もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

猫食堂改装

2016-02-28 10:37:57 | ねこ
こんにちは。
春とはいえ、まだまだ寒さ厳しいこのごろ、
わが猫食堂も少しだけリニューアルしました。

IMG_4011.jpg
「壁が高くなって暴風効果が高まったにゃ!」

下の画像が以前のものなので、
IMG_2667.jpg
見比べると一目瞭然!
一まわり広く深くなったので、窮屈な思いをせず、風も防げるようになったのです。

実は以前、手ごろなサイズの箱が無いか探していた際、
友人の豆腐屋さんのK君がそのことを覚えていてくれ、
先日わざわざ持ってきてくれたのですよ。

IMG_4015.jpg
「ありがたいことですにゃ~♪」

ほんとほんと♪

で、ただいまその箱にほかほか効果が素晴らしいと評判の敷物を敷き、
更にその下には24時間持続の使い捨てカイロを仕込み、
そうしてjきびしい寒さも何とかましになるようにしております。

そういうわけで、今朝も窓を開けると
IMG_4016.jpg
「おはようにゃ~♪」

からの…


IMG_4018.jpg
「いただきますにゃ♪」

良かった良かった♪



さて、実は先ほどの朝一番の顔を見たとき、
「え?!片目負傷?!」
と焦ったのですが、
よく見ると単に目やにがくっついていただけでほっとしました。

でもこの子顔を触られるのを極端に嫌うので、
ふき取ることがいつもできなく困っております。
股こういう症状は、体の抵抗力が落ちている証拠だろうから、
栄養ある食事はもちろん、抗生物質なども与えたいのですが、
幸いにも私はここ数年風邪をひいていないので手元に薬がありません。

ここはひとつ、久々に風邪でもひいて病院でお薬もらってくるか?

(=^^=)ゞ


**追記**

ここ2週間ほどミーコがまったく来ない日がありました。
たいてい、二日続けて顔を出さず、
こちらが心配した頃にひょこっとやってきてまた二日連続で居座ります。
もしかしたら、うち以外のどこかで居心地の良い場所を見つけ、
そこで過ごしていたのかも?

そういえば、それ以前毎日顔を出している時期も、
全くご飯を食べない日があったから、
今思えば、それは別のどこかでご飯をもらっていたのかも?

それだったら良いのにな~。

実際いつもこの子はまるまるとよく肥えているし♪
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

溶け出る犬

2016-02-26 11:19:33 | 犬日記
寒い日、布団の中に犬たちを抱え込む

犬たちも、脇や股の間に潜り込む

やがてじんわりと暖かくなってきて

そのうちホッカホカになって来る

しかしさらにそのまま抱え込み続けると

そのうち、犬たちがもぞもぞし出す

そしてやがて、我慢しきれないかのように布団から抜け出し

「ぷはぁ~~~!」

出てきた犬たちは、まるで湯気があがっているかのようにホコホコ♪

この様子を見ると、いつもこう思う。

これぞまさには、「布団から溶け出る犬」だな。






2月ももうすぐ終わり。
暦の上ではもうすっかり春ですが、
まだまだ厳しい寒さが続くこの時期。
わんこまみれの私はこの様にホカホカと過ごしておりますが、
皆様はどうぞ、お風邪なとにお気をつけ暖かくお過ごしくださいませ。

(*^人^*)



*おまけ*


というわけで溶け出たわんこ達は、その後お店に出勤するわけなのですが…

IMG_3023.jpg
「ああ、お母さんの膝の上は…」

IMG_3847.jpg
「気持ちよくてとろけてしまいます…」

そういうわけでまた溶けちゃったりするのですよ♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

以蔵のお薬  ~血小板減少症のお薬~

2016-02-25 10:24:47 | イゾー(以蔵)
CA395103.jpg
「もうあんまり痛くないねん。」

先週大騒ぎした以蔵ですが、1週間たった先日再度病院で診てもらいました。
幸いにも症状はやはり肉離れが原因で間違いなさそうとのことでほっと一安心。
そして治りも順調で、昨日はもう4本足で普通に歩き回ろうとしておりました。

ですが、そう簡単に治るものではないので、
もう1週間は安静にして散歩は無し。
その次の週から、100メートルほどの短い距離から少しずつお散歩させれそうな感じです。
だから来月末の、暖かくなったころに以前のように散歩に出れるようになっていたら、
そしたら、公園へまた出かけるkとも出来そうです。

とはいえ、本人は痛みが引けばもう治ったつもりでいるから、
「だいじょ~ぶ!」
とばかりに、跳ぶわ!跳ねるわ!走り出すわ!

そのたびこちらはヒヤヒヤもの。

あともう少し我慢しておくれ~!


さてさて、そういうわけで以蔵の負傷は私たちの日常生活にも影響があり、
多少の用事ができにくくなったりとかいろいろあるわけなのですが、
表だって目につくところでは、やはりあの子の散歩。

あの日以来自宅で安静にさせ散歩に連れ出していないので、
普段道でよく会う人には、
「あれ?今日はあの黒い子は?」
と声をかけられ、その都度、事情を説明しております。

そんな中、わんこ達が毎朝通る散歩コースに、
うちの子達の通りがかるのをいつも楽しみに表で待っていてくださるおばあさんがおられ、
その方にも同様に以蔵の状態を説明したのです。
そしてその時、以蔵の「血小板減少症」という持病に触れた際、
「あら!私も同じでひざの手術の時は大変やったの。」
と、そうおっしゃるのでびっくり!

そしてその翌日またそこのおうちを通りかかり、朝の挨拶を済ませ立ち去ろうとすると、
「ちょっと待って、これをあの子に。」
そう言って差し出されたのは、小分けにされた飲み薬。
お伺いすると、その薬は血小板減少症のお薬で、
体質を治すことはできないものの、
大量の出血が予想される場合、事前に服用しておけば、
一時的に血小板を増やし、止血効果を高めることができる薬だとか。
しかも、新薬でまだ一般的には出回っておらず、
ましてや犬猫用になどまず存在していないものらしい。

それはありがたい!

