくれた助っ人ドラムのやっぴ~さんのパワフルなドラムに助けられ、
どうにかこうにか全曲演奏することができ、気が付くとあっという間に終わっておりました。
(*^人^*)

その後、再度奥さんに電話をかけ診察結果を聞き、今すぐどうこういうものではなさそうだということを知り、そこでやっと一息つけました。
(じつは過去にもライブ当日に、わんこが緊急手術したことがあったのですよ。「ライブとモコ

そんなこんなで、無事ライブを終えたものの、
個人的に気持ちが飛んだ状態のダメダメな状態だったのがほかのメンバーに申し訳ない!
今週末の打ち上げの先で謝ろう~!

(=^^=)ゞ


画像はカートで寝るプーを見上げる息子犬のぽち。
IMG_2051_201609121326358ae.jpg
「おかあちゃん、大丈夫?」

今回の症状の原因は、腸が動いていなかったこと。
ですので投薬に手対処し、今のところまあまあ大丈夫そうです。
そのほかに、腎臓結石やその他の部位の問題もありましたが、
今すぐどうにかせねばならないものではなさそうなので、しばし静観といった状態であります。
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