もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ピーコの兄妹ユーロくん (ぷーどる♀)

2014-12-24 11:15:38 | ピーコ
今年の春、最初の桜が咲くと同時に逝ってしまったピーコ

実は以前、ある方のおかげで、ピーコには遠く離れた場所に同胎の兄犬がいることを知り、
その後、ご家族の方と無事連絡を取ることができました。
「ピーコの家族(兄弟♪ユーロくん♪)」




だから本来ならば、すぐにピーコの兄妹ユーロくんのお家のゆうなさんに
ピーコのことをお伝えしなくてはならなかったのです。

しかし、幾度もそうは思いつつも、なかなか伝えられずにいて、
先日、やっとお伝えすることができました。
ユーロくんが、ピーコの分まで元気で長生きしてくれることを願いながら。

けれども、ゆうなさんから
ユーロくんが、ピーコよりも少し前、
昨年の12月6日にこの世を去ってしまったのだという
お返事をいただきました。
ゆうなさんも、ユーロくんのことを伝えなければと
思いながらも、突然のお別れに気持ちの整理ができずに
伝えることができずにいたということでした。
そのお気持ちが痛いほど判ります。

ユーロくんとピーコはそれぞれ別の病が原因で
この世を去りましたが、
近い時期に、まるで誘い合わせたかのようではありませんか。
かりん と ぽちのように、ずっと一緒に暮らしていたら、
仲良く遊んだり、寄り添ったりしていたのではないかと思います。
この世では、それが殆ど出来なかったでしょうから、
今頃はきっと、ふたりで
思い切り走り回っているかもしれません。

あの子達を亡くす悲しさは
幼な子を亡くす悲しさと同じようなもので
悲しみが尽きることはないようにも思えてきます。
それでも、時が経てば、きっと、心は回復します。
人によって、その速度は異なるけれど。

ユーロくんも大切に愛されていた子であり、
その生涯は幸せであったことは間違いありません。
誰かに愛された子は幸せで、幸いです。

ユーロくんは、ピーコと仲良くしてくれそうな気がするけれど
ピーコ、ユーロくんには、いけずしてないかなぁ?
というのが、今の気がかりです。


「いけず? しないよ。たぶん…」
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今日のピーコ ~ピーコおつかれさま~ (ぷーどる♀)

2014-03-24 15:29:17 | ピーコ
~17日から19日までのピーコ~

17日のピーコ。獣医さんで液滴。
  水は少しだけなめる。
  獣医さんが流動食を食べさせてくれる。
  夜、全てではないが、吐いた。
  落ち着いたところで食べさせてみるが、
  すぐに、全て吐いた。

18日、獣医さんで液滴。
  水はペロペロと2回だけなめる、というのを
  何度か繰り返す。口を潤す程度。
  夜、流動食を口に入れるが、全て吐く。
  水を少し飲めたと思ったら、すぐに吐いた。
  その後、水をほんの少しなめた。

19日朝、自分で水を飲もうとするが、飲めない。
  獣医さんで液滴をしてもらうが、昨日までのように
  お座りの姿勢はとれず、力がない。
  昼の2時半頃から10~15分ほど
  以降、約30分おきに、けいれんをおこす。

  手足が冷たく、内腿も冷たい。
  内腿は皮膚がただれていて さすれない。
   主人が暖めていてくれた湯たんぽを足の辺りに置いて
  手足を握るが、中々温まらない。
  その間にも、けいれんがおこる。
  手足をつっぱり、首をそらし、口をパクパクさせる。
  手を握ると掴むような感じで力を入れてくる。
  口から血が滲む。口内炎によるものなのかどうか
  わからない。
  30分置きくらいに繰り返すけいれんにどうしたらよいか、
  わからなくなる。
  おさまると、こちらの顔をじっと見る。
  見ているうちに、またけいれんが始まる。
  そういったことを繰り返すうち、6時になる。
  主人に連絡する。
 
 安楽死を覚悟して
 ピーコと過ごした家のあちらこちらを
 主人が抱っこしてピーコに見せる。
 娘とも最後のあいさつをして病院へ向かう。
 病院への道を少しそれて
 早咲きの桜を見せる。
  歩き出すと、グゥグゥとないている。
 病院までずっとグゥグゥないていた。
 
 病院でデュロテップパッチを貼ってもらって
 家路につく。
  帰り路、ずっとグゥグゥないている。
 帰りには、もう聞けないと思っていた声。
 嬉しくて、主人が「ケーキを買おう。」と言った。

 家に着き、ほっとした。
 ピーコが生きて、ここにいる。
 私は再びピーコの寝床を私のベッドに整え、
 安堵した主人はビールを飲んでいた
 そして
 8時10分すぎに 最期のけいれんをおこして
 ピーコは眠りについた。

 主人と娘がピーコに顔を寄せ、
 私もピーコの顔を見ていた。
 ピーコは家族に囲まれて逝った。
 
 ピーコは、辛い治療も文句ひとつ言わず
 (抗がん剤で吐いた日々も温熱療法でピリピリした日々も
  高濃度ビタミンC療法で5時間も病院に居なければならなかった日々も)
 ずっと私につきあってくれていた。
 (否、つきあわせていた。)
 ピーコは力の限りがんばってくれたと思う。
 
 至らぬことばかりだったように思うけれど
 それでもピーコは、好きでいてくれたんだと思う。

 ピーコの最期にあたって、
 獣医さんが「デュロテップパッチというものがあるんですが
 注文しても、業者さんがなかなか持ってきてくれなくて
 忘れられていたり、2ヶ月先になったりするんです。
 高額なので在庫を置きたがらない獣医さんもいます。
 他の獣医さんでも持っているというのは聞かないし、
 知らないですね。。月曜日に、また注文してみますね。」
 とおっしゃっていたので月曜日を待った。
 が、月曜日、輸液をしてもらいに行ったのに
 その話をするのを忘れてしまっていた。
 帰ってから思い出したのに、夕方、電話するのを忘れた。
 獣医さんも忘れてしまっていたんだろうか。 
 次の日も、息を引き取る日も行ってたのに
 忘れてしまっていた。

 結局、そのパッチは別の獣医さんのところにあって
 息を引き取る少し前に貼ってもらうこととなった。
 薬が効き始めるのには半日くらいかかる。
 私は、最後の最後、肝心なところで
 しくじってしまった、と思った。
 けれど、人間で、そのパッチを使った人のブログを
 読ませてもらうと、副作用がきつく出る人もいて
 その場合は、かなり苦しいのだと知った。
 大丈夫だったかもしれないが、副作用がきつく出たかもしれない。
 吐き気がして眠くて朦朧として、家族の顔を満足に見られなかったかもしれない。
 ピーコ自身、しっかりと私たちを見ていたそうだったから
 苦しかったろうけれど、あれでよかったのだ、と思う。