だからつい、お礼もそこそこでそのまま帰宅し、大急ぎで薬の内容を検索。
すると、それは血小板減少症の原因に沿った効果的な薬であることがよくわかりました。

*この症状は、自己免疫不全により、
自己の血小板を攻撃する抗体が作られ、血小板が減少するのが主な原因。
そこでまず抗体を抑えるためのステロイドを使用しますが効果は不安定で副作用は確実。
(以蔵の場合効果はほとんどありませんでした)
そこでこの新薬は、体内での血小板の製造を促す効果を持たせ、
一時的に、血小板を増加させるものであるのです。


それはつまり、事前に服用さえしていれば、
以蔵の体質でも、手術も可能になる!
ということ!

確かに完ぺきな薬ではないかもしれないけれど、
これがあるとないとでは大違い。

一度体にメスを入れると、出血が止まらない恐れのあるあの子だから、
普通なら簡単な手術で助かる病気でも命とり。
だけど、この頂いた薬が効果あるなら、
そういう時でもまだ希望が持てる!

無論人と犬とで効果が同じということではないでしょうから、
後程、主治医の先生に薬を見ていただき、
そしてその用法など、じっくり考えていかねばなりません。

ですが、本当にありがたい!

ありがたい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Boy Meets DG !

2016-02-22 10:53:04 | ぽちぃ
(この日記は先週の出来事なので、以蔵はまだ負傷前で普通に歩いております。)

CA395085.jpg
「あ!なんやあれ!」

CA395083_20160210154119601.jpg
「ちょっと、まって!
ぼくこれ調べなアカンわ!」



と、散歩途中に以蔵が見つけて夢中になったのはこれ!

CA395084.jpg
DG!(ドングリ)


え?!
「え?!これがドングリ!?」

そうやで。

「ご飯をてんこ盛りに入れる…」

それはどんぶりや!

「魚屋さんで売ってた!今の時期が美味しいね。」

それは、寒ブリや!

「岸和田で有名なお祭りやね!」

それはだんじりや!

「お腹が痛い時に煎じて飲む…」

それはせんぶりや!

「お鍋なんかの時、薬味に使うあの赤くて辛い…」

それはかんずりや!

「アカザ科ホウキギ属 の一年草であるホウキギの成熟果実を加熱加工した物で、
古来、民間療法で用いる生薬の一つであったが、
現代では、食品の一つとして用いられる、別名”畑のキャビア”。」

それはとんぶりや~!

って、お前 絶対わざとやろ?

「へへ?ばれた?」


というわけで、予想外のドングリの出現に少し驚いた私。
でも、確かにそこに植えられている街路樹を見上げれば椎(しい)の木だから、
その下にドングリが落ちていても不思議ではない。
とはいえ、
「ドングリなんて、野山にあるもの。」
そう思い込んでいた私だから、
うちの近所のような街中に、こんなに沢山あるとは思いもよらず、
なんだか得した気分になりました。
(そういや、以前同様に「ヤマモモ」で喜んでいたっけ。)


さて、このどんぐりですが、
正直利用法などあまりないくせに、妙に収集心をそそります。
特に子供、とりわけ男の子にとっては、
一時期 宝物のような存在で、一生懸命拾い集めては、
その数を競い合ったり、誇ったり。
また大きさや姿かたち、色つやの秀でたものを選び出し、ひたすら愛でたり。
(この場合、帽子の取れていないのが必須条件。)
とまあ、このように小さな心をガシッとつかんで離さない!

もしかしたら、多くの男性にとって人生初の収集品(コレクション)であったかもしれません。

ですので、当然私もよく拾い集めましたし、たくさん持っておりました。

そんなある日、あるお祭りの縁日を覗いていると、
とある屋台に、いつも見慣れたあの大量のドングリがあるではないですか!
大人がこんなにたくさんのドングリを一体どうするのだろう?」
そう思った私は、屋台のおっちゃんに尋ねたかったのですが、恥ずかしくて聞けませんでした。
(屋台には大きく「しいのみ」と書いてありました。)

その後地元の商店街でも、定休日になるとドングリを売る店が出始め、
その時に、「これは炒って食べれるドングリだ。」と教えてもらったのですが、
それにも私はまたびっくり!

というのも、小さなころから、
「ドングリを食べるとつんぼ(聴覚障碍者)になるから食べたらあかん。」
と祖母に教えられていましたから。
あの頃、祖母の言葉は絶対に正しいと思っていたので、
時折ドングリの味が気になって、思い切って割っては、こわごわかじったことはあるのですが、
その後は慌てて吐き出したりしていたのものです。

でも実は食べてもそんなことになるはずもなく、
単に、アク(渋)がきついのでそのまま食べられないということだったのですね。

というわけで、ドングリが食べられることを知った私は、
図書館でドングリの食べ方を調べ、
昔(縄文時代)は、すりおろしでんぷんを取り出し、それを水で溶き加熱し、
「縄文コンニャク」を作ったという記事を読み、その味に思いを馳せ胸を膨らませました。

でも、そんなに沢山のドングリは家の近所で手に入るはずもなく、
いつしかその情熱も消え失せて、私は成長していきました。

ですがその後、山に行きドングリがまとまって落ちているのを見かけると、
「あ!コンニャク!」
と、今でもそう思ってしまいます。

ですので、今回のこの散歩道でも同じように思ったのですよ。

ちなみに今回のこのドングリ、
正体はただいま調査中。
もし食べれるやつだったらば、
次の秋まで覚えていよう。
(=^^=)ゞ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

商店街の子

2016-02-20 11:53:58 | ぷー
我が家の最長老、ぷーさんは今年でいよいよ17歳!
もう世間だと長寿犬として表彰してもらえるレベルです。
その割に今でも元気でいてくれて、
相変らずの可愛らしさと美しさで私たちはいつも驚かされておるのです。

CIMG9583_201601211118209ff.jpg
「あらそう?」

おっと!失礼いたしました。
(=^^=)ゞ


とはいえ、もちろん加齢とともに体力は落ち、あちこち老化が目立っておりますし、
特に視力は、左眼球はすでに委縮しはじめていて失明状態。
右目ももう何も見えていない状態なのです。
ですが、家の中では、大体すべての場所をきちんと把握しているようで、
おトイレはもちろん、寝床、水飲み場、や、
あげくはパンの催促所(↓)まできっちり把握し、その場所を間違うことはありません。
(大好きなパンを要求するためにやって来る私のすぐ横の場所。ここで強く吠えたてるのです。)

