美味しいことは美味しいのだけども、あまりそう作らない肉料理。
それがスペアリブ。
というのも、仕込みと調理に時間がかかるから、
閉店後家に帰り、留守番わんこたちの世話を終えそれから調理に入る身にとっては、
中々に縁遠いメニューなのです。
だって、毎回夕飯にかけれる時間平均で30分以内だから。
それともう一つ作らない理由は食べづらいから。
実はうちの家族は元来肉が大好きというわけはなく、おまけにホルモン系が苦手。
だから普段使うお肉も普通は赤身かバラ肉。
でも、スペアリブって、思いっきり肉肉しいでしょう?
なんてったって骨付きだから、軟骨や血管もそこそこにある。
そんなわけで、今まであまり調理してこなかったスペアリブなんですが、
今週は二回も食卓に登場しております。
なぜ?
ひとつは簡単な調理法(下記参照)に気づき調理時間を短縮できたのと、
もう一つは食べる際骨からきれいに切り分け食べやすくしたこと。
でも実は、本当の理由はそういうものではなく、
肉をそいだ骨を取り出しガスオーブンでこんがりじっくり焼き上げて…
そう!この骨が欲しかったのです!
はい、そうです。
ご推察の通り、これらはすべて、
うちの
わんこたちのおもちゃ代わり!
以前市販のラムのあばら骨を与えてみたら大喜びでバキバキかじっていたので、
どうせならもっとかじりがいのある骨を与えてやりたいと思たわけ。
すると案の定まだ歯の丈夫な子たちは大喜びで骨をかじるし、
もう、歯のないシニアさんたちは、小さくカットした軟骨などを大喜びでパクパク!
特に元気溢れていたずらばかりしている
凸凹コンビにこれを与えると、
「うわぁぁぁ~♪」
と、夢中になってかじり出し、文字通り骨の髄までしゃぶりつくします。
だから、その間はおとなしくなって大助かり。
また食べづらいお肉の部位も、取り分けて小さく刻めば歯のないわんこも大喜び!
だから、捨てるところなくすべて奇麗に消費できてうれしい限り♪
そういや、以前小さい小さい
モコにカットした骨を手に持ちしゃぶらせていたら、
「あぐあぐ!」と一機にかぶりつき飲み込んでしまって、
その後ひやひやしながら、毎日うんちチェックしたもんです。
(その後無事出てきました。)
そんなことも思いだしながら、骨を手にわんこともどもニコニコしております。
凸凹コンビの凸
「わぁ~い骨やぁ~!」
「ぱくっ!」
「よいしょ、よいしょと…」
「ここに隠れて食べるねん♪」
一方こちらは凹
「ガブッ!」
「ガリガリぼりぼり…」
「うまぁ~♪」
何とも豪快!
【簡単スペアリブ】
・仕込み
表面に市販のたれをかけ、全体に馴染ますようにしたのちラップで包んで冷蔵庫で保存。
調理前日でもいいけど、3日ほど寝かすとなおよし。
・調理
①フライパンに並べてから火にかけ、ふたをしてごく弱火で10分。
②お肉をひっくり返してさらに10分。
③ポン酢、酒をかけ回し、ふたをして中火で5分。
④みりんをかけ回し、ふたして中火で5分。(甘口好きならここで砂糖やはちみつも)
⑤ふたを取り焦がさぬよう注意しつつたれを煮詰めつつ強火で仕上げる。
出来上がり♪ヽ(^∀^)ノ
この作り方だと、最初の20分間は火のそばを離れることができるので、
その間、わんこの世話とか、わんこ部屋の掃除とか、ほかの用事ができ助かる!
なお、たれは少し多めに作り、残った分を容器で保存しておくと、
後日豚丼や生姜焼きに転用でき便利!
そうそう付け合わせには…
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独特の香味がしつこい肉料理によく合うのですよ♪