私、しばらくは、九分の腑抜けでいるかもしれないけれど
もう大丈夫です。
ぼちぼちと、普段の五分の間抜けになれそうです。
 
 
 

 
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今日のピーコ ~おやすみなさい~

2014-03-20 11:01:59 | ピーコ
ピーコはものすごく頑張って頑張って、
昨晩家族に見守られながら、眠りにつきました。

実は、昨日いつものように一緒に店番をしていたのですが、
お昼頃から様子がおかしくなってきたので、
奥さんと共に帰宅させ、自宅でゆっくりさせることにしたのです。

その後は夕方まで30分ごとに激しいけいれんを起こし続け、
それがかなりの苦痛を伴っているものならと、
家族で相談し、そして最後の決断をすべく獣医さんに連絡をしました。

病院へ向かう途中、早咲きの桜の木があることを思い出し、
少し寄り道しピーコをそこに連れて行きました。

「ん?何これ?桜?」

これで今年もピーコと梅、桃、桜をちゃんとお花見できました。

その後通りの向こうに見える病院まで向かったのですが、
いつもなら歩くのに面倒だと思う距離がこの時はやけに近く、
「このままずっと、延々道が続けばいいのに。」と思いながら歩きました。


病院に着き状況を説明、そして軽く診察。
今この状態で頑張っているのが信じられない状態だとのこと。
そして、痛みを取り除いてあげるための、最後の決断も立派な治療の一つですと。
そのうえで、もう一つの選択肢を提示してくださいました。
それがモルヒネによる痛み止めのパッチ処置。
いわゆる麻薬に相当するので扱いも難しいのですが、その鎮痛効果はかなりなものであるとのこと。
そして効き始めるのに半日ほどかかるものの、その後は3日ほど効果が持続するそう。

そこで私たちはそちらの処置をお願いし、再びピーコと共に家に帰ることができました。


またお家に帰れるね♪」
(だから嬉しくて、つい寄り道しケーキを買ってしまいました。)

驚くことに、そんな状態でも目の中にはしっかりした光と力が宿り、
私たちの姿を常に確認するように追いかけてくれており、
帰宅後は娘の声に耳をあげ、頭をなでてもらえば しっぽも振りました。
だから意識はしっかりしており、まだすべてのことをちゃんと理解できている、
そういうことはまちがいなかったと思います。

その後夕方から2時間ほど痙攣もないので、
ほっとし、缶ビールを開けながらピーコを眺めて過ごしていると、
いきなり口を大きく開け、足をつっぱりだしたすではないですか!(午後8時10分頃)
これがその痙攣か!とそう思い、家族みんなで声をかけ体をさすりました。
すると、それは短時間で収まりすぐに力が抜け、息も深く静かに、「ふ~、ふ~」と。
ああ、よかった、今回は短時間だった…
とそう思いながら頭をなでていると、

あれ?なんだか様子が違う?

最後は奥さんが確認しました。
つまりあれは痙攣ではなく、まさに眠りにつく瞬間だったのです。

そうか、そうだったのか…


おそらくはパッチの効果はまだ出ていなかったとは思いますが、
それでも帰宅後の様子や、最後の姿を見ていると、
やはり家に連れて帰れてよかったと思います。
なにより、大好きな家族みんなに見守られ、声をかけられ旅立てたから。
思えば、昼過ぎからの痙攣というのも、実はただの痙攣ではなく、
その都度その都度、逝ってしまいそうなのを踏ん張っていてくれたのかもしれない。
そして、何とか頑張って、家族全員そろうのを待っていてくれたのかもしれない。
いや、そうに違いない。
何よりも、私たちがあの子を大好きだったのと同じに、家族のことが大好きな子だったから。


2007年8月21日、訳があり、不幸な生い立ちで3歳過ぎにうちに来て、
当初は、見るもの聞くもの、すべての人間が怖く、おびえることしかできなかったピーコ。
(特に男の人を異様に怖がり、私が触れると恐怖で脱糞するほどでした。)
だから家族でも、
「いつかこの子がしっぽを振り、楽しく一緒に散歩ができる日が来るといいね。」
と、そう話をしておりました。

そして、順々に時を経て、
股の間に丸めこんでいた尻尾をくるりと誇らしげに丸めて振りだし、
おびえるような目つきは、期待に満ちたクリクリのまなざしになり、
お散歩では、みんなの先頭を切って大好きなおばあちゃんお家向かって走ったり、
私の上着の中に頭を突っ込み、「ググーググー♪」と奇妙な声を出し甘えたり、
そして大好きなぽちという相手ができ、一緒に激しく遊んだり、
ドッグランでは、いつまでもひたすら笑顔で走りつづけたり。
そういうことができるようになりました。





そして最後までみんなの真ん中で…

無論、まだこの若さで、やっと、ここまで来たのに。
そういう思いがないはずがありません。
でもそれを、差し引いても、ピーコは幸せな時を過ごしてくれたと、
うちの子になってよかったと、胸を張って言えます。

たとえ、過ごせた時間が短くとも、その密度は計り知れないほど濃かったから。

うちに来てくれてありがとう。
うちの子になってくれてありがとう。
みんなのことを好きになってくれてありがとう。
そして、本当によく頑張ってくれてありがとう。

だから、後は先にゆっくりおやすみなさい。

またいつか、必ず会える時を楽しみにしているから、
それまでは他の子たちと仲良く待っていてちょうだいね。

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今日のピーコ ~病院へ~

2014-03-19 12:40:21 | ピーコ
今日はどんよりと鉛色の空。


でもとても暖かく、川沿いにはきれいな桃の花が咲き始めておりました。

ちょうど一輪落ちていたのでピーコに見せると、

「くんくんくん…」

興味を示し、少し匂いをかいでくれました。


雪柳もちらほらと咲き始め。

この花が満開になるころは、桜も一緒に咲き乱れすごくにぎやかな景色になるでしょうね。

で、先週に引き続き今週も…

「ポチきゅぅ~ん!」

今日はぽちの付き添いで一緒に病院へ行っていました。
少しですが、なんとなくデート気分かな?