これには本当に驚かされますが、
恐らくは、長年住み慣れた部屋のことなので、
その場所をもう完全に頭に入れているというのもあるんでしょうね。

だからたまに表に散歩に出ると、やはりおっかなびっくり。
特に表の道は、通行人、自転車など予想もできない動きに出くわすから、
目が見えていても怖いもの。
ですから、奥さんが散歩に連れ出すときも歩みは遅く、ゆっくりゆっくり。

ですが、驚くことに、これが普通の道でなく、
商店街のアーケードの下だったりしたら…

スタスタスタ♪

驚くほど軽やかに、迷うことなく歩くのです!
無論、というか、むしろ一般の道よりも人通りが多く、
道も商品をせり出し不規則に幅が凸凹になっているから、
私らが思うと普通の道よりも歩きにくいはずなのに!

ですがプーさんは先ほどの様に、まるで目が見えているかのように普通に歩くから、
もしかしたら、これも、ずっと長年、通り慣れた道だからなか?
このにぎやかな雰囲気の中だと安心して歩けるのかな?

そう思うと、この子は本当に商店街の子だな~。


でも今時分は寒さが厳しいので、
店にやってきても、あまり散歩には出ず、もっぱら奥さんの膝の上で寝て過ごしております。

うん、やっぱこの子は商店街の子であると同時に、
私たちの最愛の子でもあります。
IMG_1057.jpg
いい夢見てね♪




*おまけ*

先日ジョイの古い写真を探していたら、
若かりし頃のプーさんの写真も出てきました。
ぷー きれいなカット9b
2000年の撮影なんで、1歳のころですね。
こうしてみるとぽちそっくり!
やはり男の子はお母さんに似るというのは本当だな♪



*おまけ2*

そんなぷーさんは、昨日からお腹を壊しております。
一応昨晩からは収まってはおりますが…
IMG_3733.jpg
「だから、今日はカートで商店街に出勤なの。」

ん?
背後で何やら言ってますね。
なになに…

「みんなのアイドル、この僕ムクもいますよ~♪」


(=^^=)ゞ



*おまけ3*

商店街の子と言えば、うちの娘もまさにそう。
でもぷーとは対照的に、あまり商店街を歩かない。

というのも、小さい時から顔が知られているので、
それが今では、どうも恥ずかしい様子。
なるほどな~。

そんな娘のある日の夕飯。
オムライスがいいというので作ってみたら…
CA395090_20160219123359a09.jpg
ケチャップでこういうのを書いていた!

(=^^=)ゞ「こういうのは誰に似たんだ?」


で、そんな娘も先日○○回目の誕生日。
ですが、私は以蔵の騒ぎで何も準備していなかったので、
せめて夕飯だけはあの子の好きなものをと。
CA395099.jpg
見た目はあれとして、ボリュームだけはあるハンバーグ!

さすがに多すぎたのか、
この後のケーキに行くまでしばし休憩タイムが必要になりました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

以蔵と一緒♪ ~天寿のこと~

2016-02-18 10:28:13 | イゾー(以蔵)
こんにちは。
昨日の以蔵の検査ですが、
結果からいうと、肉離れによるものではないかということでまずは一安心でした。

とはいえ、肉離れといえども、全治2週間以上はかかる、
ひどいけがであることは間違いのですが、
私はその診断結果を聞いたとき、安心の余り泣いてしまいました。

IMG_3682.jpg
「パパは大げさやねんから…」

というのも、以蔵は血小板減少症という体質(病気)のため、
一度出血するとなかなか血が止まりません。
それゆえ、体にメスを入れる手術などは、
普通の子ならば、なんてことないものも、以蔵には命にかかわるものとなるからなのです。

実際過去に二度手術を受けましたが、
その都度、知人などの愛犬たちから毎日輸血をしてもらい、
大げさではなく、文字通り死の淵から帰ってきた子なのです。

実はうちに来る前、以前の飼い主さんのお宅でも一度輸血を受けているそうなので、
結局今まで三度輸血を経験していることになるので、
次回は、血液の相性以前に、輸血そのものに対する拒絶反応が出る可能性が高いのです。

それゆえ、主治医の先生からも、
「万が一次回手術というようなことがあれば、
その時は本当に覚悟を決めねばならないでしょう。」

と、そういわれていたのです。

そういうわけで、昨日はまずレントゲンを再度細かく撮ることになり、
その結果、骨に異常はないものの、肩の内部に白いものがあり、
それが腫瘍なのか出血なのか判断できないとのこと。

最悪なのは、以前と同様の血腫が今度はそこにできていた場合。
(血腫は再発することがよくあるとのこと。)
またあの手術をせねばならないのか?!

いずれにせよそれらが神経を圧迫し痛みを与えている可能性が高いとのことでした。

そこでより詳しくみるために、CTとMRL検査を受けることに。

その結果、患部に造影剤の影響がほとんどないことから、
血腫や出血の可能性は低く、恐らくは胸筋の肉離れであろうとのことでした。
ですので、今後は炎症を抑え安静に過ごさせねばなりませんが、
体にメスを入れる必要はなくなり、
私は途端に安心しきってしまったのです。



しかしこの結果が出るまでの2時間足らず、
私は本当にいろいろ考えました。

恐らくかなりの確率であれは腫瘍の再発であろう。
そうなれば手術を受けさせるのか?
でもそれは、高確率であの子と別れねばならないという選択。
かといって、そのままでは腫瘍はどんどん大きくなり、
一層神経を圧迫する。
その時の痛み、血液の流れ、破裂の恐れはどうなのか?
それに四度目の輸血は実際どうなんだ?
もしかしたら輸血を万全にして臨めば、対応できるのではないか?

このようなことを延々と頭の中で繰り返し繰り返し考え、
自分として後悔の無いのはどちらなのか?
つまり、あの子がより多く幸せな時間を得ることができるのはどちらなのか?