だから痛み止めの点滴にも頑張って耐えてます。

「ぽち君に見られていると恥ずかしい…」

処置を終え表に出るとついに雨がちらほら。
でも、幸いそうひどいものではなかったので濡れることなく家に帰れました。



「のどが渇いたよ~。」


「ふ~、疲れた…。ちょっと寝ますね。」



さて、実はピーコは一昨日の食事を最後に何も食べることができておりません。
飲み物も、昨晩少し水を舐めれたものの、しばらくすると吐き戻してしまう始末。
皮膚全体に広がったガンは、今や内蔵にもおよび、口の中、食道、胃まで及んでいる様子。
ですので、病院でもすでに最後のカウントダウンに入っていると…

だから昨晩は家族で話し合いました。
「この子のためには何が一番いいのか。」と。

無論、以前から
「耐え難い痛みがあるようならば、無理はさせず眠らしてあげるよう。」
と覚悟は決めていたのですが、
ここに来て食事をとれないことによる「餓死」ということも視野に入れねばならなくなり、
端的に言えば、いつそれを決断するかということを話ししたのです。

ピーコが一番楽なのは、早期に眠るように逝くことだとは思うのですが、
いまだに意識はかなりしっかりしており、
昨日のこの道中も、しきりに私たちの姿を目で追い、
帰宅後も、娘の言葉などに敏感に反応し、目を向け、耳を上げているので、
常に私たちとともにいたいのであろうと、私には見えてしまいます。
そして、横になっている姿も、だるそうではあるものの、
痛みや空腹に耐えている風には見えないので、それならばあともう少し。。
そう思ってしまうのです。

というより、正直な話こちら側がまだピーコと別れたくないのです。
寝たままでも、食事をとれずとも、
それでもあの子の目には力と、ハッキリとした意思を感じるのです。
だから、やはり踏み切れない。

「ただそこにいてくれる。」

その意味の大きさを身に染みて感じております。


とはいえ、わんこは自分の痛みや苦痛をほとんど表に出すことはない生き物です。
人の目には平穏そうでも、その実、必死で耐え忍んでいる可能性もかなりあります。
だから、苦しみを表に出し始めるともうそれは本当に耐え難いほどの苦痛。

もしかしたら、私はピーコにそれを無理強いしているのではないか?

そんな思いも頭の中でぐるぐる回る中、
今朝もピーコは病院へ行き、痛み止めを打ってもらってきました。

今は店には連れてこず、自宅で奥さん一緒にいます。
苦痛を取り除くことはできないけれど、
そばにいて、声をかけ、身体をさすることだけはできるから。
そして、それは今では、
「してあげる」ではなく、「させてもらうことができる」であって、
だからこそ、すごく貴重な時間で…

願わくば、あともう少し、
もう少しだけでいいからその時間が欲しい。

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今日のピーコ  (ぷーどる♀)

2014-03-15 15:11:50 | ピーコ


~10日夜から15日の様子~

10日夜、獣医さんでもらった流動食を口にさせようと
 あれこれ試みるが、口にしない。
11日朝、水を少し飲む。
 ポチと公園へ行った後、マクドのハンバーグを半分食べた。
 夜は少しだけ水を飲む。
12日朝、水を飲む。
 昼1時半、娘がマクドのポテトを口元に持っていってみると食べた。 
ハンバーグも四分の三食べた。
 マリちゃんのお母さんからオヤツのジャーキーをもらって食べた。
13日朝、水を飲む。
 マクドのハンバーグは食べなくなった。
 昼に娘がささみチップスを食べさせてくれた。
 夜、水は飲む。グリニーズも食べない。
14日朝、水を飲む。
 夜、流動食を15ccほどシリンジで強制的に飲ませる。
 グリニーズだけは食べる。水は殆ど飲まない。
15日朝、水を飲まなくなった。
(液滴と吐き気止めは毎日。)

元気だった頃の体重は3・65~3・7kg。
2月21日は3・5kg。
  24日は3・35kg。
3月 6日は3・15kg。
  12日は2・95kg。
  14日も2・95kgだったが
  15日の今日、また減っているらしい。

トイレに関しては
おしっこは3月3日頃、病院で血尿が出た辺り、腎臓に影が出た辺りから、
(いや、実際はもう少し前からだったのかも)
勝手に少しずつ出てしまうらしく、
ペットシーツを身体の下に敷いている。
が、ウンチの方はタタタッと走っていって
トイレシーツの上でしている。
今朝も頑張っていった。
思うように力が出ないようで長らく立ち尽くしていた。

15日夕方4時、水を飲んでくれないかと
口元にもっていくが、飲もうとはしない。
下に敷いているペットシーツに血がついている。
驚き、口をティッシュで軽く押さえてみると
薄っすらと血がついている。

昨日、口に物は入れたけれど
それは自らの意思で入れたのではなく、
強制給餌によるもの。
ピーコ自身によれば、昨日の朝の水が
最後のものなのかもしれない。

「せめて あと1週間、一緒にいたい」とも思うが
「無理やり食べさせて苦しませたくはない」とも思う。
ピーコは今、膝の上で横になっている。
目を開けたり閉じたり、うつらうつらしたりしている。
こんな風に穏やかに過ごしてくれるなら
まだいけるような気がしてくる。

けれど、「水を飲まなくなった」という状態は
客観的にみると、かなり良くない状態だと思う。

腎臓に影が見つかった頃、獣医さんから3つの提案が示された。
1、2~3日入院させて、腎臓の状態を改善させる点滴を受ける。
 但し、再び悪化すると思われるので、繰り返すことになるでしょう。
 加えて、この子にとって、入院すること自体、精神的にきついかもしれない。
2、現在の療法を毎日続けていく。
3、薬で眠らせてあげる。
1、2のいずれかをしていっても
近い将来、身体が機能しなくなってくるので…
一応、頭の片隅で考えておいてください。と。

ここで、3の選択をする場合、
家族に相談しなくてはならないと思うのだが
何をどう相談すればよいのかわからない。
眠らせてあげるか否かは、私に任されるのかもしれないが、
もし眠らせてあげるということになった場合、
その場に立ち会うのかどうかを、尋ねておかなくては。
それと、予約はしなくてもよいということだけれど、
処置するのは、昼すぎ、診察時間が終わってからになるので
事前に電話した方がよいそうだ。

これを書いている間も、口から血が出てきている。
もう時間がないかもしれない。

  ~以上は、昨日15日夕方までのこと。

この後、慌てうろたえた私は獣医さんに電話し、
娘にも「覚悟しておいてほしい」と言い残して走りました。

結果としては、とりあえず無事。
尿毒症の菌によって口内炎ができていて
そこから血が滲み出してきているとのことで
現時点では危急ではないということでした。

獣医さんは口に腫瘍ができて、そこから出血してしまったのかと
どよ~んとされていたようで、
ピーコの口元を診て、少しほっとされた様子でした。
ピーコは今、血が止まりにくい状態になっているので
血がぽたぽたと止まらないようであれば、
失血死する可能性は否めないそうです。
現在の状況では、
「菌が脳にいくと、意識がなくなってコテン」
となる可能性があるということです。
その場合は苦しむのか尋ねると
脳がやられて意識がなくなるので、それはないらしいです。