自分でもうっすら正解などないことがわかりながら、
それでも自問し続けておりました。



実は以蔵は前述のように二度命の危機に瀕しているので、
その後も何かあると覚悟を決めねばならないことは、
常々承知はしていたのです。
ですので、今回のようなことも以前から考えてはおり、
その時は、「もう手術は受けさせない。」とそう考えていたのです。

だから何かあったらその時がこの子の寿命で、
その時が「天寿を全うした」のだと納得しようと思ってました。
いわば、「毎日毎日、過ごすその日々こそが天寿」
とそう思いながら以蔵と過ごしていたのです。

だから、いつ別れが来ても悔いのないように、
したいこと、させたいこと、あの子が喜ぶことはできるだけたくさんしてやろう、
そう思いながら、日々過ごし。
膝の上で丸くなって寝ている以蔵をそっとなでては、
平穏に暮らせるありがたみをかみしめていたのです。

でもいざ、その選択の時に立たされれば。
決めていたはずの決心は揺らぎ、残る希望に縋りつきたくなる自分がいます。



そういうわけで、帰りの車の中では安心し切ってはいたものの、
やはり、頭の中では先ほどの考えがぐるぐる回り、
一体その時どう決断すべきか、日々向き合わねばならないものだと痛感しました。

それとやはり、
いつどこで何が起こるかわからないんだから、
以蔵はもちろん、他の子達についても、(無論家族友人たちも)
「毎日が天寿かもしれない。」
それを念頭に入れつつ、
やるべきことなどは極力めんどくさがらず、
手を抜かず、甘えず。

そこらがとても大切だなと再認識しながら、
いつも以上の安全運転で家路につきました。

そういうわけで、前日同様に以蔵と一緒でしたが、
心持ちは全く違っておりました。

(*^人^*)


IMG_3686.jpg
「ただいま!」

*おまけ*

とまあ、かような感じなので、
私を知る方々は、いかに私がうろたえ、
狼狽していたかは想像に難くないと存じます。

ですが、こういう時の奥さんはいたってクールで、
異常のあった当日も、
うろたえて役に立たない私に対して、テキパキと私に指示し、
病院から戻った後は、腑抜けになった私に代わり他の子たちを散歩に連れ出してくれ、
また、この検査の当日は、店番をしながら帰りを待っていてくれていました。

ですが奥さんもさすがに今回は厳しいと感じていたようで、
私からの検査結果の報告があまりにも遅いため、(検査に結局3時間以上かかりました)
「きっとあの人は、動かなくなった以蔵を泣きながら抱いて帰って来るんだろう。」
と、そう腹をくくっていたそうです。
ですがそうではなく、私と以蔵が戻ってきたわけで…

そういうことで夕飯の準備などまるでしていなかったから、
ありあわせの材料で鍋を準備し、
家族全員(無論ワン&ニャン&ハム含む)そろって、
よかった、よかったといいながら、鍋をつつき、〆のおじやに入るとき…

「あ!ご飯炊きすぎてた!」(奥さん)
「ん?どれ?あ!ほんま!なんでこんなにたくさん炊いたん?!」(わし)
わかれへん。わかれへんけど、
なんか一杯炊かなあかんと思って…」
(奥さん)

やはりクールに見えた奥さんも、
実はかなり動揺していたことは間違いないようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

以蔵と一緒

2016-02-17 10:52:17 | イゾー(以蔵)
昨日は休日で色々としたいことや、やるべきことがあったのですが、
一日中以蔵を抱いて過ごしていました。

というのも、朝私が起きると、いつもすぐ飛び出してくるはずのあの子が、
じっと座ったまま動かない。
そして、抱き上げようとすると、鋭い悲鳴!

そこで、骨折だと判断し、慌てて病院へ!
IMG_3679.jpg

ですが検査結果は骨折にあらず。
IMG_3678.jpg

だからMRIなどの精密検査の予約を入れ、
その後は自宅で安静にさせました。

CIMG0016.jpg
ですが、あの子は私の後を無理してでも追って来るので、
私はほかの用事をあきらめ、一日中あの子を抱いて過ごしていたのです。

そして、前述の精密検査は今日の午後。
ただいま不安と緊張の中過ごしております。

詳しいことはまた判明次第ご報告いたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

靴墨ストーブ

2016-02-15 10:46:50 | ぷ♂の日記
IMG_3654.jpg
「よし!ピカピカや♪」


私は靴磨きが好きです。
というのも、人に比べ足幅が広いため、なかなか会う靴が無く苦労したから、
やっと出会った靴はもうお気に入りになってしまうので、
機会があればこうして磨き上げたくなり、こうして綺麗になるのがとても嬉しいから。
ブラシをかけて、クリーム塗って、
その後靴墨を縫って拭き上げる一連の作業もなんかすごく楽しい♪

続きはこちら
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-3228.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ずぼらコーヒー

2016-02-14 09:55:08 | ぷ♂の日記
私はコーヒーが好きだ!
でも味にはそれほどこだわりが無い!
とはいえ、普段いつも飲んでいる豆が一番好きだ!
だから表で飲むときも、できたらその豆を使いたい!
さらにできれば、熱々で飲みたい!
でも、ドリッパーやパーコレーターを持ち歩くのはめんどくさい!
たしかに、使い捨ての一杯分のペーパーフィルターも売っている。
でもそれは、ちょっと高い!
だから、
何とかして持ち運びが楽で、
かつ簡単にいつもの豆で熱々コーヒーを楽しめないものか?




IMG_2522_20160106121958382.jpg


続きはこちら
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-3189.html


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カブ復活作戦(CA105T)その5 ~見事復活!~

2016-02-13 10:27:01 | ぷ♂の日記
先ほど店番をしていると、
何やら気持ちのいい排気音がするので、
「ん?どこぞの誰かが良さげなバイクに乗っとるな!」
とそう思っていたらば、
「まいど~!」

やや個人教授さん!

で、「はいこれ。」と渡されたのは、見覚えのあるバイクのカギ。

あ!これはわしのカブのカギではないか~!

というわけで続きはこちら♪

IMG_3574.jpg
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-3226.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムクのくせに!