16日の今朝、ピーコは自分で水を飲みました。
獣医さんでは流動食を少し食べさせてもらい、
液滴をしてもらいました。
尿は沢山たまっているのが、少しずつでてきているようなので
カテーテルを試みられましたが
最後の手術で皮膚が足りずに、寄せてあるので
おしっこの出る位置がずれていて通せませんでした。
「じわじわとでも、おしっこが出てくれているのが
ありがたいですね。」とのことでした。

ピーコは今、エリザベスカラーをはずして
カートの中で眠っています。

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今日のピーコ

2014-03-13 11:52:46 | ピーコ
さて、連日お話しておりますピーコですが、
容体は相変わらずなものの、昨日も頑張ってマクドのバーガーパティを4分の3ほど食べ、
夜寝る前も好物のガム(グリニーズ)を満足するまで食べました。

内蔵の状態がどうあれ、こうして食べる気力があるうちはまだまだ!
というか、喜んで食べるという楽しみを持っていてくれるということだけでもう嬉しい!
そしてまた、食べることのほかにも、
先日の公園でのように、いろいろなにおいをかいで楽しめることもできるようなので、
昨日奥さんはいろいろな花を買ってきて、ピーコのそばに置きました。


私も今朝ガレージの裏庭から、遅咲きの椿の枝を折ってきて一緒に挿してみました。

いろんな匂いがミックスされ、それぞれをかぎ分ける楽しみもあるかな?

そんなわけで、ただいま雨が降っておりますが、
ピーコは奥さんとともに痛み止めを受けに出かけております。

そして私は、一人店番。
最近このパターンが多いので、ついつい手元でおもちゃをいじって遊んでいるのですが、
今日もそういう感じ。

というわけでこの続きは私の日記へ。
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-2629.html
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今日のピーコ ~ぽち君とデート♪~

2014-03-12 10:23:04 | ピーコ
昨日は天気予報に反し、すごく暖かい日差しだったので、
ピーコを連れて公園まで出かけました。

無論カートでのお出かけですが、昨日は特別。

「さ、行こか♪」
「うん♪」


実はぽち君とデートだったのです。

ピーコは昔からぽちのことが大好きで、いつもより添い、
というよりは、半ばストーカーのように付きまとっておりました。
でも病気になってからはその元気もなくなって、
またぽちの方も気を使うのか、ほとんどチョッカイをかけないでいました。

だから久しぶりの暖かいお天気なのでこの日は二人きりでのデート。
(ただし私たち夫婦の付き添いがありますが。)


「寒くないか?」
「うん、湯たんぽあるから大丈夫♪」



「あ!少しやけど梅が咲いてるで。」


「ほんまや!ちゃんと匂う。」




「へへ、落ちてたお花つけてもらった♪」


つんつん♪


「や~め~て~よ~♪」


「はっ!あの音は!」


「やっぱり鳥やった!」


「ポチきゅぅ~ん♪」
「………」


実は、この日の朝の検診で獣医さんが、
「内蔵の状態などから見て、もってあと10日程。食べれているのが驚きです。」
とおっしゃいました。

実際、毎日夜中に痛みで震えているし、絶対につらい状態だとは思うのです。
しかし、この日は落ち着いた状態だったので、
無理を承知でこうして公園まで出かけたのです。

でもそうしてよかった。

身体にあたる風を感じ、その匂いをかぎ。
鳥の鳴き声や羽ばたく音に耳を傾け、その姿を目で追い。
そしてなにより、常にぽちや私たちの姿をずっと目で追いかけ。
そうしているピーコの目には、しっかりと力がこもっており、
その視線にあの子の意思を感じることができましたから。
たとえ言葉は交わせなくとも、こういう部分で通じるものがあるのです。

また、このお出かけが良い刺激になったのか、
その前の晩から何も食べようとしなかったピーコが、
帰宅後なんと私たちのお昼ごはん用のハンバーガーのパティを半分ぺろりと食べました。

とはいえ、実際状況はそう変わっていないので、
ピーコに残された時間は本当に残り少ないというのは事実として感じています。

ですが、ピーコのその命の火は、
今もまだしっかりと燃え続けております。

無論以前のように力強い炎ではないですが、
それはとても暖かで、そして優しくほんのりと明るいのです。

ですので、無理を承知でも、
もう少しだけ、この子と穏やかな時間を過ごしたいと願ってやまないのです。


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今日のピーコ  (ぷーどる♀)

2014-03-10 17:49:57 | ピーコ
~7日から今日までのピーコの様子~
 7日は水だけは飲む。
 8日の朝も水だけは飲む。
  夜も今まで食べていた介護食や栄養食、ベビーフードは嫌がって食べず。
  試しに ふやかした普通のフードを口元へもっていくと
  意外にも結構食べた。
 9日の朝は水は飲む。
  夜はふやかしたフードをほんの少しだが食べる。
  (この間も夜のグリニーズは食べる。
  グリニーズ味のフードがあればいいのになと思う)
 10日の今日は水は飲む。
  病院で流動食をもらってきたので
  夜試すことにする。
       *
7日から毎日(明日も)液滴をしてもらい、
吐き気止めの注射も打ってもらって
お昼間はうつらうつらしながら
結構眠っている様です。
夜中などは、痛みからなのか
ブルブル震えていたりしているけれど
手を当てているうちに
眠ったり、起きたりしています。

食欲はあまりないけれど
水は飲んでくれるのと
まだ目に光があります。

ピーコは身体が小さいので
人間だったら、金銭的にできない治療法も
受けさせてもらうことができましたし、
昨年の手術では、毎日ガーゼ交換に病院に通ったりと
できることは、いろいろとさせてもらってきました。

うちの子達の中でも一番元気だと思い込んでいた子だったので
長い間、本当に長い間ずっと動揺してしまっていました。
でも、これは仕方のないことで
同じような病になった子で
たったのひと月で世を去った子もいるし、
2歳を目前に世を去った子もいます。

自分がピーコにできることは色々としてきました。
あとはピーコの身体に任せようと思います。

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頑張っているピーコ  (ぷーどる♀)

2014-03-07 15:18:05 | ピーコ


ピーコは今現在、かなり頑張ってくれています。
しかしながら、確実に
別れの時が、すぐそこまで迫ってきています。

1月22日にいつもの獣医さんで
3回目のオンコビン(抗癌剤)を打ってもらったものの、
食欲をなくし、吐いて、皮膚のただれも酷くなって
あんまり調子が悪そうだったので
獣医さんへ~と思ったけれど、その日は休日。
今まででも、お休みの日に診ていただいているけれど
あまりに気が引けたので、
日曜日も普通に診察している獣医さんへ行ってきました。