2016-02-12 10:41:19 | ムク太郎(むく)
ムクはいつでも自分勝手でマイペース。
呼んでも来ないし、来て欲しくない時に寄ってくる。
何度叱っても、ごみ箱にすぐ顔を突っ込む。

ムクはいつでもイケズでずるい。
他の子の真横に寄り、牙を見せた変顔で威嚇する。
そのくせ、相手に怒られると、
「うわぁ~、僕何もしてないのに怒られた~!」
と被害者面で同情を引こうとする。

ムクはいつでも食いしん坊。
隙あらば他の子達のご飯を横から盗み食いするし、
捨てたはずの野菜くずを回収しようとする。

ムクはいつも癖が悪い!
留守番させると、部屋中のものをすべてひっくり返すし、
腹いせに変なところでおしっこをする。

ムクはいつも下癖が悪い!
屋内では嫌がっておトイレをしないくせに、
表に出してもなかなかしようとせず、
そのくせ、ほかの子がおしっこをしたら
その子にひっかけんばかりに、すぐさま上書きをする。
おまけにうんちをしながら、他の子にずんずん寄って行く。
そして驚くほどの長うんちで、
一回に10回以上気張って、あちこちに点々とひり出す。
(これはまあ、腸内のポリープが原因なのかもしれないが)


こんな感じで、家の中で好き放題のムクだから、
ことあるごとに他の子達と もめ事を起こすのです。
でも、その大柄な体つきと、年のわりに丈夫な歯とあごの力で、
わんこの間でもルールを守らず好き放題。
(さすがに最近は歳のせいでやや弱くなっておりますが…)
だから、ほかの子達からはかなり煙たがられる存在であり、
特にかりんなどは、近くにムクが寄ってくると露骨に嫌がるそぶりを見せるのですが、
ムクはというと、そんなこと全く意に介さず、
「あ~、かりんちゃんのお尻の匂い最高ぉ~♪」
と後ろから匂いを嗅いだりしています。

無論その間、「ムクやめとき!」というこちらの声などお構いなしの完全無視!
なのに、少しでもこちらが食べ物を持っていそうだと感じとったら…

「は~い、お父さん!
あなたの忠犬ムクですよ~♪」


とものすごくかわいい顔して寄ってくる。

だから私はいつもこう言うのです。

「ムクのくせに!」


そんなムクですが、最近はさすがに歳のせいであちこち調子が悪くなってきております。
具体的には、クッシング症候群や、胆石。
それと前述の腸内のできものによる排便時の出血

クッシング症候群は投薬で今のところ落ち着いてくれておりますが、
胆石と出血。
この二つが…

胆石の方は以前お話したように、石というよりは泥のような状態で、
最近また少し増えてきているようなので、今後薬を変え様子を見なければなりません。
また出血の方も、以前お話したような感じなのですが、
少しでもよいうんちがでるようにと、最近は毎食納豆をデザート代わりに食べさせておるのです。

ほんと、ムクでも痛くてつらいのはかわいそうですから。

と、そう思うと、半面やはりこうも思うのです。

ムクのくせに心配かけやがって~!


くやしいけれど、やっぱこんなムクもうちの可愛い子なんですね。
(ああ、悔しい!






*おまけ*


ムク、そのポケットに何入れてるん?

IMG_3129.jpg
ないしょ♪

そんなこと言わんと、ちょっと見せてみぃ!

あ~れ~ぇ~!

IMG_3130.jpg
あ!これはお母さんの携帯やないか!

IMG_3131.jpg
ちっ!ばれたか!

なんで、あんたがこんなん持ってるん?

IMG_3129.jpg
ぼく、お母さんに愛されてますからぁ~♪


ムクのくせに~~!



実はこの日、いつも携帯の携帯を忘れる奥さんが、
ムクのおトイレに出掛ける時に、不携帯にならないように、ムクに持たせていたのだそうです。

ま、ムクはお母さんのことが一番好きだし、
奥さんも、なんだかんだでムクをすごく可愛がっているから、
実はいいコンビなんですよ。

IMG_3129.jpg
コンビではなくペア、いやカップルですよ~


言うな~。


ムクのくせに…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピーク1ネタ  ~立ち上がりが悪い~

2016-02-11 10:23:25 | ぷ♂の日記
「お前ら最近たるんどるぞ~!
そこに並んで反省しとけ~!」

IMG_3558.jpg
「は~い…×4」

ストーブネタです。
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-3217.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪坂巡り

2016-02-10 13:14:55 | ぷ♂の日記
昨日の休日は、朝からの突風と急な雨、
そしていきなりの青空が入り混じるとても変な天気で始まりました。

ですが、朝から街中へちょっとした小物を買いに行かねばならず、
そういう天気だからバイクで行くのをあきらめ、自転車で出ることに。

で、自転車となると、フットワークが軽くなるので、
ついついあちこち寄り道したくなるので、
すべての買い物を終えた私は…

IMG_3488.jpg
「うん、ここからだとさすがに蛇には見えんな。」

と、お気に入りの坂道である口縄坂へ。
過去の日記にも買いましたが、
大阪はその名の通り坂が多く、またそれは同時に古い通りであり、
愛称を持ち市民から愛されております。
この口縄坂もその一つで、上から見下ろすと、起伏をもってうねりつつ下る様子を、
口縄(蛇の古語)に見立ててそのように名付けられたのです。

特に雨降りの日などは、石畳の階段がしっとり濡れてとても風情があり、
一番雰囲気が良いので、上り下りがもったいなくなります♪
(でも滑るから、一番危険な日でもある。)
だから、私の大好きな坂道ではあるのですが、今日はここはパス!

だって、すべての坂を堪能するということは、
その都度さかを上り下りせねばならないということで、
さすがにちょっとしんどすぎます。
(=^^=)ゞ


そういうわけで次はお隣にあるココ。
IMG_3494.jpg
愛染坂

その名の通り、ここを上り詰めると愛染さん(愛染堂・勝鬘院)に出てきます。
今の時期はなんてことないただの街中の坂道ですが、
お祭りの時には多くの人でににぎわいます。
だからか、他の坂道と比べると平坦で、階段もなく、
台車やリアカーの移動には最も適している気がします。

だから自転車でも上りやすいのですが、ここもパス!

でさらにお隣のこの坂道。
IMG_3496.jpg
清水坂(きよみずざか)

先ほど同様この坂も上り詰めるとお寺があり、
そこのお寺が清水寺なのでこの名前が付きました。

整備され綺麗になったのはいいのですが、
やや綺麗になりすぎ味が無くなったのがちと残念。
ですが今日はこの坂を上ります。

IMG_3498.jpg
ふぅ~♪
やっぱ坂は上から見下ろした方が断然良いな~!

で、わざわざこの坂を得選んだのは、やはり清水さんに用事があるから。
まずは自転車を脇に置き、境内へ。
ここからの眼下の眺望は、素晴らしいの一言なのですが、
いかんせん、お墓のど真ん中なので撮影は自粛いたしました。
で、先ほどせっかく上ったのですが、すぐさま今度は急な階段で下ります。
すると…

IMG_3499.jpg
おお~!

崖(上町大地断層)を利用した、市内では多分唯一滝打ちのできる修行場!
ん?
滝が見えないですか?

いや、よくここ見てよ。
IMG_3501.jpg
ね?

え?

こんなの滝じゃないって?

いやいや、水の流れの一部に段差を生じているものを滝と定義するなら、
これも立派な滝!

滝だったら滝なの!

というわけで、お参りを済ませたのち、
この霊験あらたかな、湧き水を少し分けていただきました。

で、私は再び自転車にまたがり出発♪


実はこの途中にも、繰り返し、
晴天、雨、突風、晴天、雨という変な天気が続いており、
その都度、うひゃうひゃ言いながら走っておりましたが、
幸いひどく濡れることもなく、その後は天気もよくなり暖かい日差しのお昼過ぎ。

もう空を気にすることなく、
鼻歌交じりののんびり気分で古いガード沿いの商店街を通っていると、
流れ出してきたのは、RCサクセション「スローバラード」

IMG_3506.jpg
「悪い予感のかけらもないさ~♪」

ハマりすぎやろう~!


というわけで、向かった先は…
IMG_3511.jpg
ヘビ島

じゃなくて、桃ケ池
IMG_3509.jpg
うちの地元に古くからある大きな池で、
もともとは農業用のため池でありました。

今では、春になると桃の花がたくさん咲くからそういう名前だといわれていますが、
もともとは、池がいくつかに分かれていたので、
その様子が人の股に似ているということから「股ヶ池(ももがいけ)」と名付けられたのです。
(以前紹介の日記のこちらの画像の左上部分にあります。)

実際私が小さい時、ここにあった市電の駅名も「股」になっており、
当時は、普通「もも」といえば「腿」で、「股」ではないだろうと思っておりましたが、
最近では、腿は絶対左右で一つなわけだから、
そういう意味では、「股」を「もも」と呼んでもおかしくないよな。
と、そう思ったりしております。

で、実は先ほど冗談で言ったヘビ島なんですが、
実はこの池は結構大きく、中にいくつかの島を持ち、
その中には、実際に私たちがそう呼ぶ島があり、
当然そこは昔からヘビがたくさんいるのです。

ですが、島にいるのはヘビだけではありません。

IMG_3514.jpg
神様もおわします♪

IMG_3515.jpg
その名も「股ケ池大明神」!
(ね、桃でなく股でしょう?)

そう思うと、この島周辺のヘビは神様のお使いかもしれませんね。
だから、無断で立ち入ったものを懲らしめる意味でヘビがたくさんいるのかも?

実際、数年前友人のルナ氏がやんちゃ心で池を渡り、
無断で立ち入った結果、背中などを噛まれて大変な目に遭ってました♪

IMG_3519.jpg
「だから言うたのに。」
「ね~♪」


というわけで、私は大人しく池のふちで一服。

IMG_3529.jpg
ストーブの上で沸き立っているのは、
先ほど汲んできた霊験あらたかな水!

そう、このために先ほど清水さんに立ち寄ったのですよ。

そういうわけで、いただきます!
IMG_3532.jpg
うん、ありがたく美味しいお味でございます♪

それにしても、この池ずいぶん昔と雰囲気が変わったな。
確かにきれいに整備されたというのもあるけれど…

そう思いつつ水面を眺めていて気が付いた。

そうか!
釣り人が一人もいないんだ!

そういえば、途中何度も「魚釣り禁止」の看板を何度か目にした。
昔は曜日を問わず釣り人であふれ、良いポイントいつも取り合いになるほどだったのに。
フナ、コイはもちろん、ライギョやナマズもよく釣れたな~。
そうそう、時間貸しの手漕ぎボートもあったよ!
そうだ!
それよりなにより目を引いたのが、
池中央にあった大きな看板のラブホテル!
「HOTTEL 英国屋」
子供の頃はラブホテルなんか知らなかったんで、
「この池って、泊りがけで見に来るほどのものか?」
とかなり不思議に思ったものです。
それも今ではなくなり、跡地にははきれいな建売が並びます。

確かに今の方が景観はいいけれど、
なんとなく寂しく映るのはわしだけか?

もちろん池だけでなく周囲もガラッと変わった。
横を走る線路はすべて高架化され、線路跡は広い広い道路になりつつある。
小さくしょぼい踏切や、潜りこみ、下から電車の底を見上げて楽しめる鉄橋もない。

こうしていつの間にか、全く違う街になって、
それが次の世代にとっての、「懐かしい街」になっていくんでしょうね。
IMG_3534.jpg



そう思いつつ自転車をこぐと、
「お!ヘラ竿!」

昔よく通った釣具屋さんの看板を発見!