訪れた獣医さんでは、『レーザーサーミア(温熱療法)』や
『高濃度ビタミンC療法』をしているということでした。

まずは現状を知る為の血液検査をしました。
その結果は、ガンなのが不思議なくらい
「どの数値も問題がない。」ということで
もう駄目かと思っていたけれど
もう少し長くいられるのではないかと希望がもてました。
(この希望は、どうあれ、気持ちが沈みっ放しで
なくなったという点でよかったと思います。)

そして高濃度ビタミンC療法を受けるにあたり、
その療法を受けることが可能かどうかの血液検査をしました。
3000頭に1頭の割合で、この療法を受けられない子がいるということで、
結果が出る日まで、ハラハラしながら待っていました。
ピーコの場合は可能だったので、この療法を受けることにしました。
(この3000頭に1頭となってしまった飼い主さんの気持ちを考えると胸が詰まります)

その結果を待っている日々の間
レーザーサーミアを1日につき30分かけてしてもらっていました。
けれども、3回目に行った時、ピーコの舌が紫色になり、
中断することになりました。
(どうも怖くて そうなってしまったようでした。
腫瘍がまだ小さかった時期でなら、ピリピリ感はあっても
レーザーをあてる範囲も少なく、まだ我慢できたかもしれません。)

その後は、D-フラクションプレミアムや
ビタミンCやミドリイ貝のサプリ、ブロリコや
アガリーペットなどを試し、
ミドリムシも試してみようか?
獣医さんで、じゅくじゅくした皮膚にかける薬はもらっているけど
皮膚の回復の手助けになるサプリは何だろう?

といったことを考えたり、
獣医さんでもらった飲み薬は、食べ物を食べていない時には
服用させない方がよいということで
日々、食べさせることに躍起になっていました。

高濃度ビタミンC療法では
腫瘍からくる痛みも軽減されるということです。
ピーコは週に2回通っています。
2時間はかかるということで、
午前中ぎりぎりに獣医さんに預けて、夕方5時に迎えに行っています。
(ピーコも私も分離不安症気味なので、週2回が限度かと思います。)

『高濃度ビタミンC療法』は、週に2~3回を3ヶ月、
その後週1回にというのが およその目安だそうです。
途中で、血液中のビタミンCの濃度を検査して、
目指す濃度になっているかを確かめます。
ピーコも途中で検査し、かなり高めの濃度になっていて
それ以上濃度をあげなくてもいいということでした。

食べることも、多少のムラはあっても、
そこそこ、いい感じではないだろうか?
そう思っていた矢先…この数日、どうも尿の様子が気になるので
獣医さんへ行き、血液検査をしてもらったところ、
腎臓と肝臓の数値が非常に悪くなっているということでした。
エコーでの検査では、肝臓については影はなかったものの、
腎臓に影がありました。
おそらく腎臓にまで転移してきているということでした。
「尿閉塞、ということになると数日で…。
近い将来、そういう日がくることも覚悟しておいてくださいね。」
と獣医さんは優しく言葉をかけてくれました。

去年の12月、免疫細胞療法をしている獣医さんで言われたことを
思い出します。
「この子の癌は悪性の中でも悪性で、効果は
あまり期待できないと思います…」
去年の8月に小さなポツリとしたものを見つけた時は
なんだかいやな予感がしつつも、私は素人じゃないかと振り払い、
手術してもらえば、治るのだと思っていた。
1度目の手術の後にすぐ出来た豆粒のようなものを
これはおかしいからと、検査に出してもらって
悪性だと判明しても尚、きっと治ると思っていた。
私には、まず癌がどういうものであるかという知識もなく、
対処法も間違っていた。
まず、癌かもしれないものの検査法について
どういう方法があるのかを知りませんでした。
そして癌に対するには、
手術か、化学療法か、放射線療法か、免疫療法の中から
常に、「どれか一つを選ぶ」のだと、思ってしまっていました。
その4つの中で一番効果のある手術を選び、それがだめで
再発した時に、またどれか1つを選ぶのだと思っていました。

私はピーコを癌にさせてしまった。そして、回復の見込みはありません。
ただただ、ピーコとピーコを産んだ母犬に申し訳ない。
ピーコがこの世から確実に、いなくなってしまうことを考えてしまうと
どうしようもなく泣けてきます。
けれど、ピーコは今、そばにいて
息をしてくれていて、あたたかい。
腫瘍からくる痛みでブルブル震えているのであろう時
痛くて辛いならば、もう眠るように…とも思うけれど
まだ食べたり飲んだりすることができて、
すやすや眠っている時間がまだあるのならば、
まだもう少し一緒にいたいと思います。

*一昨日から食欲が落ちていて
昨日、獣医さんで液滴をしてもらいました。
夜、ペースト状のフードを嫌がり、
やっとグリニーズで食欲が出たようで
ピュアロイヤルを食べたけれど、
今朝、水を飲ませた直後、全て吐いてしまいました。
今朝、獣医さんで、液滴と吐き気止めの注射をしてもらいました。
「胃が動いていないようだけれど、何か食べようとしてくれていて、
このまま落ち着いてくれたらいいんですが。」とおっしゃっていました。
しかし、昨日の血液検査で、「肝臓が機能していないようだ」とも
おっしゃっていたので、
それぞれの臓器が、疲れきってしまっているのかもしれません。
出来る限り痛みが少ないように…と思っています。

                   byぷーどる♀
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ピーコ頑張っております。

2013-12-23 11:44:17 | ピーコ
こんにちは、しばらくぶりのご無沙汰でした。
実は前回の日記を書いた直後、急きょピーコの手術を行うこととなり、
ばたばたしていたので日記をお休みしていたのです。
ですが、それ以降は何とか無事回復に向かってくれているようなので、
本日久々に、ご報告がてら日記を書けるようになりました。

前回の日記では、手術を行わず、インターフェロンによる治療を行うつもりでしたが、
獣医さんで再度患部を診ていただいたらば、
やはり放置できる程度の腫瘍ではないということ。
つまりこの腫瘍がさらに大きくなり、今以上の痛みを引き起こす可能性が高いのと、
何よりここからさらに他の部位に転移する恐れが高いので、
万が一、内臓へ転移すればもう手の施しようがなくなるだろうとのことから、
いまのピーコの状態で手術可能な方法で腫瘍を摘出し、
その後インターフェロンによる免疫療法を試みることとなったのです。