ですがすでに廃業されておられたようで、
店内には商品の代わりに自転車が二台入っているだけでした。

まあ、魚釣り禁止されたら商売も上がったりやわね。


というわけで、休日前半のちょっとした坂巡りを存分に楽しみました。
え?
最後は坂ではなく池ではないかって?
いえいえ、実はこの池のある周辺は、「山坂」という地名なのですよ♪

おあとがよろしいようで♪

(*^人^*)


*おまけ*


というわけでその後は家で犬たちと過ごしていたのですが…
IMG_3554.jpg
「どこ行くん?」


しのやんから久しぶりに銭湯のお誘いがあったのでちょい温まりに♪
IMG_3555.jpg
で、湯上り後は、しのやんちで宅飲み♪

だから前半は坂てんこ盛りの坂盛りでしたが、
最後は酒盛りで終わった一日でした。

(*^人^*) しのやん、ごっちゃん!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョイのこと (晩年)

2016-02-07 10:54:39 | ジョイ
気が付けば、体に残る毛がほとんどなくなり、
また残っている毛もほとんどが白髪になって、
どこから見てもお爺ちゃん犬になったジョイ。

あれだけ走り回れ健脚を誇った足も、
急ぐと、もう後ろ足がもつれだします。
だから その頃にはもう自転車で単独ではなく、
ほかのわんこ達と一緒にゆっくり歩いて散歩に出るようになりました。

それでも歩き方は時に危なげで、つまづくことも増え、
特に後ろ足はきれいに上がりきらず、少々引きずり気味になるため、
つめも真ん中の二本のみが短くすり減り、
時にはつま先や肉球を痛め出血することも。
だからこ靴下をはかせて散歩に出ることが増えてきました。

また、この頃から体のあちこちにイボや腫瘍ができはじめ、
時にはこのように大きな腫瘍ができ、歩くのにかなりの負担になったりもしました。
「ジョイの玉とり」参照)

そして初めて散歩中にふらつき、一人で立てなくなったのが昨年の冬。

「へべれけ~!」


幸いこの時は一過性のもので、数日後にはもう元気に歩いてくれ出しましたが、
足腰の弱りは確実にジョイの身に起こっておりました。

この足腰の急激な弱りの原因が不明だったため、
少しでも悪影響のありそうなものを排除するため、
長く続けていたアトピーの投薬をこの時から中断することにしました。
だからなのか、または季節的なものなのか、
一度生えそろった毛も次第に抜け始めてきましたが、
かゆみ自体はそれほどではなさそうだったのが救いでした。

そういう感じでも、毎日何とか踏ん張って、
朝、昼、夕方、夜、寝る前の散歩もそれまで通りしっかりこなしていたのですが、
脚、特に後ろ足を完全に上げることができなくなり、
少しひきずってしまうため、散歩時は自作の靴(地下足袋)を履かせることにしました。
IMG_9717.jpg

とはいうものの、辛いことばかりではなく、

CIMG8034.jpg
「お!これがしのやんさんの新しい車ですか!」


CIMG9271.jpg
「クンクン、やはりにおいをかぐのは楽しいですね♪」

と、春もいっぱい楽しんで。

IMG_0231_20151228162430003.jpg
「蒸し暑いのはやっぱこたえますわ~!」

と、この年の暑い夏を乗り切り、
長雨の秋も越して、意外に寒くない12月を無事に迎えることができました。

ですが、さすがにほとんど16歳になっていたので、
この時から夜寝ている間におもらししてしまうようになり、
おむつ着用するようになりました。

IMG_2290ab.jpg
「これで安心♪」

また、抑揚のない鳴き声をいつまでも上げ続けたり、
焦点の定まらない目つきになるといった、
ボケの初期症状も見せ始めたのです。
それでもあの子は、ふらつきながらも散歩に出て、
食事も好き嫌いしながらも毎回きちんと食べていました。

しかし、その散歩も日に日に歩く距離が短くなり、そして歩数が減り、
食事は回数が減り、そして食べる量が減り、
ジョイ自体も目に見えて弱っていくのがわかるほどでした。

そして逝く前日の夜、いつものように散歩に出ようと寝床から出そうとするも、
ガンとして動かず、散歩を拒否。
しかしその日のお昼にしっかり食事をとっていたので、
まだまだ大丈夫と思っていた私は、強引に抱きかかえ表に。

するとジョイは数歩歩いたかと思うと、うんちをし、
そしてまた数歩歩いて家の前にきてからまたうんちを。
そのうんちを見た瞬間、私はもう残された時間がかなり少ないことを理解し、
大急ぎで抱きかかえ、家に連れ戻り、
家族の目の届くキッチンに寝床をこさえ寝かせました。
(弱った内臓のうんちは、一目でそれと分かるのです。)

それでもまだこの時は、別れがこんなにすぐ来るとは思っておらず、
「さあ、これから寝たきりジョイの介護が始まるぞ!」
と気合を入れ直し、紙オシメなども箱買いして、
そして準備万端整え年越し準備に入ったのです。

ですがその翌日。
ジョイはあっけなく、本当にあっけなく旅立ちました。

お昼過ぎに前日に食べたおやつを吐き戻し、
その後水を飲んだ後、深く息をしつつ横になり、
やがて静かに寝入ったと思ったら、
そのままどうも起きるのを忘れてしまったようです。

本当に予想外であっけなかったので、
「おい、もう少し世話させてくれよ。
このたくさんのオシメどうしたらええの?!」

と、思わずそう口にしてしまいましたが、
ジョイは、「そんなこと関係ないよ。」と言わんばかりに穏やかな顔。

まあ、それほどに安らかな旅立ち方だったのだから、
考えればこれ以上望めないほどの大往生。

そしてその後最後の別れを済ませ天に送った後、
あの子の骨を拾い上げたのですが、
その時の焼け跡を見ると、内臓周辺が真っ黒になっていました。
内臓がダメになっていた時にはこうなるとのことで、
つまり、もうジョイの内臓は終盤はほとんど機能していない状態だったようです。

そりゃあ吐き戻したはずだ…

それなのに、前日まで美味しそうに、
そして、嬉しそうにおやつと大好きな鶏肉を食べれたということは、
あの子には最後まで楽しく嬉しい喜びがあったということ。
これは本当に良かった。
また、前述のようにぼけ始めたと思い、
今後はそれがどんどん進行すると思っていたのに、
反対に最後の方は常にしっかりと意識があるようで、
鳴きだしても、私がそばに寄り声をかければすぐ鳴きやみ、しっぽを振り、
私たちがそばにいる時には、嬉しそうな表情をし、
常にその目に意思をはっきり見ることができました。

だから、最後の日も、常に家族の誰かがそばにいることも理解していた様子。
だって、嬉しそうにゆっくり しっぽを揺らそうとしていたから。

だから、

だから、あの子は最後まで喜ぶこと、楽しいことを手放さなかった。


奥さんが望み、そして名付けてくれた通り、
ジョイは「JOY」な一生だった。


それが本当に嬉しい。

無論、今でも思い出すと寂しいし、悲しくはなるけれど、
それ以上に、「あの子と暮らせて本当に楽しかった。」とそう思えます。

ジョイにはやっぱり笑顔が一番似合う。



こういう顔もよく似合う。
ジョイ子犬3c
「リラックス~♪」




そして今。
何かの用事でジョイのいない部屋に入ると、

「寒っ!」

そうか、ジョイはいつもこんな寒い部屋に…

いやいやいや!