とはいえ、前回も書いたように夏以降の立て続けの手術により
ピーコのお腹の皮にはすでに切開縫合する余裕がほとんどないため、
今回は患部以外の場所も数か所切開し、縫合する余裕を作り出すというややこしい手術となりました。

結果手術は無事終了し、縫合も上手くいったので今現在、順調に傷口はくっつきつつあります。
とはいえ、お腹を開けてみれば、既に幹部は筋肉にも癒着していたため、
筋肉の一部も取り除かねばならず、思っていたよりも多くの部分を切り取り摘出せねばなりませんでした。
(摘出部位を見た奥さんの話では、大きさは焼き肉の1片程で
厚みは、もう少しある部分もあったとのこと!)
しかし、骨への転移がなかったのは不幸中の幸いでした。

また今回は術中に二回ほど呼吸停止に陥るなど、やはりギリギリの状態であったようで、
縫い合わせもかなりデリケートなものとなり、術後もしっかり見ておかなければ、
万が一以前のように暴れて傷口を痛めるようなことになると、
膀胱周辺の皮膚などに穴が開いてしまい、そこから尿が漏れだしてくるなどの恐れがあるとのことでした。

そういうわけで、帰宅後も私たちとしてはとても安心できる状態ではなく、
常に家族の誰かがピーコを注意して見続けねばなりませんでした。

そして肝心のピーコですが、幸いなことに食欲は旺盛で、
手術当日の夜からしっかりとごはんを食べてくれたのでこれは嬉しい驚き!


ですので、痛み止めなどの薬もちゃんと服用してくれたので本当にほっとしました。
(ちなみに私は傷跡を見るのが怖いので、ガーゼ交換の際は私が抑え、奥さんが交換してくれました。)

この子は一見弱そうに見えても、このように芯の部分というか、
生きようとする力はかなり強いものがあるように思うので、
これで着実に回復に向かってくれるものと信じております。
そういうわけで、只今のところ順調だと思えます。

どうかこのまま傷が癒え、そして体力が戻り、
何より、新たながんの発生が抑えられることを心から願っております。



そういうわけで、実は先ほども獣医さんへ行ってきて診ていただきました。
リンパ液のにじみがあるものの、傷口は順調なようで少し安心できております。

ところで、本来ならば昨日今日は連休で獣医さんも休診なのですよね。
ですが、「ご心配ならばどうぞ。」と先生がおっしゃってくださったので、
そのお言葉に甘え、連日行ってしまっていたのです。

すると先生だけでなく、看護婦さんも来てくださっていて、
そしてまた、私たちだけでなく、ほかの患者さんたちも!
どこのお家も家族を思う気持ちは一緒で、とても心配なんですね。

でもこりゃ本当に、先生は休む暇なし!
こんな感じで、すべての診察を終えられたのち、午後から予定があるとのこと。
間に合うのでしょうか?
大慌てで走らねばならなくなるのでは?
まさに師走だなと、のんきに思ってしまいました。

でもおかげで本当に助かっております。

(*^人^*) 「ありがとうございます。」


【食べたものいろいろ】

晩ごはんはこんな感じ。

ガンに勝つ!
というわけで、月並みな発想ですがとんかつです。


めでたく年を越せるようにめでたいタイ!


とはいえ、タイはタイでもタイの子。

エビでタイを釣る訳じゃないけど、横にはボタンエビ。

今年は鯛よりエビの方が高い気もしていたけど、
年末になって鯛がじわじわ値を上げてきております。
さすがめでたいお魚だ!

もうすっかり寒くなり冷え込んできたので、こうなるとやはり温かい汁ものがいいですね。

かす汁

で、こういう汁ものは翌日に持ち越せるのもうれしい!

翌日はぶりの煮つけとともに。


「たくさんのゴロゴロ!これはなにですか?!」

こちらはご近所のきよさんから頂いたたくさんのグレープフルーツ。

あちらの裏庭には、3階建てほどの高さに育った大きなグレープフルーツの木があり、
この時期、熟した分から風で落ちてくるのだそうです。
まとめて絞り、こうしてビンに詰め毎朝美味しくいただいております。


そういや葉っぱもアゲハのご飯としてたくさんいただけて助かった。
(*^人^*)ベリベリサンキュです!
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頑張れピーコ!

2013-12-18 09:18:02 | ピーコ
実は昨日ピーコの手術を行うつもりで獣医さんへ行っておりました。
この夏以降手術を繰り返し、先月5度目を終え
これでもう大丈夫であってほしいと祈っていたのですが、
その願いもむなしく、今度は前回の傷口を盛り上げるような形で腫瘍が発生してしまったのです。
ですが以下のような事情で手術は取りやめ、そのまま別の獣医さんへ走っておりました。

実は、夏以来の再発に次ぐ再発で手術以外の方法での治療も検討せねばならなくなり、
奥さんが中心になっていろいろと調べてくれていたのです。

まず、抗がん剤はその強い副作用から、最初から考えておらず、
次に放射線治療を考えたのですが、調べて行くと皮膚に対する副作用や、
かなりの回数に渡る全身麻酔と副作用・後遺症の恐れが強くあるようす。
また、その都度入院させられるストレスはかなり大きく、
ただでさえ神経の細いピーコだと精神的に壊れてしまうだろうとの指摘を受けました。
(また軽自動車が買えるほどの高額な治療費も大きな壁でした。)

そういうわけで、次に考えたのが「再生医療」。
再生医療とは、自身の血液から取り出したリンパ球を培養し再び体内に戻すことで、
自己免疫力を高めがん細胞を破壊しようとする治療法です。(↓)
http://www.dr-kishigami.com/advantage/regene.html
(費用面でも、頑張れば何とかなるレベルか?)

実は、幸い家の近くでこの治療法を行っている獣医さんがあり、
かかりつけの獣医さんにそういう方法を考えてみたい旨お伝えしたところ、
「それならば、まず今のピーコを診てもらった方がいいでしょうと。」
手術を取りやめ、今までの経過と病理検査の結果とサンプルを用意してくださったのです。

そういうわけで、昨日は手術を中止し、別の獣医さんへ向かったというわけなのです。

ですがこの治療法の効果は、目に見えないような小さながん細胞には期待できるものの、
大きな腫瘍になったがん細胞を破壊できるほどのものではないので
今ある腫瘍を取り除いた後でないと効果はあまり期待できないかもしれないというものでした。
(そしてまた、費用面でも30万~50万超と高額であるとのことも。)

また、ピーコの腫瘍を診てもらった結果、
今回のものは今までのポツンポツンとあるイボのような腫瘍ではなく、
広く平たくあるようで、今までのよりもたちの悪い、悪性の中の悪性の腫瘍の可能性が高く、
仮に取り除いても、すぐさま他の場所に発生する恐れが高いという指摘を受けたのです。
つまり、今回無理して手術をしても、また同じことの繰り返しになるだろうということでした。

そうなるとどうなるか?

夏以降この半年で計5回の手術を済ませたピーコの体には、
今のところ、切開し、そしてつなぎ合わせれるだけの皮膚の余裕がほとんどないのです。
だから今回何とか手術ができたとしても、傷口が綺麗にふさがるかも少々疑わしい。
おまけに、今現在でも術後の回復が十分ではないのは見ていて明らか。

そうなると、ただでさえ手術で体力を奪われるのに、
その後も引き続き痛い思いをしながら体力を落とし続けることになりかねません。

だとしたら、ピーコに良かれと思ってのことが、
結局はあの子の残された時間を痛みと苦しみと恐怖で埋め尽くすだけになってしまいかねません。
そういう思いだけは絶対にさせたくない。
それはあまりにも本末転倒。

かと言って、ただ手をこまねいて見ているだけというのも…

そこで悩んでいると先生からインターフェロン使用の提案を受けました。
これにも免疫力を活性化させ、がん組織を破壊・弱体化させる効果があるとのこと。
上手くいけば、今の腫瘍を小さくできるかもしれない!
何より副作用の心配も少なく、いつもの獣医さんへの通院で済むのでピーコのストレスが最小ですむ。
(費用は一回数千円らしいのですが、飲みに行ったと思えばね。)

そういうわけで、今日からピーコはインターフェロンを用いた治療に入ります。
これが上手く効いて、またみんなで楽しく公園やドッグランに行けますように。



「私が先~!」
「私が先やぁ~!」


「って車に乗ったけど、いったいどこ行くん?」
「…ほんま、どこ行くんやろ?」


「ふ~、病院恐かった~! あれ?チップは?」

「チップはカットモデルのお仕事に行ったよ。」

「わたしは?」

「ピーコは今日はお休みで、もうお家に帰れるよ。」


「やった~!スタコラサッサ~♪」


というわけで、一仕事終えたチップちゃん。

「疲れました…」

そしてまたぽち君も、

「僕もしんどかったねん。」

実はぽち&かりん兄妹も、前日深夜までカットモデルのお仕事に出ておりました。
皆さんほんとにお疲れさま。

でもおかげさまで、お正月を前にすごくきれいになれましたね♪

だからショートケーキをみんなに少しずつ分けました。

ピーコの件でここ数日涙涙の奥さんも、糖分補給で頑張っております。

この大きな三角定規みたいなショートケーキは実はバースデーケーキ。
実は昨日は奥さんの誕生日だったので、娘が見つけてきてくれたのです。

驚くほどにたくさんのいちごがごろごろ入っていてびっくり!
甘さ控えめのクリームと、とても軽いスポンジなので、
見た目の大きさに反してぺろりと食べれちゃいました。
ショートケーキの基本中の基本の味ですごく美味しかった♪


でも残念なことにここのお店は今月末で閉店とのこと。

う~ん、ホントに残念。

デザートの中庭 ドルキス
http://www5.ocn.ne.jp/~dulcis/




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抜糸完了!

2013-12-02 12:00:30 | ピーコ

「あ~、怖かった…」

というわけで、帰って来るなりガクブルで一目散に小屋に逃げ込んだピーコさん。
実はつい先ほど、この子が怖くてたまらない獣医さんへ行ってきたのです。
おかげで、長い間の我慢のかいあり、本日無事抜糸が完了!
だから、取りあえず行わなければいけなかった手術もすべて完了!

思えば真夏に乳癌を発見し、以降お腹の休む間もなく大きな手術の繰り返し。
だからその後のほぼ半年間は、常にお腹に傷があるか、縫い合わさった状態でした。
ちいさな体でこれはとてもつらかったと思います。
げんに体は夏前よりも一回り小さくなり、体重も軽くなってしまいました。
ですが、ピーコは持っている元々の力、いわゆる「地力」が強いのか、
その都度モリモリ食べて体力を回復し、傷も頑張って治していきました。
(こういう時、食べてくれる子は本当に助かる。)

そういうわけで、夏以降5回の辛い手術を終え、
今日から久々に自由の身!
さすがに師走に入っちゃったから、気候も寒くなってしまったけれど、
明日の休日、もし暖かかったらちょっとだけでもドッグランに連れて行ってあげようかな。

大好きなぽち君も一緒にね。


「ぽちきゅぅ~ん♪」
「………」

ま、ぽち君はやや微妙な感じですが。

(=^^=)ゞ



そうそう、今回術後の痛む時期など、
ピーコはいつもに増してライバル視しているチップのそばに寄っていっておりました。
そして、のしかかったり、上に乗ったりと嫌がらせをしているかと思えば…


「ZZZZZ…♪」

なんとまあ、このように寄り添って気持ちよさそうにおねむ。
無論ほかにも寝る場所はいくらでもあるのに、こうしてわざわざチップのそばで?!

もしかしたら、チップのそばが一番落ち着くの?
そんでもってもしかしたら…
あなたはチップをライバル視してるのではなく、
ちょっと危ない猛烈なファンなの?

ついついそんなことを思ってしまいました。

 ***  ピーコには現在 『犬猫用 D-フラクション プレミアム』 を与えています  ***

【ばんごはん】

「今晩ごはん作らんと待ってってな~!」

朝一番ご近所のAさんからのお電話。
嬉しくもありがたいことに、この方は昔からこうしてごはんを作ってくださるのです。
娘が小さい時はお雛様、誕生日などはもちろんのこと、
運動会や遠足のお弁当も作ってくださって。
いやそれどころか、娘がお家に上がり込みご飯をよばれてくることもしばしば。
それだけに、昨晩は家族そろってニコニコ顔でスタンバイ。
だって、
いつもすごく美味しいのだから♪

というわけで…

いただきまぁ~す!(*^人^*)

エビフライやカキフライはもちろん、
お手製のタルタルソースが絶品で、それだけでおかず代わりになっちゃうほどでした。

(*^人^*)
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ピーコと夜走る!&アゲハ

2013-11-24 10:29:25 | ピーコ
昨晩ピーコが奇妙な声をあげ騒いでいると思ったら、
手術の傷あたりを一生懸命舐めたりしていました。
そこで抱き上げ見てみると、
着せている服にピンクの体液がにじみだし、皮膚も赤く腫れている!
もしかしたら、自分で糸を抜いた?!

そう思うとで、怖くなってきたので、
毎度毎度で申し訳ないのですがまたもや獣医さんへ連絡。
すると、受話器の向こうの先生の声は半分寝て居たような感じでした。
それもそのはず、祝日で休診日、しかも午後11時という時間ですから、
もう後は寝るだけで、くつろいでおられたに違いありません。
ですが快く、「ではすぐ連れてきてください。」とおっしゃってくださったので、
その言葉に甘えて、夫婦で走りました。

幸い患部は大したことにはなっておらず、ガーゼ交換だけでOKでした。
気にしていた体液のにじみも、
患部が圧迫されリンパの流れが滞り気味で足がむくんで腫れてきているから、
むしろこうして出る方が良いとのこと。
それを聞いてやっと一安心。

先生は、ガーゼを交換しながら、
「酔っぱらっていて手元が怪しくてすみません。」
と笑っておられましたが、こちらこそ本当に毎度毎度お騒がせで申し訳ないです。
(*^人^*)

そういうわけで、大騒ぎの割に大したことなく、ほっとしつつ家路につきました。
ですがやはりというか当然というか、ピーコ自身は痛みはあるようで、
その後も今朝も、何とか患部を舐めようとジタバタとし、
その都度我々はハラハラ!

「だって、気持ち悪いねんも~ん。」

それは分かるけど、あともうちょっと、
あともうちょっとで抜糸できるからそれまで辛抱してな!

ちなみに、最近ピーコはカートに乗るときにはこのように箱乗りします。


「まるでヤンキーみたい…」
とか言いながらも、元気が出てきた証拠と思っておりましたが、
もしかしたら傷口が気になって落ち着かないのかもしれません。

ほんと、この子はよく頑張っております。


さて、先月末に羽化したアゲハたちですが、
その後毎日奥さんが世話をし、何とか蜜を吸い頑張っておりました。
ですが、この1週間ほど急に冷え込み、目に見えて弱りだし、もう飛ぶこともできなくなりましたので、
ケージから小さなケースに移動させ暖かい室内で過ごさせることにしました。
するとやはり楽になったのか、飛ぶことこそできないものの活動的になり、
自分から蜜を吸いだすようになってくれました。

ですが、それから数日たった今朝、
とうとう力尽きたのか、じっと固まり動くのをやめてしまいました。
カレンダーを見たら今朝で羽化してからちょうどひと月。
とても良く頑張ったと思います。

アゲハはもちろん奥さんも。

これは一昨日の様子。
羽の鱗粉が取れてきて、向こうが透けて見えてきましたが、
自分で口を伸ばして蜜を吸っておりました。

さて、いまだ羽化していない蛹たちは、
相変らずきれいな緑色ですので、上手くいけばこのまま越冬してくれるかもしれません。
春に飛び立つ姿を見たいな。
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ピーコ5度目の手術

2013-11-21 10:22:33 | ピーコ
ピーコの手術
夏過ぎに乳癌が見つかり、その後立て続けに4回手術をしたピーコですが。
昨日、5度目の手術を受けてきました。
今回気になる腫瘍はそれほど大きくはいので、切除箇所は小さくする予定でしたが、
相次ぐ腫瘍の再発のため、念の為大きく切除するとに。

ですので今回も術後は辛いようで、夜中に泣き声をあげ、涙目になり震えていました。
でも、これで乳腺関係のほとんどの部位は取り除いたから、
それ由来のがんは大丈夫なはず。
だから手術もこれが最後のはず。

幸い食欲は旺盛で、昨日も夕飯や、その後のおやつもよく食べてくれました。
食欲は力のバロメーターだから、ピーコはきっとすぐに回復し、
そして以前の通り元気にイケズに励むと信じております。

だから今しばらく頑張ろうな。



来年暖かくなったらまたみんなで公園やドッグランへ行き楽しく遊ぼうね。



一方その他の子たちは…

ぼく以蔵!

寒くなっても元気いっぱい!
走り回るよ~!



ぼくポコ!

最近やっと甘えた方がわかってきたから、
みんなの足をペロペロ舐めるよ!



そして…


ぼくポチ!
食べちゃいたいくらいに可愛いいから、
ささ、一思いに頭からガブっとどうぞ!

え…?!


あ、こっちね、
こっちのポチね♪

お尻からでもいけますよ♪



幸い他の子たちは元気で、私たちも元気で美味しいものを食べて過ごしております。
ですがこれからが冬本番!
風邪に注意して、楽しく年末を過ごしたいですね。



【ばんごはん】

寒くて買い物に行かなかったから、冷蔵庫の中の残り物を整理。

こういうとき、作り置きのきく煮物はおかず不足をごまかしてくれるので助かるな~。
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ああ! ピーコ…

2013-11-03 09:59:38 | ピーコ
今朝奥さんが神妙な顔つきで階段を下りてきて、

「今日雨降ってる?」
「え??なんで??」
「ピーコをお医者さんに連れていかなあかんねん。」
「え??なんで??」
「夜中に自分で引き抜いたみたい。」
「ええ??なにを??」
「あかん、なるべく落ち着いて話をしようとしてるけど…」
「え?なに?なに?」
「自分でチューブを引き抜いてすごく痛がってるねん。」
「ええええええ~~?!」

このチューブとは、手術後の不要な体液を体外に排出するために差し込んであるもので、
股のあたりから胸の付近までという風に結構な長さがあります。
一応昨日の診察では、傷口もきれいにくっついてきているので、
このチューブも明後日には外す予定だったのですが、
ピーコはそれを待たず自力で引き抜いてしまったみたい…

とはいえ、昨晩までそこから血の混じった体液の出ていた形跡はあるし、
なにより、チューブの抜けた傷口はそれなりに口を開けたままになっている!

そういうわけで、今日は朝いちばん店を開ける前に病院へ走り傷口を診てもらいました。

幸いにも傷口はきれいにくっついてきており、内部に水がたまっている様子もないので、
このまま抜いたままで支障がないだろうということでした。
ですが、チューブ口の傷口は開いてしまっていたから、
消毒した後ホッチキスでバチン!
(/TOT\)ひぃ~~!

でもピーコ自身は、騒ぎも泣きもせず大人しくなすがままにされており、
「おりこうさんやね~♪」とほめてもらえました。

で、帰り道、すべてが終わり家に戻れることが解っているのか、
少し落ち着いた様子で静かに横たわり景色を見る余裕が出てきておりました。



「お花きれいね~♪」

この感じだと今週末には抜糸できそうなんで一安心できましたが、
なんせこの子は時折今回のように予想もつかないことをしでかしてくれますから、
あともう少し、油断できない日々が続きそうです。

ほんと、頼むでピーコちゃん…
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