あの子はいつも冷暖房完備やった!

そう、誰の部屋よりも冬は暖かく、夏は涼しかった!

そして今もきっと快適な場所で、私たちを待っていてくれているはず。


そういうわけで、、本当はまだまだあの子への思いは尽きないのだけれども、
実は今日でちょうど四十九日。
そういうこともあり、
一応区切りのためにいったん ここでジョイのお話を終わらせていただきます。

長文にお付き合いくださりどうもありがとうございました。

(*^人^*)

さあ、今晩は長く手が付けれなかったあの子の寝床を片付けよう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ジョイ&ラッキー2a
生後40日目  優しいお母さん(ラッキー)の枕もとで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鯨羊羹(くじらようかん)

2016-02-06 10:45:20 | 食べ物
「いただきまぁ~す!」
CA395073_20160204123235c9c.jpg
というわけで、先日の節分の日には、このようにイワシを焼いていただきました。

鰯の頭も信心からといいますが、
私は信心深くないので頭は魚屋さんで取ってもらって帰ります。

下の小皿はあの時七味と一緒に買った、本気の粉山椒。
見た目の鮮やかなグリーン同様、香りも刺激も鮮烈で、
よくある市販品とはまるで別物!

(*^人^*)

そうわけで、小さなお魚を美味しくいただいた後は…

大きな魚を美味しくいただく!

で、大きなお魚といえばこれ!


CA395069_20160204123236207.jpg
鯨! 羊羹?!

まあ、鯨が魚かどうかという突込みは置いといても、
さすがに鯨の羊羹とはいったい何ものだってことになりますわね?

その名の通り、鯨を材料に使っているのか?
はたまた鯨並みにサイズがでかいのか?
それとも食べていると潮を吹くのか?!

まあ先に正解をいうと、
実は姿かたちが鯨に似ているからこういう名前なわけで、
いわゆるたい焼きとかと同じ感じのネーミングですね。

ですが舐めてもらっちゃあ困ります。
その見た目の似かたが、何ともナイスで、ある意味とてもリアル!
たい焼きのような子供だましの姿ではないのですよ。

では百聞は一見に如かず、
まずは御覧あれ!

CA395080.jpg

どう?
わかります?

というわけで、これを見て
「あ!確かに鯨だ!」
とそう思った方は、もう結構な年齢で、少なくとも私程度はいっているはず。

というのも、この形状は、まだ鯨が普通に食卓に上っていた時期によく食べられた、
鯨のある部分にそっくりなのですよ。

それがこれ、
参考画像

鯨の皮の部分で、関西では「コロ」と呼ばれ、
冬場は関東煮(おでん)のネタに、夏場はさらして酢味噌でいただくのが一般的です。

子供の頃は、店頭にある水を張った桶の中に、
これがたくさん入っているのをよく見かけました。
だからもうかなり見慣れた姿かたちであるわけで、
生き物としての鯨はもちろんあの大きな鯨をイメージしますが、
食べ物としての鯨といえば、まず最初にこのコロを思い浮かべるほどです。

それだけに、この羊羹。
これを最初知った時は、手をたたいて喜びました!
で、すぐさま検索し、ネットで取り寄せ♪
いや~、便利な世の中になったもんだ…

で、届いたその日にこうして食べたわけですが…

「これ、思ってた以上に鯨だぞ…」

見た目の通り、羊羹とはいうものの、黒い部分はてっぺんの皮の部分のみ。
で、下の脂肪に模した白い部分なのですが、
これはもち米(道明寺)を主体にした蒸し菓子。
このつぶつぶが、コロの脂肪細胞のそれにそっくりで、
見たとき思わず感心してしまったというわけです。
(だから、成分比率でいうならば、これは決して鯨羊羹ではないのですが、
そういう細かい話は○ちゃんに任しといて…)

またその粒粒は見た目以上に味にも関係しており、
ねっとりした食感の中で、はっきり主張する何とも気持ちの良きアクセント♪
だから最初同じく道明寺を使用した(関西風)桜餅をイメージしましたが、
確かに似ている部分はあるものの、もっとこう流れるようなねっとり感。
で、上に乗ってる黒い羊羹が、予想以上にテロンテロンなので、
この二つの食感が同時に来ると、

これ美味しい!

というわけで、開封するや否や半分ほど食べてしまった私です。

いいな~。これ。
今後定期的に取り寄せるか♪


そうそう…
実は最初この鯨羊羹をもっと厚めに切っていたのですよ。
で、それを娘に見せた際、

「う~ん、なんかお寿司みたい。」

CA395074.jpg
なるほど、確かにコロにというより、
バッテラなどの押しずしに見えてしまうよな~。




ちなみに、クジラは漢字で「鯨」
「魚へん」に「京」と書きますが、
これは何も、京都でよく食べられていたとかそういう話ではなく、
この場合の「京」は「みやこ」ではなく、数の大きさを意味しています。
つまり、「一、十、百、千、万、億、兆、京」「京(けい)」なのです。
だから、「とても大きなお大きな大きな魚」という意味だったんですね。


今回この羊羹を買ったお店は尾道にある、「中屋」さん。
HP http://www.nakaya-honpo.com/syohin_f/item_f/kujira.html

今まで何度も尾道に行っていたのに、まったく気づいていなかった!
知っていたら、絶対お土産にしていたのに!

で、ついでにこれも取り寄せました。
CA395078.jpg
特製バターケーキ♪
フレッシュバターと発酵バターのWバターで、コクと旨みが倍増!

基本に忠実で、丁寧に作られているのが良く分かり、
非常に好感の持てる真面目で美味しいバターケーキでした。

いや~、尾道、なかなか侮りがたし!
(*^人^*)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする